ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

カテゴリ:楽器 > ペダル関係

ブログの更新が滞ってスミマセン!汗
タイトルにも書きましたように2025年一発目のライブが無事終わりました(^^)
来てくれた友人や同級生たち、ありがとうございました!

今回はギターだけではなくボーカルとして出たバンドもあり、いつもと違う期待と不安を感じながら挑みました。でもボーカルは良くも悪くも「今回だけ(?)だし、胸を借りるつもりで」という気楽な気持ちで挑めたので、あまり緊張もなく楽しめた “ つもり ” です!


さて、使ったギターや機材を。
まずはギターとして出たバンドの方。
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ギターはZodiacworks。ペダルボードはいつものボード+BOSS PS-6ハーモニストです。
ギターソロやオブリでハモらせるため、一部でハーモニストを使いましたが他はいつも通り。
…PS-6って僕にとっては意外と使用頻度の高いエフェクター上位なんですが、エフェクト音の遅延が無ければもっと良いんですけどねー


続いてはボーカルとして出た方のバンド。
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エレアコはJAMESのJB400。これはミニミニサイズのアコギです。
そして足元はBOSS AD-3(プリアンプ)とボリュームペダルのみです。

プリアンプは当初使う予定はなかった(というか持ってなかった)のですが、中古で5000円ほどで出会えたのでこの値段なら試してみてもいいかーと思い導入。リハで初めて使ってみたところ、プリアンプ無しよりもより自然なアコギっぽいサウンドにできたので、本番でも使いました


Jamesのミニミニアコギは、自分でピックアップを載せてエレアコ仕様に。
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SKYSONIC T-902という安価なピックアップです。マグネティックピックアップとコンデンサマイクの合わせ技で、コンデンサマイクにはAmazonで買ったヘッドセットマイク用ウインドスクリーンを装着しました(気休めかもしれませんが一応ハウリング対策)
この2つのピックアップはそれぞれ個別にボリュームコントロールできて、本番では大体ですがマグネティック10、コンデンサ2、くらいでしょうか。

他のバンドさんでもエレアコを使ってる人が複数名いらっしゃったのですが、PAさんからエレアコの音の良さを褒めてもらいました。曰く、ミニミニアコギでボディが小さいせいか低音が出過ぎなくて良い、とのこと。これは単純な音質的な良さというか、PAさん目線ならではの「制御しやすさ」という意味合いでのことなのかもしれませんね!
正直、こんな子供用ギターで出演して大丈夫なのか?(いろんな意味でw)とちょっと思ってたので、とりあえず安心しました(笑)


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ピックアップからジャックへの配線はボディ外にむき出しのまま(配線はマステで貼ってるだけ)なので、これはちゃんとしなきゃなーと思いつつ、こういう無骨(?)なままなのも「現場の機材感」を醸し出しててちょっとカッコイイとか思っちゃったりする僕なのでした(笑)

次のライブは4月(の予定)とちょっと間隔が開くので、のんびりしようと思います!

先週末は2つのバンドのリハでした。
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ひとつはボーカリストとしてサポート依頼いただいた方のバンド。
アコギを弾きながら歌います(^^)
ピックアップ載せてエレアコ化したばかりのアコギなので、そのチェックも込みで
…と言ってもエレアコ経験に乏しいので、良いも悪いもあまり判断できず。まぁ、しっかり音は出た!ということは確認できました(笑)


もうひとつは、ギタリストとしてサポート依頼いただいた方のバンド。
こちらは初めて一緒に演奏するメンバーさん達だったので、ちょっと…いや、かなり緊張して挑みました。が、とても温かい雰囲気ながらも音楽面でもエンターテインメント面でもしっかりステージングを考えてらっしゃって、すごく刺激になりました!

ギターアレンジ面では、全員で音出しして初めて「ここは音数が少なくて寂しいから、こう弾いた方が良さそう」など気付けるので、ちょっと修正するところは修正して仕上げていきます(^^)


あけましておめでとうございます。2025年もよろしくお願いいたします。

さて、、、
昨年のクリスマスあたりから、息子 → 娘 → 妻という順にインフルエンザに罹っていき、この年越しは娘と妻が隔離期間だったため、家のことをバタバタとやっているうちにお正月休みが終わってしまいました。
慣れない家事につい「大変だった―」「休まらなかったー」と言ってしまいそうになりますが、普段は妻にこのほとんどの家事を任せっきりだったと痛感し、猛省する機会になりました。。。
今年は僕も、平時でも家事を頑張りたいと思います。


そんなバタバタだったお正月休み最終日の前日、気晴らしにリサイクルショップに行った時に出会ったのが今回紹介するペダルです!
MAXON SD-9 Sonic Distortionです!
最近ではVEMURAMのButter Machineの元になったペダルとして有名ですかね。

「ガリや接触不良により、ツマミの位置によっては音が出ない」ということでジャンク品として売られているのを捕獲しました。
裏を見たら最初期のブラックラベル(黒ラベル)だったし、ガリ程度ならば簡単に直るかもしれないと淡い期待を寄せ、1万円で購入


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帰宅してから開けて見ると、オペアンプJRC4558Dのシリアルの最初の1桁目が「1」なので、おそらく1981年製ということだと思います(間違ってたらご指摘ください)。

ちなみに、ジャンクの理由であった「ガリや接触不良により、ツマミの位置によっては音が出ない」ですが、接触不良はツマミではなくジャックでした。綿棒に接点復活剤を付けて接点を拭くだけで直りました

81年製だと3〜4万円台で取引されてるようなので、だいぶお得に買えました(^^)


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ツマミは左からDIST.、TONE、LEVELです。迷うこと無きコントロールですね。


音を撮ってみましたので聴いてみてください。
音量は小さめで、LEVELツマミ最大でバイパス時よりちょっと大きくなるかな?くらい。

そしてとにかくハイがめちゃくちゃ出る!!TONE真ん中くらいで既に耳に突き刺さりますが、それ以上に上げるとまるでカミソリのような切れ味ですww
TONEは9時でも十分すぎるくらい。いや、ハッキリ言ってほぼゼロでもいいくらいです(笑)

で、DIST.は最小でもそこそこ歪んでいますね。ゲイン下げ目のセッティングでTS代わりに使う人も結構多いみたいなんですが、僕的にはTSとはだいぶ音が違うと思います。しっかりミドルが存在するTSに対し、SD-9はジャキ!っとしたスピード感のある歪み、そしてTSよりしっかり低音が出る印象ですね!

上の動画では撮っていませんが、ハイゲインセッティングでさらにTONEを上げると、破綻しそうな攻撃的なサウンドを作ることもできます!…まぁ、このペダルの美味しい使い方とは言えない気もしますが。。。(そういう使い方をしてる方がいらっしゃったらスミマセン汗)


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スコットヘンダーソンやマイケルランドゥが使用していることで有名らしいんですが、彼らはどういう使い方をしているのでしょう??

僕的にはこのペダルはちょっとスイートスポットが狭いというか、使いどころがかなり限定されるかなという印象です。もともと僕はそんなにハイが良く出るような音作りはしない方なので、尚更かもしれませんね。TONE下げ目のローゲイン設定で使うなら、僕はTSの方が好みでした。

ブルージーで泥臭いTS。
ちょっとオシャレで小巧い系なSD。
みたいな(?)

という訳でマクソン SD-9 ソニックディストーションの紹介でした!

先日、思い付きでハーフトーン比較動画を録り、記事にしました↓↓↓

僕は日頃どのギターも満遍なく弾くので、どのギターの音もしょっちゅう聴いてはいるんですが、こうして比較動画を作ると違いがわかりやすくて面白いですね(^^)

という訳で、この自己満足動画(笑)の第2弾を録りました。

今回はリアPU比較です。
歪みはRAT2のみで作っています
オフスプリングのPretty Fly(For A White Guy)のサビのリフを4小節ずつ弾きました。


今回も簡単に各ギターの解説をしておきます!
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1本目・・・Kanjiストラトモデル
ピックアップはJUN TONE PICKUPSのジナパパシグネーチャーシングルコイルです。

2本目・・・KAPA コンチネンタル
ピックアップはTOM ANDERSONのミニハムです。

3本目・・・Zodiacworks
ピックアップはGOTOHのP90です。

4本目・・・BURNS S2-A
ピックアップは純正品(おそらくシングルコイル)です。


一応今回もおことわりしておきますが、ピックアップ比較という名目の記事であるもののギターそのものが異なるので、その点はサウンドに反映されます。そのため純粋なピックアップのみの比較ではないことをご了承ください。

いやー、誰得でもない自己満足シリーズですが、これは自分がめっちゃ楽しいので他のピックアップや他の音作りでも比較動画を作っていこうと思います

今回の記事は自分への備忘録の意味合いもあります。

先日、当ブログで「ペダルボード2024冬」として僕のペダルボードを紹介しました。

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この記事の中で「RATの直後にボリュームペダルを繋いで使用している」ということを書いていて、実際前回のライブでもそのような接続で使用していたのですが、、、

リハやライブ本番では全く気付いていなかったのに、家でじっくり使ってみるとRATの直後にボリュームペダルを繋ぐとRATの音量がガッツリ下がることに気付いてしまいました。。。

それで上のツイートをした訳です。
RAT(正確にはRAT2)って「オペアンプがLM308NからOP07に変更されたタイミングでトゥルーバイパスになる」ということはうっすらと知っていました。てことは、それ以前はバファードバイパスなんだろうなーって思うじゃないですか?(少なくとも僕はそう思い込んでいました)


ところが調べるとRATはバッファードバイパスではなく
「ミレニアムバイパス」
なのだそうです!
ミレニアムバイパス…!?なんそれ??RAT以外では聞いたこと無いワード!

これについてググってヒットしたサイトやブログを見ても「ミレニアムバイパスとなっています」「ミレニアムバイパスが採用されています」等とは書いてるものの、そのミレニアムバイパスがいったい何なのかの説明が全然書かれていません。。。


いったい何をもってミレニアムなのか言葉の意味はわからないまま今に至るのですが、いつもエフェクター関連でお世話になっているZauber Pedalsさんがおっしゃるには「現代の9端子スイッチの物とはLEDを点灯させる方式が違うが、信号経路的にはトゥルーバイパスと言ってもいい」そうです!(あくまでもザックリとですが)

で、先ほどのXの内容に戻ります。
一般的によく知られている認識としては、
「バッファードバイパスのエフェクターの直後にボリュームペダルを繋ぐ場合は、ローインピーダンスのボリュームペダルを繋ぐのが定説」であり、一方「トゥルーバイパスのエフェクターの直後、あるいはペダルの最前段(つまりギターの直後)にボリュームペダルを繋ぐ場合は、ハイインピーダンスのボリュームペダルを繋ぐのが定説」となります。

その定説に当てはめると、

僕は現行ではない古いRATはトゥルーバイパスではない(つまりバッファードバイパス)と思っていたのでローインピーダンスのボリュームペダルを繋いだのですが、実際はバッファードバイパスではなくミレニアムバイパス(トゥルーバイパスと信号経路的に同等)だったためハイインピーダンスのボリュームペダルを使うべきだった、ということがわかりました!


そりゃRATの音量が下がるのも当然ですよね。。。
実際、RATとボリュームペダルの間にバッファードバイパスのペダル(BOSS等)を挟むと、RATの音量は全く落ちなくなりました

そもそもは僕の思い込みが招いたことではありますが、とは言えProCoさんにはもっとミレニアムバイパスの説明を丁寧にしてほしいというのが正直な感想であります…汗


電気的な知識がないとなかなか理解できない難しい話です(実際僕にはチンプンカンプンです…)が、Zanber Pedalsさんが僕のポストを引用してご説明してくださっているので、ここに添付させていただきます!

この場を借りて、Zauber Pedalsさんには補足いただいたことを感謝申し上げます!
ありがとうございました!!

My ペダルボード 2024年冬バージョンです!
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・・・って、いつからこの状態だ?っていうくらい変化のないボードですが(笑)
ライブをやればやるほど「これだけあれば十分」というレギュラーメンバーが明確になっていき、その結果、ここまで絞られました。
(ちなみに、見えてないですがボードの裏面にコンプもいます)

ライブではよく対バンの方々なんかに「こんな小さいボードなんですかー!」と驚かれます。

でもたまーに「今回のライブ、一瞬だけフランジャー使うんだよね」「1曲だけコーラス使うんだよね」などといった、イレギュラーなペダルを必要とする場面がありますよね。しかし、一瞬しか使わないペダルのためだけにわざわざペダルボードを組むのは現実的じゃないですし、イレギュラーなペダルを置くスペースを想定して余分に大きなペダルボードを使うのもなんか悔しいじゃないですか?

そんな時はこれ!
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ボードに設置しているジャンクションボックスの出番です

ジャンクションボックスは現在「歪み(TSとRAT)」と「空間系(Abyss)」の間に接続していて、上部ジャックに何も繋いでいない時はそのまま信号はスルー(スイッチジャックを採用しているため)しますが、何かペダルを繋ぐと歪みと空間系の間に挿入される仕組みになっているのです(^^)

そういうカラクリがあるから、ボードをこんなに小型化できるという訳です!
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この写真はボリュームペダルを繋いだ例。

ところで、ジャンクションボックスとボリュームペダルの接続に使っているケーブルは、いつも家ではペダルボードとアンプを繋いでいるケーブルなのでちょっと長すぎます(1mと1.5m)。

なので、50cmの長さでZauber Pedalsさんにオーダーしました。
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めっちゃちょうどいい感じです
ちなみに、ペダルボード → アンプ間のケーブル、そしてギター → ペダルボード間のケーブルも、すべて同じSOMMERのケーブルで統一しています。すべてZauber Pedalsさんに作っていただきました(^^)
いつもありがとうございます!!


久々にピロさんとスタジオで遊んできました(^^)

まずはピロさんのギターから!
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Fender Japanのストラトです!
一見オーソドックスなモデルに見えますが実はボディにアメリカンバスウッドという材(しかもバーナーで炙られた上からシースルー塗装されている)が奢られたリミテッドモデルです


続いて、僕がかねてから見せてもらうのを楽しみにしていたギター。
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Fernandes ZO-3 ピロさんモディファイです!


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まず通常のZO-3にトーン回路が増設され、さらに2wayミニスイッチによって「通常のZO-3回路」と「スモーキーアンプ回路」が選択できるようになってます!そして最後に増設されたマスターボリュームを通って内蔵スピーカーへ(スピーカーも見た目重視で白いコーン紙の物に交換されているとのこと)。

そしてそして・・・!
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なんとストラップまで搭載されています!(笑)
ワイヤーが格納されていて伸びる(そして勝手に巻き取る)ようになっている部品を流用しているそうです!いやぁー考えましたね!(^^)

やっぱギターって弾くだけじゃなく、こうやって改造して楽しめるのもホント魅力ですよね

あ。。。そしてピロさんのアンプを撮り忘れました(汗)
(↓↓これは今回ではなく以前スタジオで撮った写真です)
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LANEY TT20という真空管のコンボアンプです!


さて、続いては僕のギター。
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最近すっかりメインのZodiacworks
…ていうかこのギターをブログやXに書く際、特にモデル名が無いので「ゾディアックのギター」という呼び方しかできないのですが、なんかいい呼び名はないものでしょうか(笑)


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ペダルボードは、いつもの。
先日のライブで試して非常に便利だったので、最近はジャンクションボックスにボリュームペダルを繋いでいます。これにより、歪みとディレイの間にボリュームペダルが挿入されるという流れになります


そしてアンプ
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今回はこのニューアンプヘッド「ELK VKB-75」を大音量で試すのが目的と言っても過言ではありません!…といってもスタジオ遊びはこのアンプ購入前から決まってましたが(笑)

言うまでも無いと思いますが、Marshallのヘッドとキャビはスタジオ常設の物です。


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こうしてマーシャルヘッドと積んでみると、小ささが際立ちますねー(^^)

まず一番気になっていた「どれくらい音量が出るのか」という点。
これはいつもライブで出すくらいの音量は出てましたね(^^)
(ネットでヒットした記事に「音量が足りなかった」的な記述があったのでちょっと気になってたんです)

次に「ボリュームを上げると歪みだすのか?」という点。
前述のゾディアックのギター(P90搭載)で試したところ、ボリューム4あたりで「お、ちょっと歪み始めた?」という感じ。そして以上になると明確にクランチしてきてその後は音量と共にちょっとずつ歪みが増し、ボリューム10ではオーバードライブしてるくらいには歪みました。
歪みが増すにつれジャキ!!っとしたハイが出てくるので、TREBLEを適宜下げて調整。

このELK VKB-75はベースアンプであり、また真空管ではなくソリッドアンプということもあって 限りなくクリーンなんじゃないかと想像していたんですが、意外と歪み始めは早かったです(私感)。そしてその歪みもイヤな感じの歪み方ではなく案外使えそうで好印象でした
(とは言えやっぱり真空管アンプのナチュラルクリップに比べると固いです)

マーシャルキャビ(1960A)でも耳に刺さるような音ではなかったのも嬉しいポイントです!


ちょっと動画を撮ったので、載せておきます!
TSとRATで歪ませています。アンプはボリューム4位だったかな。
ボリューム上げると、家音量よりもポクっとしたミドルが出てきて箱鳴り感が増しますねー。

2弦のEが永遠にサスティーンするのを発見したので、ゲイリームーアパリの散歩道(ライブバージョン)を弾いてみました^m^
ゲイリーのこの長すぎるサスティーンはもはや縁起物ですよね(笑)


さて、
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スタジオ後はピロさんに教えてもらった美味しいナンカレーを食べました。
久々にゆっくり会えたので会話も尽きませんねー(^^)
また遊びましょう!

コチラの記事で紹介しておりました、ELK VKB-75というベースアンプ



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1977年製造
という昭和レトロでポップかつサイケなデザインが秀逸なベースアンプヘッド
上のリンク先記事を書いた時点ではまだ動画を撮っていなかったのですが、とりあえずクリーンとクランチだけ撮ったので動画を載せます!


まずはクリーンサウンド
コンプとディレイを掛けています(どちらもZauber Pedals製)。
非常に素直で扱いやすいクリーンです!ちなみにBRIGHTスイッチはON
Fenderアンプを鳴らしているような感覚で使うことができますね(^^)

ただ、「これくらいのピッキングの強さだと これくらいハイが出るだろうな」という弾いてる僕本人の感覚よりも小さじ1杯分ほど多めにハイが尖る印象で、この辺がソリッドらしさっていうことなんですかね(良くも悪くも)。
擬似チューブコンプレッション感(サチュレーション感?)みたいなものを感じさせてくれるソリッドアンプもたまに存在しますが、このアンプにはそれはあまり感じず。「なるべく歪まないで音量を稼ごう」というベースアンプならではの設計がそうさせるのかもしれませんね!

総じてめっちゃ好印象(というか個人的には大好き)なクリーンです


では続いてクランチサウンドです。
IBANEZ TS-9(ゲインツマミは9時〜10時)で歪ませています。
このXにも書いてるようにTSって意外とアンプを選ぶペダル(ソリッドアンプでTS単体で歪ませるとモッサくなりがち)だと思うのですが、このアンプはかなり相性が良いと思います!クリーンサウンドの時もそうでしたが、チューブスクリーマーで歪ませた時のサウンドや感触もまさにフェンダーアンプと同じような感覚でイケます(^^)

いやー、クリーンにしてもクランチにしても期待してたよりめっちゃ良い音で嬉しいです

RATなどでもっと歪ませた音も撮り次第ここに追記しようと思います。


※2024.11.1追記

RATで歪ませた音と、それをTSでゲインブーストした音も撮ったので、載せておきます!
中森明菜の十戒のギターソロを弾いてみました。

GLAYのHOWEVERのイントロを弾いてみました。

このアンプはペダルのプラットフォームアンプとしても非常に優秀なのがよくわかりますね!もちろんキャビ(74年製のMarshall)のポテンシャルもありますが、「昭和のトランジスタアンプ」「チューブスクリーマー」「RAT」という まぁ言ってしまえばどこでも安価で手に入るセットでこの音が出るなら何の文句も無いです(^^)


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スタジオなどでもっと音量を出せば もしかしたら軽く歪み始めるかもしれないですし、そうなるとサチュレーション感も変わってくると思うので、サウンドもまた印象が違ってくるでしょうね!


※2024.11.3追記
スタジオで鳴らしてきました!


約1年前にただ「安かった」という理由だけで買った88年製のProCo RAT2



元々僕はRATに苦手意識がありました。
ところが約1年前にこの88年製RATを買ってからすっかりハマってしまい、今やメインペダルに。その後はブログやXでも度々RATの動画をアップして布教活動に勤しんでおります(笑)


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直近1年のライブでもずっとメインで実戦投入しております(^^)


ギターマガジンの2024年11月号でも特集され、今RATは熱いですね!


さてそんなRATですが、これまでも数回、他の製造年の個体と比較してきました。
でも過去に比較した時はまだ僕自身があまりRATの魅力にハマりきっていなかった時。今ならもっと違いに気づけたり、それぞれの良さを再確認できるのではないか?ということで、、、
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88年製と96年製のRAT2を比較してみようと思います!!


まずコチラが1988年製のRAT2。僕のメイン機です。
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オペアンプはモトローラのLM308Nが載っています。


そしてコチラが1996年製のRAT2です。
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オペアンプはナショナルセミコンダクターのLM308Nです。

・・・なーんて偉そうに言ってますが、僕はLM308Nにもモトローラ製とナショナルセミコンダクタ製という会社の違いがあることすら知らなかったのはココだけの話です(笑)
感覚的なもので「音が違う」と判断することはできても、未だに機械的な面やパーツ等の違いはまったくわからない僕なのです。。。

本当はもっと古い個体(なんならRAT「2」じゃなく「1」)やラージボックスとの比較をしてみたいんですけどね。そんなん高すぎて買えませんやん?汗


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比較はこのように行いました。
ペダルボード上のジャンクションボックスに挿すことにより、、、

チューナー
 ↓
コンプレッサー(ボード裏に隠れてます)
 ↓
Ibanez TS-9
 ↓
88年製RAT2
 ↓
96年製RAT2
 ↓
ディレイ


という順番になります

直列じゃない方がそれぞれのバッファの影響を受けずに済むので「比較」としては適切なんでしょうけどね。。。細かいことは抜きでお許しください m(_ _)m


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まずは「同じ音」を作ろうとしてみましょう。
ツマミの位置は多少違えど、聴感上で「これならライブではまず聴き分けられないでしょう」というくらい似たような音は作れました。96年製の方が全体的にブライトというか固めなキャラなので、その辺をFILTERツマミで調整して88年製に寄せていく感じですね。

細かいことを言うと88年製の方がミドルの色気というか、言語化できないような芳醇さはあります。これはでもまぁ弾いてる本人だけが気になる程度のものなのかもしれませんし、バンドに混ざればわからない気もします。
(ギタリストたるもの、こういう小さな違いにも拘る生き物なんですけどねw)


では次。
僕がハイゲインサウンドを作る時やギターソロを弾く時などに使う「TSでゲインブースト」という手法での比較です。

これがですね・・・歴然とした違いが出てしまったんですよ・・・!
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複数のペダルを合わせ技と使うと、それぞれが増長し合ったり相殺し合ったりする部分が出てくるので単純な足し算とはならないのは皆様ご周知のとおりと思います。今回は前述の「ライブでは聴き分けられない。バンドに混ざればわからない」の部分が増長されて大きな差になった、という感じですね!

◇96年製RAT2をTS9でゲインブーストすると、「ザ行」が強調された所謂ディストーション!というサウンドになります。バッキングで非常に扱いやすそうな歪みです。

◇一方88年製RAT2をTS9でゲインブーストすると、ピッキングのアタックにクチュ!っとした湿り気や艶やかなミドルが付加され、リードでとても抜けてくれるようなサウンドになります。

この違いはめちゃくちゃデカいです!
僕がRATにハマった理由として上記の「ミドルの湿り気や芳醇さ」はかなり大きい要素なので88年製の方が個人的には好みではありますが、96年製のキャラもかなり需要がありそうです。ていうか、88年製の個体を所有する前の僕が「RATってこういうキャラだよね」と抱いていたイメージの音はむしろ96年製の音だったと思います!

これはどっちが優れててどっちが劣ってるってことじゃなく、求めるサウンドによって選択すべき大きな違いだと思います(^^)

いやー、今回の比較は自分自身としても良い経験になりました!

今年の大一番(ライブ)も無事に終了し、練習モードから再び機材モードに切り替わっている僕です!
というわけで今回は、ライブ前に買ってあったものの練習モードになっていたために試していなかったBananana EffectsABRACADABRAをご紹介します!

とは言いましても、コイツで出せるサウンドはそれはもう無限大と言っても過言ではないので、ほんの極々一部しかここでは紹介できないことを前もってお断りしておきます…(笑)


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コントロールパネルとフットスイッチ周りの装飾が立体的になってるのがオシャレです。


いわゆるミニペダルサイズの筐体にたくさんのスイッチやツマミと文字。
老眼が進んだ40代後半の僕にはまったく文字を読むことはできませんが、上のツイートにも書いたようにこういう変態系ペダルは直感で操作するものなので、もう初めから字を読む気などありませんww


では早速動画をどうぞ!
ランダム(?)で水滴がしたたり落ちるような音が鳴り、とても幻想的です
シマーリバーブのような効果もありますね。


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全てを把握しきれていないので間違ってたらゴメンナサイですが、真ん中の透明なツマミ(LEDも兼ねてる)で9種のモード切替ができます。「このモードはこういう効果なんだな」と大まかに確認したら、あとはもうツマミをグリグリ動かしながらサウンドを探っていくしかないですw
だって、モードによってツマミの役割が変わるっぽいので、全部把握するなんて無理ですもの。

まぁ僕は上の動画で撮った水滴モード(僕が勝手にそう呼んでるだけですよ)が目的で買ったので、実際のところ他のモードはまだほとんど試してないんですけどね(汗)


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こいつは使いどころとセンスがかなり試されるエフェクターであることは間違いないです!
今のところ、僕自身も実戦(ライブ)ではどういう場面で使えばいいか思い浮かばないですし、これまで演ってきたライブを思い返しても「あの時このエフェクトがあればなぁ」と思うような場面は無かったと思いますww

でもなぜかこういうの買いたくなってしまうのは、もはやギタリストの性でしょうか…

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