ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

カテゴリ: 楽器

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グレッチDUO JETです。詳細はコチラ↓↓↓


ホールが空いていないホローボディのギター(チャンバードっていうんですかね)の鳴り方が最近のマイブームで、近年の自分の好みに合っていると感じています。ちなみに所有しているZodiacworksのギターもそういう構造です


それはいいとして、本題の「トーンセレクタースイッチ」についてです。
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ちょっと特殊なのがDUO JETなど一部グレッチのトーンのコントロール
トーンが、ポット(連続可変式)ではなくトグルスイッチ(3段階切り替え式)なのです。
(写真右がトーンセレクタースイッチで、左はピックアップセレクタースイッチです)

3段階のトーン切替スイッチは、真ん中がバイパス、上と下はそれぞれ異なる数値のコンデンサに繋がります。当然、ポット式のように自分のサジ加減でちょっとだけトーンを下げるなどといった操作は不可能なので、お世辞にも使いやすい物ではありません…。

そこで、僕の場合は必然的に真ん中固定(トーンバイパス)になるので、スイッチが不用意に切り替わらないようセンターで固定してしまいたいな、と。

固定したい理由は他にもあって、このトーンセレクタースイッチはなぜかカタカタと遊びが多くて、弦振動でスイッチが共振してしまうのです(これはグレッチ全般の話ではなく単純な個体差でしょうけどね)。


使ったのはコチラ!
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ゴムでできたグロメットという、配線の保護やパッキンの代用にする物です。
この写真は使用済みなので中身がいくつか減ってますが、買った時にはもっと入ってます。ホームセンターで普通に安く売られている物です。

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↑↑これは僕が使っている物とはメーカー等が違いますが、サイズは同じだと思います。もし違ったらごめんなさい。


完全なる余談ですが、僕はこのグロメットを めがねのズレ防止のために使っています。
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めがね歴 約30年の僕はこれまでの人生でいろんなメガネのズレ防止策を講じてきましたが、この方法を編み出してから大量に汗をかこうが激しく動こうが全くメガネがズレません!
使い方は最初から空いている穴にメガネを通すのではなく、グロメット側面にキリ等で穴をあけてそこにメガネをグリグリ通します。

すみません、本当に余談でしたね(笑)
本題に戻ります。


このグロメットをトーンセレクタースイッチの根元に装着します。
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右のスイッチの方です。
ノブを外してからグロメットを通し、ノブを戻し上から押さえるといった要領です。
まるで専用品かのようにピッタリやないすか(笑)
これでスイッチが不用意に切り替わってしまうことなくセンター固定できました
そうそう、前述しましたスイッチの共振も押さえられましたよ!


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見た目にもまったく違和感が無い、っていうか気付かないくらいですね (^^)
大成功です

難点(?)は、このグロメットはセンター固定しかできないので、上や下のポジションでスイッチを固定したい場合は使えないことですねー(笑)


使わないなら いっそトーンスイッチへの回路を切るという手もありましたが、たとえバイパスで使うとしてもスイッチという部品を通過することで生まれるグレッチ特有の音はあるでしょうから(微々たるものだとしても)そこは変えたくないなと思い、配線はカットせずにスイッチを固定する手段を選びました(^^)

まぁ僕の場合に限って起こったスイッチの共振(カタカタ音)という物理的な問題は、配線をカットしてもスイッチがついてる以上は解決しないですしね。




次回のライブに向けて、ペダルボードを組み替えました!
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いつものラインナップに、Digitech FREQOUTBOSS Flanger BF-3を追加しました。

僕はたまにしか使わないペダルを歪み前と歪み後に搭載しているジャンクションボックスに適宜追加できるようにしているのですが、FREQOUTとBF-3をジャンクションボックスではなくボードに常設した理由は、
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まず最近導入したFREQOUTはライブ以降もしばらく使って研究してみたい(面白いので)のと、
そして、
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BF-3はイレギュラーとか単発モノとか言いながらなんだかんだで過去のライブ使用頻度は準レギュラー級だからです。
・・・まぁでもFREQOUTは研究の結果スタメンから外れる可能性ありありです(笑)


ただ、ペダルが2つ増えたことで今までのエフェクターボードには載りきらないので、
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ROCKBOARDDUO2.2という横幅62cmのエフェクターボードを久々に引っ張り出してきて鞍替えしました。


さて、信号の流れは以下の写真のようになっております。
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擬似フィードバック発生マシーンのFREQOUTの接続位置はいろいろ試してみたんですが、結局は “ ピッチ変える系ペダル ” のセオリー通りに歪みの前段が一番掛かりが良好でした。ていうか歪みの後段だとほぼ掛かりませんでした。


ちなみに、僕の構想としては タップテンポ入力可のディレイも増やしたいのですが、そうなると現実的にこのボードではサイズ不足なのが悩ましいです。
これ以上大きくするつもりは無いので。。。

って、そういう時のためのジャンクションボックスなんですけどね(笑)
タップディレイも「あれば使えたのに」っていうライブがこれまで何度かあったので、もし一度でも使おうものなら常設することになりそうな気がするのです^m^


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プログラムスイッチャーの無い直列ボードなので 次回のライブは足の操作も忙しくなりそうですが、リハも始まりますし楽しんでいきます!




ペダル検証シリーズの記事を書くのは久しぶりだなぁと調べてみると、前回は去年の8月でした。約9か月ぶりのペダル新規購入だったようです。
昔は気になるペダルがあると興味本位で買ってたんですが、近年はライブで必要に迫られた時しかほとんどペダルは買わなくなりました。


さて、今回はちょっと飛び道具的なペダルです!
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DigitechFREQOUTです。
一言で表すなら擬似フィードバック発生マシンとでも言いましょうか^m^
いかにもデジテックらしい面白いペダルですが、現在はもう生産終了している模様です。


・フィードバック音の音量。
・フィードバックし始めるまでの時間。
・フィードバックのタイプ(7種類)。
・ウェット音のみを鳴らすか、ドライ音も同時に鳴らすか。
・ON/OFFスイッチをラッチ式にするか、モメンタリー式にするか。
という設定ができます。
左のLEDはフィードバックの掛かり具合を視認するためのものです。
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僕は次回のライブでロングトーンのフィードバック音を鳴らしたかったので、いろいろと機材を物色していました。この手のペダルは他にも無い訳ではないし、なんならサスティナー搭載ギターを使うという手もあるんですが、最終的には音質の良さ(リアルさ)だったり細かく設定できる点が多いためこのフリークアウトを選びましたよ。
まぁ買う時点ではあくまでもネットのレビューやユーチューブ頼りですけどね。

使い方と弾き方次第でフルートみたいな音も出せます(笑)
その擬似フルート音も次回ライブで使えそうな場面があるので、タナボタでした。


ちなみに「擬似フィードバック」と聞くと、イメージ的にBOSSのDF-2搭載のフィードバッカー機能やFernandesサスティナーのように永遠に音が伸び続ける物を連想するかもしれませんが、そうではありません。このフリークアウトはあくまでもギター自体が持つサスティーンが入力されている間だけ擬似フィードバックを起こす物です。当然ギター自体の音はどんどん減衰して最終的には無音になりますから、そうなればフィードバックも止まるということです。
単音のみですけど、こんな感じです↓↓↓


ところでこのペダル。
しっかりアイソレートされた信頼性のあるパワーサプライから電源をとることを強くお奨めします!僕はFREE THE TONEのパワーサプライのアイソレート端子から電源をとってノイズ無く快適に使えることがわかりましたが、実は買ってきた当初は他から電源をとったせいか許容できないほどの超特大ノイズが常に出ていたんです
フリーザトーンのパワーサプライを使う前は、歪ませるとOFFでも常時ヒョ〜とノイズが…。OFFでもなかなかな音量のノイズが、ONにするとさらに大きく…(汗)
サウンドハウスのレビューでもそう書いてる人がいたので、故障ではなく仕様なんだと思い込んでしまい、「こりゃループボックスに入れて信号を完全に切り離すしかないな」とループボックス込みでボードを組んだのに、ボードが完成したら…あれ?ノイズが皆無になってるぞ??と
そこでフリーザトーンのパワーサプライのアイソレート端子から単独で電源をとればノイズが出ないということに気付けたのです。

あぶねぇ…危うくライブが終わったら速攻で売る運命になるところでした(汗)
気付けて良かったです

ただ、それでもたまにアンプからビヨヨヨヨ…とノイズが出ることがあります(前述のヒョ〜とは別の性質のノイズです)。もちろん電源環境やお部屋の電気製品、電波などによる可能性はありますので全部が全部このノイズが出ますよとは言い切れませんが。
現状で特に解決策が見当たらないので、このノイズが出始めた時およびFREQOUTを使用しない時は、FREQOUTからDCケーブルを抜くようにしてます(トゥルーバイパスなのでFREQOUTに電源を与えなくても音は出ます)。




代表の松氏が逝去されてから1年とちょっと、公式HPやSNSの発信も途絶えて休業していたZodiacworksから、とうとう業務終了が発表されました。
(ゾディアック公式SNSは順次閉鎖していくとの事ですので、上記にはオリコンニュースのツイートを貼らせていただきました)

日本一売れたエレキギターとして有名なミニギター『ZO-3(ゾーサン)』の開発者として、またHIDEさんや布袋さん、HISASHIさんその他大多数の有名ギタリストのギターを手掛けたことでも名の知れたルシアーの松氏が立ち上げたブランドがゾディアックワークスでした。
特にバンドブーム〜ヴィジュアル系ブームが青春ど真ん中の僕ら世代にとっては、松氏在籍時代のFernandesのアーティストモデルは非常に馴染み深い物ばかりでしたね。。。

常套句で恐縮ではありますが、僕ら世代にとっては「ひとつの時代が終わった」と言っても過言では無いかと思います。


2022年2月に松氏急逝の一報を聞いたあと、特にHISASHIファンの僕は松氏ご本人が手掛けたギターを一度は手にしてみたいという思いが強くなり、このギターを新品購入しました。
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新品購入とは言っても数年間売れずに残っていた個体です。
それをアウトレット価格で購入し、その後Bizen worksさんにリフィニッシュしていただいて現在のこの姿になりました。


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リフィニッシュしたことで “ オリジナル状態では無くなった ” という意味では価値が下がった訳ですが、なによりとても良いギターで音もルックスも非常に気に入ってて 僕の中での価値はむしろ爆上がりしているので、ギターをすぐ売り買いする僕でさえ きっと売らない(売れない)でずっと手元に残しておくことになるんじゃないかな、と。


ゾディアック業務終了の一報に触れ、このギターで撮ってみました。
代表の松さん、そしてZodacworksの皆様、素晴らしいギターをありがとうございました!



ギターアンプのスピーカーキャビネットという物は僕にとって実に罪深い物(?)です。
せっかくサウンド優先で選んでもデカくて重量が重いと外に持ち出すのが億劫になり、部屋でチマチマ鳴らすだけになってしまう。かと言って可搬性を優先して小型軽量のキャビを選ぶと「デカいキャビの方が音が良かったなぁ…」と思わされることもしばしば。

そういうジレンマを痛感するほどに、昨今スピーカーを鳴らさないデジタル環境が主流となっていくのは自然なことだよなぁと理解できるのものの、しかし未だにデジタルに移行できずにいるアナログ人間な僕はやはり令和になっても相変わらずキャビやスピーカーをとっかえひっかえする日々を過ごしているのであります。


というわけで、、
安いMarshallのキャビネットに手を出してしまいました。
AVT112というキャビで、12インチスピーカー1発搭載の物です。
(AVT112Xという語尾に「X」がつくモデルもあるようですが、僕のはXがつかないタイプ)

同じ機種が同じお店からたまたま2台同時に売り出されてたので2台とも買ったんですが、店員さんから「同じ物を2台お買い上げですか??」と確認されました(笑)
まぁ8800円なら「買ってから考えればいいや」という価格ですよね。…ね?


このAVT112というキャビは、お詳しい方ならすぐお察しのようにValvestate AVT2000シリーズコンボの増設用キャビネットです。
購入する時にチラっとググりましたら「500W×470H×290Dmm、14kg」という記述を見つけたので「Marshall 1912キャビと同じサイズじゃん」と思って安心してたんですが、にしてはデカいので測ってみたら横幅600mm, 高さ540mmで、重さは20kgちょいありました…。
公式ではない個人サイトを鵜呑みにしちゃダメですね…(自己責任)


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スピーカーユニットは、CelestionG12-100AVTが載っています。
耐入力は100W。
エンクロージャー自体もそうですが、この頃はまだスピーカーもMADE IN ENGLANDです。

このG12-100AVTというスピーカーはその名の通りマーシャルAVT2000シリーズの一部コンボアンプと当キャビのみに載っていた専用スピーカーなのですが、僕が想像するに同社のG12T-100を基にした物じゃないかと思います。Celestion社はラベルを貼り替えるだけという事例もあるので、なんなら基にしたどころか同一品だったりして(笑)

まぁ素人が勝手に妄想して楽しんでるだけですからね ^m^

余談ですが、AVTシリーズの4発キャビ(AVT412)には耐入力50Wの小さなマグネットのスピーカーが搭載されています(50W×4発=合計200W耐圧)。AVT112は1発だけで大きな耐圧を稼がなきゃいけないので100Wスピーカーが採用されたのでしょうね。


サウンドは非常に好印象です。いわゆる「Marshallキャビの音だよね」っていう聴き馴染みのあるサウンドですね!
エンクロージャーの体積があるため、1発キャビの割には音がコーーンと前に飛んでくる感じではなく2発・4発キャビのような散り感もあります。一般的には「広がり感」「奥行き感」みたいな言い方の方が聞こえが良いんでしょうけど、マーシャルのキャビは良い意味でガッチリ造りすぎていないところが音にも表れているので、モダンで堅牢な他社キャビに対し「散る」という表現をポジティブな意味で使いました!
そんなマーシャルサウンドがこのキャビでもしっかり出力されてると感じます。


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左が、現在メインのRoccaforte12インチ1発キャビ
かなり堅牢な作りで体積も小さく、ハイミッド主体に前にコーーン!と飛び出してくるサウンドです。なので正直 聴き疲れすることも有り、常に一定の緊迫感を与えられている感じ。
そういう意味でマーシャルは何とも言えない安心感とリラクゼーション効果があります(笑)

ちなみに、スピーカーキャビを比較する時ですが、ラインセレクターでキャビを切り替えながら比較するのがオススメです!
使うセレクターは、絶対にスピーカーに対応しているセレクターを使ってください(^^)
(エフェクターにしか使えないようなセレクターはNGです)
僕が使っているのはエレハモのSwitch Blade(旧型)です。


…ところでこうして2種のキャビを並べてみると、高さと奥行きが偶然にもほぼ同じです。
ためしに4台全部積んでみると、
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きれいにシンデレラフィットしました!
1発キャビとは言え4台も並べると、4発キャビ1台より大きくなってしまうんですけどね(汗)


さらにヘッドも積むと、、、
IMG_E0805世界に1台しかないヘッドとの組み合わせにより、唯一無二のスタックが完成(笑)
お遊びで積んだだけなので、全て同時に鳴らすことは無いですけどねー^m^


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これまたコリーナVがよくお似合いで。
しばらく一人撮影会を楽しみました(笑)




次回のサポートライブは珍しくツインギターです。
相方さんはまだコード弾きくらいしかできないギタリストとのことなので、ベーシックなバッキングは彼女にお任せし、僕はいつものように原曲を(良い意味で?)無視したアレンジと歌いまくるコーラスで自由にやらせていただこうと思います ^m^


さて、かつてプログラムスイッチャーを核とした巨大ボードを組んでいた頃の名残りとして大量に余っていたFree The Toneのソルダーレスプラグを処分し、そのお金で同じFree The Toneのスリムタイプのソルダーレスプラグに買い替えました!

FREE THE TONE SLK-SLIM ソルダーレスケーブルキット 世界最小6.5mm厚プラグキャップ パッチケーブル 【フリーザトーン】

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FREE THE TONE SL-SLIM-2P ソルダーレスプラグ 世界最小6.5mm厚プラグキャップ CU-416ケーブル用 パッチケーブル 【フリーザトーン】

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FREE THE TONE SL-SLIM SOLDERLESS SLIMという商品です。
プラグは変わってもこれまでのケーブル(CU-416)は流用できるので、僕はパッチケーブルキットではなくプラグ単体のものを購入しました。

新商品のスリムは、まず文字通りプラグ自体がスリムになったことと、プラグカバーの材質がこれまでの金属製から樹脂製に変わったことにより、エフェクター同士を物理的に近接できるようになりました(^^)

あと色が黒くなったので、存在感が良い意味で薄れる(ボードに溶け込む)ことも視覚的には大きな変化だと思います。まぁ色つきのケーブルやプラグ等で敢えて目立たせる方々もいらっしゃる世界ですけどね(笑)

作り方はこれまでと同様に短時間でとても簡単にできます


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僕はDCケーブルもFree The Toneで揃えているんですが、パッチのプラグがせっかくスリムになったのにDCケーブルのプラグが大きいままなので、結局ペダル間の距離は縮まらず(苦笑)
エフェクターによってDCジャックが横に付いてる物とか上に付いてる物とかいろいろありますから、これは組み合わせによっては仕方ないことですねー(^_^;)


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ジャンクションボックス背面のプラグはペダルボードからかなり出っ張るので、ここがスリムになった恩恵は大きいです。


という訳で、ペダルボード2023初夏バージョン完成!
(ペダルの内訳は変化ナシ)
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改めて見ると、普通に市販品として手に入るペダルはワイヤレスだけなんだよなぁ(笑)

冒頭に書いたように次回のライブは音的(エフェクト的)にもちょっと遊ばせてもらう予定なので、現状でペダルをあと2個は追加する予定のため、完成とは言ったものの一時的に大きめのボードに組み直すと思います(^^)



皆様、ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか!
僕は珍しく、今年は連休を入れて休暇を満喫しました(^^)

…が、今日からは通常運転です(笑)


休暇1日目は室蘭方面へ、そして2日目は旭川方面へドライブに行ってきたのですが、ドライブ先のリサイクルショップでこんなアコギと出会いました
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FenderCaliforniaというアコースティックギターです。
遠巻きにはキレイに見えると思いますが、きっと長く放置されていたんだろうなと容易に想像できるような埃&汚れまみれの状態です。


貼られていたお店の値札によると1983年製だそうです。
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たぶん、この「3」から始まる6桁の番号から83年製と判断したんだと思われます。

「C-3」というのはランクを示す型番で、同時期に「C-3」「C-5」「C-7」という3機種が存在していたと記されたサイトがあったのですが、他にも「C-2D」という物もあるようです。


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ストラトヘッドがカッコイイですね(^^)
中抜きのモダンロゴ2つのストリングリテイナーが80年代を思わせます。
指板のローズウッドは薄茶色になってすっかり水分・油分が抜けてしまった様相。。


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Fenderロゴ入りGOTOH製ロトマチックタイプのペグ
なぜか5弦と6弦ペグの取り付けが斜めっています(汗)
カリフォルニアシリーズは一説によると日本のヤイリ製とかフジゲン製と言われているのですが、こんな凡ミスはちょっと信じがたいですね。。


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ひげ型の可愛いブリッジ。サドルが割れてしまっているのですが、このおかげで難アリ品として安く買えたというわけです。サドルなんてあとからいくらでも交換できますからね。
…しっかしどうやったらこんな割れ方するんでしょうね(笑)


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ボディバック。
シールが貼られてしまってますが、Fenderのシールなのでこのままにしておきましょう(^^)


という訳で、あとはバラして磨いて…といういつもの作業。
まぁバラすと言ってもアコギなので外す部品はペグくらいなもんですけどね。


あっという間に完成です!
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もちろん年式相応に小傷はありますが、とてもキレイになりました(^^)
ほとんど弾かれてないんじゃないかっていうくらいフレットも減っていません


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上のツイートにも書いた通り、弦高は12フレット上で6弦1.8mm、1弦1.3mというめっちゃ弾きやすい状態になりました。
(※ 2023.5.13追記 レギュラーチューニングで置いておくと多少 弦高が上がりました)

アコギでこれくらい低くすると強くストロークした時にビビりやバズが鳴ってしまったり、そもそも多少高いくらいの方が生鳴りにとっては有利だと思うのですが(私感)、このギターに関しては前述の弦高にしてもそれらの不満は全く感じないです(^^)

ていうか、長く放置されていたせいかまだ本来の鳴りっぽくないこともあり、むしろもっと弦高を下げて多少のバズ音も鳴らしたいくらい。


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斜めに取り付けられていた6弦・5弦ペグも、ネジ穴を開け直して真っすぐにしました。
いい感じのマホガニーですよね!


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ヘッドもキレイになりました。
乾燥し油分も抜けて見た目にもカラッカラだったローズウッド指板もいい色を取り戻しました(^^)

あと、正直 僕には存在価値がよくわからなかった(苦笑)3〜4弦のストリングリテーナーは、とりあえず外してみました。

このギターに限らずFenderは70年代の途中からリテイナーを2個に増やしますけど、どういう意図があってのことなのでしょうか。のちにまた1個に戻るということは必要性があまり無かったということなんですかね??


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割れていたサドルは、とりあえずプラの安い汎用サドルに交換。
まずはお金をかけずに最低限弾ける状態にして「使えるギターだ」「伸びしろのあるギターだ」と判断できれば、それから改めて牛骨製などに交換すれば良いという考えです。
ロクに弾けない状態だと、良いも悪いも何も判断できませんからねー。

指板同様、カラッカラだったローズウッド製ブリッジの色艶も復活


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ボディサイド&バックは実はさり気なくトラ目が入った木材なのですが、ご覧のように写真では全然わからないほどの薄いトラ目です(笑)
カラーリングのせいもありますけどねー。


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このギターに関する情報はネット上にもかなり少なくてスペック等は正直全然わからないのですが、トップのスプルースは目視で単板でした(サウンドホールからトップ材の断面を見れば判断できます)。


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前述の通り長らく放置されていたことが容易に想像できるようなルックスとサウンド(音量的にも音質的にも)。ぶっちゃけこのままだと「う〜ん…」という感じのサウンドなのですが、まぁポジティブに考えるならあとは伸びしろしかないとも言えますので、しばらくストロークでガシガシ鳴らしてしっかり振動させてやりたいと思います(^^)


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※2023.5.13 追記
余計な歌声も入ってますが(笑)、動画を撮ったので貼っておきます!




コチラで紹介しました、グレッチデュオジェットG6128T-62
↓↓↓


このリンク先にも書きましたように、そもそもフロントのハムバッカーがあまり得意じゃない僕は、デュオジェットのフロントピックアップももっとパキッとした音にしたいと思っていました。

しかしグレッチほぼ未経験の僕にとってグレッチのピックアップは未知の世界。。。
調べてみると純正のピックアップ(フィルタートロン)はハイロートロンというピックアップと互換性があるということがわかったので、交換してみることにしました!


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まずこちらが純正のGRETSCH FILTERTRON(フィルタートロン)というピックアップ。


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そしてこちらが今回交換するTV JONES HiLoTRON(TV-HT)というピックアップです。
TV JONESというメーカーはグレッチのギターに純正で採用されることもある、いわばグレッチ公認のリプレイスメントピックアップメーカーという感じらしいですね。

このハイロートロンというピックアップは、前述のフィルタートロンから1列ポールピースを抜いてシングルコイル化した構造だそう。でも中身のコイルは2列あるのでハムキャンセル効果は活きててノイズに強いという物だそうです。
そしてサイズやネジ位置などはフィルタートロンと共通なので無加工で交換できるとのこと。

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…さて、ピックアップ交換の前に。。。

前述のようにグレッチほぼ未経験の僕は、マスターボリュームやトーンセレクトスイッチという特殊なコントロールがあるこのデュオジェットがどのような配線になっているのかをまず知る必要があります。
裏蓋を外して中の配線材を1本1本辿ってみると、、、
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このような流れになっていることがわかりました。
レスポールのように「行って帰って」という長い配線の引き回しに加えてマスターボリュームとトーンスイッチも挟むという特殊な配線ですね。配線材が短いほど電気信号はロスしないんでしょうけど、この引き回しだからこそのグレッチサウンドなのでしょう(^^)

このように距離のある配線だからこそ、配線材の交換で音が変わる楽しみも味わえそう。まぁ今回はピックアップしか交換しませんけどね(笑)


という訳で配線の仕組みをわかっていないうちは面倒なのかなぁ…と心配だったピックアップ交換ですが、普通にレスポールのようにボリュームポットに繋ぎ換えるだけとわかりました
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難なく交換完了
フィルタートロンと同サイズとのことでしたが、厳密にはハイロートロンの方が外寸が若干小さいですね。でも無加工で交換可能という意味ではその通りでした(^^)


もちろん細かな追い込みは後々必要ですが、まずは大まかにピックアップ自体やポールピースの高さを調整し、交換前に撮っておいた動画と交換後との簡単な比較動画を作ってみたのでぜひご覧ください!
交換前と交換後は、アンプやエフェクター、カメラのセッティングはもちろん変えていません。

大まかには、純粋にハムバッカーとシングルコイルの一般的な差をまず感じますね。ただどちらにも共通するグレッチサウンドがありますね!クランチでコードを鳴らした時にブロロロンと巻き舌になるあたりに「不良っぽさ」を感じるんですよねー^m^

フィルタートロンの5〜6弦のブーミーさと音が引っ込む感じを共に軽減させたいというのが僕の希望でしたが、その点では交換後のハイロートロンの方が好みに近づけたと言えます
ただ総じて言えるのは「どっちも好き」ですねー(笑)


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一般的なシングル - ハムのギターと同様に考えれば現場では扱いやすいギターになったと言えますし、僕が演っているようなキーボード等もいるポップス・歌謡曲バンドではハイロートロンの方が埋もれない気がしますね!
…まぁそもそもグレッチに扱いやすさや汎用性を求めるのもどうなの?って気もしますが(笑)

あと前述した「構造的にノイズに強い」という件ですが、リアのフィルタートロンと比較するとハイロートロンの方がノイズは大きいです。。

これで決定!!…とまではまだ言い切れませんが、もうちょっとハイロートロンと付き合ってみてどっちにするか決めたいと思います。正直、TV JONES製のフィルタートロンもちょっと気になり始めちゃったり…(笑)^m^




以前、こちらの記事でSHUREワイヤレスシステム GLXD16について書きました。
↓↓↓


しかし、なんとこれを買った直後に新型が発売されました(笑)。
ずっと後継機種の発表もないまま販売終了から数年経っていたのに、まさか僕が買った直後に新型が出るとはねぇw

という訳で、
新型、買いましたよね(笑)
SHURE GLXD16+です!

旧型からの変化は、見た目が多少変わったり、バッテリーの持ち時間が伸びたり、という感じで車でいうところの所謂マイナーチェンジといったところ。
正直この変化だけなら旧型のままでいいと思ったんですが、僕的に買い替えを決断させられた一番の進化がコチラです。
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新たに受信機(レシーバー)にINPUTジャックが増設されたのです!
これでワイヤレスじゃなく普通にシールドを挿して使用することもできるようになりました。
万が一送信機(トランスミッター)側にトラブルや充電切れ等があってもワイヤードで使用することができるという訳です

「トラブった時は受信機をボードから外しちゃえばいいじゃん」とお思いかもしれませんが、受信機はチューナーも兼ねているため、受信機を外すということはチューナーも無くなるということを意味するのです。なのでインプットジャック増設はすばらしい危機回避仕様と言えますね


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「受信機がペダル型だからついでにチューナー機能でも付けときますか」みたいな簡易的なものだと思ったら大間違い!な高精度チューナーも引き続き健在


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トランスミッターとギターを繋ぐケーブルは純正品が付属してきますが、僕は旧型の時に別途購入して使っていたOYAIDEのケーブルを新型でも流用しています。


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サウンドや電波の良さ、操作性や堅牢さなどは旧型の時点でなにも文句なしだったので、その辺は旧型から良い意味で変わらずそのまんま引き継がれているのが嬉しいですね!


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「ルールは無いけどセオリーは有る」
とはペダルの接続順の話の時によく言われる常套句ですね。

エフェクターの接続順において、基本的にコンプレッサーは歪みペダルの前段に繋ぐのが「セオリー」なのですが、ギタリストの今堀良昭さんがご自身のYoutube歪みの後ろにコンプを繋いでいるとおっしゃっていたので、僕も試してみました!


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僕のメインのペダルボード。
ペダルの接続順は単純に右から左で、歪み2台(茶色いペダル)の後段にコンプ(パグ柄のペダル)が繋がっています。

この接続順が活きるのは、アンプはクリーン設定でペダルで歪ませてる場合です。
ギターボリュームを下げてクリーンにした時、歪みと同時に音量やハイも落ちてしまうので それを後段のコンプで持ち上げてやるという意図なのです

なぜコンプが歪みの後ろじゃなければいけないかと言うと、歪みの前に繋いだコンプは歪みペダルの「ゲインブースター」にもなってしまうから(だと思いますw)。
この辺りは繋ぐ場所によって役割が変わるクリーンブースターにも通じる部分だと思うんですが、コンプレッサーは小さい信号を増幅し大きい信号を抑えるという働きなので、単純に増幅だけするブースターとはまた作用が異なってくるんだとも思います。


この接続順は、たしかに手元のボリュームを落としてクリーンを作る場合に非常に有効だと感じました!
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ただ注意点もあって、所有している他の某コンプ2台も同じように試したところ、ノイズが際立ってしまうコンプや、純粋に音のキャラ的に向かないコンプもあると感じました。

歪みの後ろに繋ぐペダルのキャラは最終的な出音により反映される(音を大きく変えるポストEQ的な感じ)ので、結構強いキャラを持ったコンプはお気に入りの歪みペダルの音を大きく変えてしまいがちです。まぁ結果的にそれが好きな音になるならOKなんですけどね。

あと、ギターボリュームを落として作るクリーンは基本的にハイが落ちる傾向にあることを考えると、それを持ち上げるには丸い音のコンプよりもシャキッ!としたキャラのコンプの方が落ちたハイを補えると思います(私感)。


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何か不満があると別の機材に買い替えるのではなく、今ある機材の使い方を変えてみることで違う音を作る大切さに 大いに気付かせていただいた思いです(^^)
今堀さん、これからもYOUTUBE参考にさせていただきます!




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