ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

カテゴリ:楽器 > ペダル関係

お遊び用の安ギターや、バラされてるギターを除き、現在3本のエレキギターを所有してます。
改めてその3本を紹介しようかと思います(^^)


まずは不動のメイン。
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KANJIのストラトタイプです。2014年製。
これ1本あればどんな場面でもイケる、っていうくらいのメインギターです。
ピックアップを交換(詳しくは後述)、ブリッジをCallahamに交換しています。
アルダーボディメイプルネックハカランダ指板という王道スペック。


続いては、
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Zodiacworksのギターです(型番覚えられず…)。2010年代中期くらい製。
オリジナルの部分は木部くらいで、パーツはほぼ総交換しています。塗装はBizenにリフィニッシュしてもらい、ハードテイルだったのをRanmaru Guitarsでトレモロ化modしてもらってます。
メイプルトップコリーナバックのホローボディメイプルネックローズ指板です。


最後に、
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KAPAのContinentalです。1965年製。
ボディーがKAPA製、他はネック含めてHofner(ポールマッカートニーのバイオリンベースで有名ですね)製というアメリカンビザールです。
電気系統を総交換し、他もちょこっと手を加えています。
木材不明(マホガニー系の色)ボディメイプルネックハカランダ指板です。


この3本のエレキギターで、1つの動画を作ってみました!
スピッツのバニーガールの間奏です。
※このブログ上で再生するよりTwitterに移動してから見ていただいた方が音質は良い気がします(?)
撮る時はなんとなーく「このパートはこのギターが合うかな〜?」程度でギターを選んだんですけど、撮り終えてミックスしてみたらそれぞれ演奏に似合った良いチョイスだったな、と(笑)


まず左上のコードストロークのバッキングKanjiのセンターピックアップで弾きました。
ピックアップはJun Tone Pickupsのジナパパシグネーチャーモデルです。4年半ほど前に作っていただき、ずっと愛用しております(^^)
実は僕ストラトのセンターってほとんど使わないのですが、こうして他のパートとミックスするとバッキングにちょうどいい位置に収まる感がすごいありますね!良い発見でした
ほぼクリーンに聴こえるかもしれませんが、Tricolors Caper Mollyでそこそこ歪ませています。


続いて右上のクリーンリード(?)。KAPAのミックスポジションで弾きました。
このギター特有のサスティーンの無さ(というかアタックが強いので減衰が早く感じる)がよりよく伝わってるなと(笑)。
ピックアップはTom Andersonのミニハムで「レイヴォーンのサウンドをミニハムサイズで表現」という触れ込みのモデルです。フロントとリアのミックスにすると、この動画で聴かれるようなプリプリっとしたクリスピーな音です(^^)
Tricolors Caper Mollyでキラキラ感を加えていますが、ゲインは下げててほぼクリーンです。


最後に下のドライブしたリードZodiacのリアピックアップで弾きました。
ピックアップはJUN TONE PICKUPSのアルニコロッドソープバー。見た目はP90に見えますが内部構造はフェンダータイプと同様にアルニコロッドのシングルコイルです。歪ませるとホローボディ特有のジャキジャキ感が強く出てくるギターなのですが、こうして他パートとミックスするとしっかり太さや艶感もあってすごくいい感じですね
Tricolors Eugene The Jeep + Maxon OD-808で歪ませています。


ちなみにこの3つのパートは、アンプのセッティング(つまみの位置)は全て同じです。
アンプヘッドはFender SHOWMAN。キャビはRoccaforte。カメラはiphone13miniにZoom iQ6マイクを取り付けていて、撮影後のイコライジング等はしていません。

なお、全てのパートでFree The ToneのコンプSilky Grooveをオンしてます。
また、KAPAパートではZauber Pedals Abyss(ディレイ)をショート設定でオン。Zodiacパートでは同じくAbyssをロング設定でオンしています。


というわけで、動画も交えてスタメンギター3本を紹介させていただきました!
自分にとっても改めてそれぞれの良さを再確認する良い機会になりました(^^)




ペダルボード、組み替えました!
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スタメンは相変わらずの顔ぶれですが、新たにFree The ToneのSilky GrooveMaxonのOD-808を加えましたよ!
その代わり、BossのフランジャーBF-3とDigitechのFreqoutを外しました。


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ギターの信号はまずSHUREのワイヤレスの受信機からFree The ToneのSilky Groove(コンプ)に入ります。

ところで、このワイヤレス受信機に近接させたペダルをONにすると「カタカタカタカタ…」というノイズが発生します(歪ませるとより目立つ)。そのノイズは近接させたペダルをOFFにすれば全く出ず、またワイヤレスにシールドを挿してギター入力をワイヤードにしている時もノイズは全く出ません。完全に電波によるノイズってことですかね。。。

上の写真で、受信機とコンプを離して置いているのは、近接させずにこれくらい離して置けばノイズが出ない(出にくい)からです。

うーん…ワイヤレスやめようかな(汗)

※ ワイヤレスに関して追記あり。記事の一番下に追記しています。


Free The ToneのコンプSilky Grooveをオンにしたクリーンのサウンドがコチラです↓↓



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コンプを出た信号は右上の1個目のジャンクションボックスへ。
そこから、歪みセクションであるTricolorsのCaper Molly → MaxonのOD-808 → TricolorsのEugene the jeepの順に通り、その後 左上の2個目のジャンクションボックスへ。

例えば、ワウを使うライブでは1個目のジャンクションボックス(歪み前)に繋ぎ、コーラスなどモジュレーション系などを使う時には2個目のジャンクションボックス(歪み後)に繋ぐ、といった想定のレイアウトです。

他にも、新しい歪みペダルやブースターなどを試したい時など、歪みのプリとポスト好きな方に挿し込んで試奏することができるのでめちゃくちゃ便利です(^^)


歪みセクションのサウンドをいくつか貼っておきます。
このクランチCaper Mollyをローゲインで使っています。


こっちは冒頭のリードがEugene The Jeepで、開始10秒からのクランチがCaper Mollyです。ひとつ前の動画も同じCaper Mollyですが こっちの動画の方がGAINを上げてます。


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そして最後にZauber PedalsのAbyss(モディファイ物)です。
市販品の通常Abyssはディレイなのですが、僕のオーダー物はそこにミッドブースターとリバーブを追加してもらっています。
主にギターソロの時、スイッチ1つ踏むワンアクションだけでディレイON・ミッドブーストON・音量ブーストONという3つの変化を同時にできるライブ仕様です!

リバーブは基本的に常時ONなので、敢えてスイッチは排除してもらいました。リバーブが不要な時はツマミをゼロにすれば完全に消えます。

そうそう、Zauer Pedalsと言えば前述のジャンクションボックスもZauber Pedalsにオーダーして作っていただいた物です。僕の札幌ジャンクションの標識のようにデザインを指定できるので楽しいですよ



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僕のように自分のバンドを組んでおらず サポートで弾くギタリストは、依頼によってはロックやポップスからそれこそ歌謡曲や演歌までやるので、「どんな曲が来ようとも大抵の音色は出せます!」っていう状況を常に用意しておくのはハッキリ言って無理です(マルチエフェクターでも使えばかなり対応できるんでしょうけど)。

また、「あれがあったらいいかも。あれも使うことありそう。」みたいな感じで予め用意しておくと、それこそボードがどんどん大きくなってしまいます(以前の僕がそうでした)。

なので、「1曲しか使わない」「ワンフレーズでしか使わない」みたいな単発のエフェクターをいつものボードに組み替え無しで挿入できるようにしたのが、このジャンクションボックスを用いたエフェクターボードなのです(^^)

なんだかんだでライブやるたびにイレギュラーなペダルを大抵1個は挿入してるので、ジャンクションボックスは本当に良い案だったなと自画自賛してます(笑)


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裏面はこんな感じです。
基本的に直列ボードなので、ケーブルの数も多くないしスッキリしてます。
パワーサプライ、パッチケーブル、DCケーブルは全てFree The Toneで統一してます


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Maxon OD-808(80年製)は、最近アンプをFenderに替えたことでやっぱりフェンダーアンプとチューブスクリーマーのマッチングは最高だなということで載せました。でもいずれ気分次第ではビンテージじゃなく現行品TSになってるかもしれません^m^

コンプに関してはコチラに詳しく書いてますので、ご興味あれば読んでみてください!
↓↓↓



※2023.9.19追記
ワイヤレス、やめました。。。
ワイヤレスはケーブルで繋がっていないのでフットワークが軽くなるはずなのですが、それは僕にとってあくまでも『物理的』なことであって、気持ちや精神衛生(?)等の面ではワイヤードの方が身軽になるような気がします。
あくまでも「僕にとっては」という話ですよ(^^)





先日ツイッターにアップしました、この動画↓↓↓
開始20秒からのクリーントーンの曲ですが、じつはこれあとからリードパートの音量を加工しています(音質とかではなく、あくまでも音量だけです)。

特にクリーントーンにおいては、弾き方やピッキングの強弱によって音量が大きいところ小さいところの差が生じるのは当たり前なんですが、それがバンドだったりオケやバッキングに合わせて録ったりすると埋もれてしまう箇所(聴こえにくくなる箇所)、そしてその小さい箇所に合わせて全体の録音レベルを上げると逆に聴こえすぎてしまう箇所ができてしまうのです。

当然ですが1人で弾いてる(他楽器の音が無い)場合だと埋もれようがないし、そもそも他楽器との音量バランスを気にすることすら無いので、まったく気にならないんですけどね。

で上の動画ですが、開始20秒以降のクリーントーンの曲ではリードパート(フロント単体と書いてる方)を3〜4分割くらいに細かく区切って、小さいところは大きく、大きいところは小さく…という具合に音量だけあとから加工してあるのです。


そんな作業をしながら思ったわけです。
やっぱりコンプ必要だなと…!
(久しくコンプを使っていなかったんです)

という訳で、
コンプをMy new gearです(^^)
Free The ToneSILKY GROOVE SG-1Cというコンプレッサーです!

尊敬するラルクのKENさんも使っているので選びました。
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左上から時計回りに、LEVELSUSTAINATTACKMIXというコントロールです。
ペダルコンプとしては非常にわかりやすいコントロールで僕が説明するまでもなく皆様の方がお詳しいと思います。

特徴はFree The Toneのコンプではこの機種から新採用されたというMIXツマミでしょうか。読んで字の如くドライ音とウェット音のミックスバランスを設定するツマミなんですが、それぞれが分離せず自然に混ざり合って聴こえるように位相など緻密に設計されているそうです。まぁ難しいことは僕にはわかりませんが、とにかく聴感上の気持ち良さはハンパないことは良くわかります!(笑)


音を撮ってみました!
これは冒頭に載せた動画と違ってオケが無くギター1本のみという意味では音抜け云々や音量バランス等を検証する主旨のものではないんですが、全体の雰囲気がKENさんのクリーントーンのようになってとても気持ちいいです!(俺得w)

いやこの雰囲気はコンプじゃなくディレイやリバーブによるところでは?と思われる方もいらっしゃると思いますが、コンプによってアタックの強弱やサスティーンの残り具合が変化することによってそこに掛かってくる後段のディレイの響きも当然変わるため、結果的に全体のニュアンスや雰囲気が大きく変わるものなんです(^^)


あと僕が特に良いと思った点を語らせてください!(笑)

コンプという物は、強いカッティングやコードストロークなど『元々レベルの大きい音』と、単音やアルペジオなど『元々レベルの小さい音』のどちらに寄せてセッティングするかによって片方の圧縮具合がわざとらしくなってしまいがちなんですが、Silky Grooveは常に一定レベルのドライ音(原音)をミックスできるため、そういう不自然さやわざとらしさがほぼ無いです!

それに付随し、ハムバッカーのギターでコンプが強く掛かり過ぎる(掛かり過ぎて聴こえる)ということもまったくありませんでした!
今までいろんなコンプを使ってきましたが、僕の中ではシングルコイルとハムバッキングでコンプを同じ設定のまま使えるというのはめちゃくちゃ画期的なことなんです!(伝われ…!)


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フリーザトーンのシルキーグルーヴ、めちゃくちゃ気に入りました!!

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下手なりに人生の半分以上の年月ギターを弾いてきましたが、どっちかと言うと『ギターの演奏』よりも『機材いじり』が好きです。
そんな僕ですが、こう見えてライブ前には意外としっかり練習するんですよ(笑)


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これが僕の練習セット
30cm四方のスペースに収まりきるような規模のセットです^m^


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アンプは、LANEYのMINI-SUPERGという電池駆動のミニミニアンプ。
物価高騰で最近値上がりしたみたいですが、中古なら今でも3000〜4000円で買えるような小さいアンプです。音はめちゃくちゃ良いです!
コチラ↓↓でちょっと詳しく書いてますので、ご興味ありましたら是非読んでみてください。

他のミニアンプや、練習用として市民権を得ているYAMAHA THRやBOSS e-BANDなんかも所有しましたが、サウンドだけで言うならこのLANEYが一番好きです。


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続いてはVOX AC1 Rhythm
これもアンプですが、僕はアンプとしては使用せずにリズムマシン機能のみを使用しています。VOXのヘッドホンOUTからLANEYのAUX INに繋ぎ、リズム音はLANEYから鳴らしています。
テンポ設定はダイヤル式なので正確なBPM入力は不可ですが、内蔵リズムパターンが多いし使えるリズムがしっかり網羅されているので、練習用としては最高です!


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続いてはBOSSのブルースドライバーBD-2(Zauber Pedalsモディファイ)です。
LANEYのアンプ直でもそれなりに歪んでくれるんですが、もう一押し歪みが欲しい時にゲインブースターとして使用しています。
キャラの味付けはほとんど無く、ゲインを少しUPさせるだけといった使用です。


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最後はパワーサプライ、GuyatoneのAC105です。
ここからFREE THE TONEの4分岐DCケーブルで前述の各機材たちに電源供給しています。…まぁ全て電池でも動く物ばかりなんですけどね(^^)


といった練習用機材たちを使い、こんな音↓↓で練習しています!
この動画ではリズムマシンは鳴らしていないですけどね。
ピッキングの生音がハッキリ聴こえるくらいアンプは小音量ですが、それでも僕的にはとても満足な音で練習できています!
いわゆる「ベッドルーム ボリューム」と言われるような小さい音量で鳴らすなら、デカい真空管アンプよりも 小出力の小型アンプの方が音的には満足できると言っちゃって良いかと


あ、最後にギターですが、上の動画では届いたばかりのレスポールコピーを弾いてますが、
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職場に常時置いているのは、このK-Garageのギター1本です。
1万円しないで買った安ギターですが、十分すぎるくらい使えます(^^)
ピックアップと電装系、ペグは交換していますけどね。


という訳で、今回はちょっと趣向を変えて練習用機材の紹介でした!




次回のライブに向けて、ペダルボードを組み替えました!
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いつものラインナップに、Digitech FREQOUTBOSS Flanger BF-3を追加しました。

僕はたまにしか使わないペダルを歪み前と歪み後に搭載しているジャンクションボックスに適宜追加できるようにしているのですが、FREQOUTとBF-3をジャンクションボックスではなくボードに常設した理由は、
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まず最近導入したFREQOUTはライブ以降もしばらく使って研究してみたい(面白いので)のと、
そして、
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BF-3はイレギュラーとか単発モノとか言いながらなんだかんだで過去のライブ使用頻度は準レギュラー級だからです。
・・・まぁでもFREQOUTは研究の結果スタメンから外れる可能性ありありです(笑)


ただ、ペダルが2つ増えたことで今までのエフェクターボードには載りきらないので、
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ROCKBOARDDUO2.2という横幅62cmのエフェクターボードを久々に引っ張り出してきて鞍替えしました。


さて、信号の流れは以下の写真のようになっております。
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擬似フィードバック発生マシーンのFREQOUTの接続位置はいろいろ試してみたんですが、結局は “ ピッチ変える系ペダル ” のセオリー通りに歪みの前段が一番掛かりが良好でした。ていうか歪みの後段だとほぼ掛かりませんでした。


ちなみに、僕の構想としては タップテンポ入力可のディレイも増やしたいのですが、そうなると現実的にこのボードではサイズ不足なのが悩ましいです。
これ以上大きくするつもりは無いので。。。

って、そういう時のためのジャンクションボックスなんですけどね(笑)
タップディレイも「あれば使えたのに」っていうライブがこれまで何度かあったので、もし一度でも使おうものなら常設することになりそうな気がするのです^m^


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プログラムスイッチャーの無い直列ボードなので 次回のライブは足の操作も忙しくなりそうですが、リハも始まりますし楽しんでいきます!




ペダル検証シリーズの記事を書くのは久しぶりだなぁと調べてみると、前回は去年の8月でした。約9か月ぶりのペダル新規購入だったようです。
昔は気になるペダルがあると興味本位で買ってたんですが、近年はライブで必要に迫られた時しかほとんどペダルは買わなくなりました。


さて、今回はちょっと飛び道具的なペダルです!
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DigitechFREQOUTです。
一言で表すなら擬似フィードバック発生マシンとでも言いましょうか^m^
いかにもデジテックらしい面白いペダルですが、現在はもう生産終了している模様です。


・フィードバック音の音量。
・フィードバックし始めるまでの時間。
・フィードバックのタイプ(7種類)。
・ウェット音のみを鳴らすか、ドライ音も同時に鳴らすか。
・ON/OFFスイッチをラッチ式にするか、モメンタリー式にするか。
という設定ができます。
左のLEDはフィードバックの掛かり具合を視認するためのものです。
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僕は次回のライブでロングトーンのフィードバック音を鳴らしたかったので、いろいろと機材を物色していました。この手のペダルは他にも無い訳ではないし、なんならサスティナー搭載ギターを使うという手もあるんですが、最終的には音質の良さ(リアルさ)だったり細かく設定できる点が多いためこのフリークアウトを選びましたよ。
まぁ買う時点ではあくまでもネットのレビューやユーチューブ頼りですけどね。

使い方と弾き方次第でフルートみたいな音も出せます(笑)
その擬似フルート音も次回ライブで使えそうな場面があるので、タナボタでした。


ちなみに「擬似フィードバック」と聞くと、イメージ的にBOSSのDF-2搭載のフィードバッカー機能やFernandesサスティナーのように永遠に音が伸び続ける物を連想するかもしれませんが、そうではありません。このフリークアウトはあくまでもギター自体が持つサスティーンが入力されている間だけ擬似フィードバックを起こす物です。当然ギター自体の音はどんどん減衰して最終的には無音になりますから、そうなればフィードバックも止まるということです。
単音のみですけど、こんな感じです↓↓↓


ところでこのペダル。
しっかりアイソレートされた信頼性のあるパワーサプライから電源をとることを強くお奨めします!僕はFREE THE TONEのパワーサプライのアイソレート端子から電源をとってノイズ無く快適に使えることがわかりましたが、実は買ってきた当初は他から電源をとったせいか許容できないほどの超特大ノイズが常に出ていたんです
フリーザトーンのパワーサプライを使う前は、歪ませるとOFFでも常時ヒョ〜とノイズが…。OFFでもなかなかな音量のノイズが、ONにするとさらに大きく…(汗)
サウンドハウスのレビューでもそう書いてる人がいたので、故障ではなく仕様なんだと思い込んでしまい、「こりゃループボックスに入れて信号を完全に切り離すしかないな」とループボックス込みでボードを組んだのに、ボードが完成したら…あれ?ノイズが皆無になってるぞ??と
そこでフリーザトーンのパワーサプライのアイソレート端子から単独で電源をとればノイズが出ないということに気付けたのです。

あぶねぇ…危うくライブが終わったら速攻で売る運命になるところでした(汗)
気付けて良かったです

ただ、それでもたまにアンプからビヨヨヨヨ…とノイズが出ることがあります(前述のヒョ〜とは別の性質のノイズです)。もちろん電源環境やお部屋の電気製品、電波などによる可能性はありますので全部が全部このノイズが出ますよとは言い切れませんが。
現状で特に解決策が見当たらないので、このノイズが出始めた時およびFREQOUTを使用しない時は、FREQOUTからDCケーブルを抜くようにしてます(トゥルーバイパスなのでFREQOUTに電源を与えなくても音は出ます)。




次回のサポートライブは珍しくツインギターです。
相方さんはまだコード弾きくらいしかできないギタリストとのことなので、ベーシックなバッキングは彼女にお任せし、僕はいつものように原曲を(良い意味で?)無視したアレンジと歌いまくるコーラスで自由にやらせていただこうと思います ^m^


さて、かつてプログラムスイッチャーを核とした巨大ボードを組んでいた頃の名残りとして大量に余っていたFree The Toneのソルダーレスプラグを処分し、そのお金で同じFree The Toneのスリムタイプのソルダーレスプラグに買い替えました!

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FREE THE TONE SL-SLIM-2P ソルダーレスプラグ 世界最小6.5mm厚プラグキャップ CU-416ケーブル用 パッチケーブル 【フリーザトーン】

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FREE THE TONE SL-SLIM SOLDERLESS SLIMという商品です。
プラグは変わってもこれまでのケーブル(CU-416)は流用できるので、僕はパッチケーブルキットではなくプラグ単体のものを購入しました。

新商品のスリムは、まず文字通りプラグ自体がスリムになったことと、プラグカバーの材質がこれまでの金属製から樹脂製に変わったことにより、エフェクター同士を物理的に近接できるようになりました(^^)

あと色が黒くなったので、存在感が良い意味で薄れる(ボードに溶け込む)ことも視覚的には大きな変化だと思います。まぁ色つきのケーブルやプラグ等で敢えて目立たせる方々もいらっしゃる世界ですけどね(笑)

作り方はこれまでと同様に短時間でとても簡単にできます


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僕はDCケーブルもFree The Toneで揃えているんですが、パッチのプラグがせっかくスリムになったのにDCケーブルのプラグが大きいままなので、結局ペダル間の距離は縮まらず(苦笑)
エフェクターによってDCジャックが横に付いてる物とか上に付いてる物とかいろいろありますから、これは組み合わせによっては仕方ないことですねー(^_^;)


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ジャンクションボックス背面のプラグはペダルボードからかなり出っ張るので、ここがスリムになった恩恵は大きいです。


という訳で、ペダルボード2023初夏バージョン完成!
(ペダルの内訳は変化ナシ)
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改めて見ると、普通に市販品として手に入るペダルはワイヤレスだけなんだよなぁ(笑)

冒頭に書いたように次回のライブは音的(エフェクト的)にもちょっと遊ばせてもらう予定なので、現状でペダルをあと2個は追加する予定のため、完成とは言ったものの一時的に大きめのボードに組み直すと思います(^^)



以前、こちらの記事でSHUREワイヤレスシステム GLXD16について書きました。
↓↓↓


しかし、なんとこれを買った直後に新型が発売されました(笑)。
ずっと後継機種の発表もないまま販売終了から数年経っていたのに、まさか僕が買った直後に新型が出るとはねぇw

という訳で、
新型、買いましたよね(笑)
SHURE GLXD16+です!

旧型からの変化は、見た目が多少変わったり、バッテリーの持ち時間が伸びたり、という感じで車でいうところの所謂マイナーチェンジといったところ。
正直この変化だけなら旧型のままでいいと思ったんですが、僕的に買い替えを決断させられた一番の進化がコチラです。
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新たに受信機(レシーバー)にINPUTジャックが増設されたのです!
これでワイヤレスじゃなく普通にシールドを挿して使用することもできるようになりました。
万が一送信機(トランスミッター)側にトラブルや充電切れ等があってもワイヤードで使用することができるという訳です

「トラブった時は受信機をボードから外しちゃえばいいじゃん」とお思いかもしれませんが、受信機はチューナーも兼ねているため、受信機を外すということはチューナーも無くなるということを意味するのです。なのでインプットジャック増設はすばらしい危機回避仕様と言えますね


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「受信機がペダル型だからついでにチューナー機能でも付けときますか」みたいな簡易的なものだと思ったら大間違い!な高精度チューナーも引き続き健在


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トランスミッターとギターを繋ぐケーブルは純正品が付属してきますが、僕は旧型の時に別途購入して使っていたOYAIDEのケーブルを新型でも流用しています。


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サウンドや電波の良さ、操作性や堅牢さなどは旧型の時点でなにも文句なしだったので、その辺は旧型から良い意味で変わらずそのまんま引き継がれているのが嬉しいですね!


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「ルールは無いけどセオリーは有る」
とはペダルの接続順の話の時によく言われる常套句ですね。

エフェクターの接続順において、基本的にコンプレッサーは歪みペダルの前段に繋ぐのが「セオリー」なのですが、ギタリストの今堀良昭さんがご自身のYoutube歪みの後ろにコンプを繋いでいるとおっしゃっていたので、僕も試してみました!


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僕のメインのペダルボード。
ペダルの接続順は単純に右から左で、歪み2台(茶色いペダル)の後段にコンプ(パグ柄のペダル)が繋がっています。

この接続順が活きるのは、アンプはクリーン設定でペダルで歪ませてる場合です。
ギターボリュームを下げてクリーンにした時、歪みと同時に音量やハイも落ちてしまうので それを後段のコンプで持ち上げてやるという意図なのです

なぜコンプが歪みの後ろじゃなければいけないかと言うと、歪みの前に繋いだコンプは歪みペダルの「ゲインブースター」にもなってしまうから(だと思いますw)。
この辺りは繋ぐ場所によって役割が変わるクリーンブースターにも通じる部分だと思うんですが、コンプレッサーは小さい信号を増幅し大きい信号を抑えるという働きなので、単純に増幅だけするブースターとはまた作用が異なってくるんだとも思います。


この接続順は、たしかに手元のボリュームを落としてクリーンを作る場合に非常に有効だと感じました!
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ただ注意点もあって、所有している他の某コンプ2台も同じように試したところ、ノイズが際立ってしまうコンプや、純粋に音のキャラ的に向かないコンプもあると感じました。

歪みの後ろに繋ぐペダルのキャラは最終的な出音により反映される(音を大きく変えるポストEQ的な感じ)ので、結構強いキャラを持ったコンプはお気に入りの歪みペダルの音を大きく変えてしまいがちです。まぁ結果的にそれが好きな音になるならOKなんですけどね。

あと、ギターボリュームを落として作るクリーンは基本的にハイが落ちる傾向にあることを考えると、それを持ち上げるには丸い音のコンプよりもシャキッ!としたキャラのコンプの方が落ちたハイを補えると思います(私感)。


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何か不満があると別の機材に買い替えるのではなく、今ある機材の使い方を変えてみることで違う音を作る大切さに 大いに気付かせていただいた思いです(^^)
今堀さん、これからもYOUTUBE参考にさせていただきます!




ピロさん、デリさんと、久々にスタジオで遊んできました!


僕が持って行ったギター。
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Zodiacworksのギター。
大音量で鳴らしたのは実は初だったりします。
いい感じでしたー(^^)


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KAPAのコンチネンタル
こちらもスタジオに持って行くのは初めて。
いい感じでしたー(^^)

…って「いい感じ」しか感想が無いんかいって感じですが、昔のように細かいことがあまり気にならなくなってきたせいか、特に書いておくべき感想が見当たらないw
まぁどちらのギターもピックアップ交換したばかりなのですが、狙った通りの音になっていたことを確認できて良かったです。
KAPAはデリさんにめっちゃ気に入ってもらえた(ルックス)ことが嬉しかったです


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一方でアンプはやっぱり好きな分野なので饒舌になると思います(笑)
今回持って行ったアンプは、日本ハモンドのMicro Jugg
Jugg Boxシリーズの中でもその名の通りマイクロな機種ですが、出力は40ワットあります。

プリ部がソリッドということもあってかヘッドルームが広く、クリーンサウンドのままに生ドラムに負けないような音量を出せるという、まさに小さな巨人というアンプ。しかもこの小さな筐体なのに大音量を鳴らしても共振で箱がビリビリ言っちゃうようなことも皆無で、ヒィヒィと必死に頑張って鳴ってる感が無くとても余裕を感じる鳴り方をします!
濱田製作所で言ってた通り、これは名機ですね…!!
キャラ的には「クリン」としたハイが特徴で、マーシャルアンプ等のようなエッジ感のあるジャ行の音は控え目だと思います。ですが、スタジオで鳴らすような大音量を出せばエッジ感も増してきます。つまり、マイクロなのに家ではあまり本領を発揮させてやれないアンプと言えます(苦笑)
縦横38センチ四方で約12キロという片手で持てるほどの可搬性でこのサウンドは素晴らしい


続いてピロさんのギターです。
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ピロさんが全てパーツを集めて組まれたコンポーネントギター
ネックやボディを含めて素性がわかっているパーツはほぼ無いそう(つまりほとんどがノーブランド物)ですが、これがなかなかどうして良い音がしちゃうのです


そしてデリさんのギター。
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BucchusのビンテージシリーズBST-64V
以前リフィニッシュされたボディに細かなウェザーチェックが入ってきて、とてもいい感じにエイジングされてきてました(^^)


そしてデリさんのペダルボード。
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10か月前に遊んだ時と変わっていないのは、それだけお気に入りであることの証ですね!


さて、ここでデリさんとはお別れですが、ピロさんと2人で先日オープンしたばかりのギターショップMR.GAKKI LABへ行ってみました!
「273日後に楽器屋さんになるアカウント」というツイッターで、オープンまでの過程を随時ツイートされていたので、知っている方も多いんじゃないでしょうか?

通称ガキラボさんです(^^)

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PRSの正規取扱店
とのことで、特にPRSがいっぱいありました!
アンプ好きとしては、PRSのジミヘンモデルのアンプが非常に気になりましたねー。
そして2階には中古のストラト(USAもMEXCOもJAPANも!)がいっぱいで、10万円前後という最も層の厚い価格帯で中古のストラトを探そうと思ったら、この辺ではガキラボさんが一番選択肢がありそうってくらい多かったです!
新築ということもあって外装もインテリアもとてもオシャレで、居心地の良いお店でしたー!


続いてはハードオフでピロさんが掘り出し物の真空管アンプを購入
その後はご飯を食べながら、ほんと久しぶりに数時間ずっとしゃべりまくりましたー!コロナ禍の制約が緩和されてきたこともありますが、やっぱりこうしてゆっくり人と接する時間は僕にとって貴重です!

そうそう、実はここのところライブ活動も休んでたんですが、1年ぶりにライブやることにもなりそうなので、ちょっとずつ演奏熱も上げていきたいと思います(^^)



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