ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

カテゴリ:楽器 > ギター

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↑↑こちらの記事でP90に交換した、KAPAContinentalという1965年製のギター。
「ピックアップ交換しました!」ってブログアップした6日後に「ピックアップ交換しました!」ってブログを書いてるんだから狂ってますよね(笑)


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一応いいわけをさせてもらうと、前回交換したP90に全く不満は無いんですが、その直後に表題にありますトムアンダーソンのミニハムの中古に出会ってしまったのです。ミニハムなのに「スティービーレイヴォーンの極太なシングルコイルの音を再現」っていう触れ込みを見て試さない方法があるなら逆に教えてください(笑)


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我が家のギターの中では、KAPAコンチネンタルなら木部に無加工で載せられそう。P90に換えたばかりなのにこのギターを選んだのはそういう理由だったのです(^^)
ただ深さはギリギリなので、ちゃんとPU高さ調整できるようにするためにはいずれ少し掘らなきゃいけません。。。

ちなみに今回購入しましたこのトムアンのミニハムは「M1」という型番の物です。
M1はフロントやセンターに搭載することを想定していて、リア用には「M2」「M3」が推奨されているそうです。ちなみにM2はM1のハイパワー版で、M3はもっとハムバッカー感を強めた物とのこと。M3も売ってたんですが、僕はThat'sハムバッカーという音は求めてないのでM1を2個買いました。もしM2があったなら欲しかったんですけどねー。


という訳で、経過写真も無く搭載完了
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P90に交換した時には外していた純正ピックガードが返り咲きました。
うん、やっぱこのルックスもいい(^^)
電装系は前回までのものをそっくりそのまま移植です。


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ミニハムを留めるネジ穴を開けるのは音を聴いてからでも遅くはない、と判断しとりあえずミニハムはスポンジを挟んで動かないように固定しているだけの状態です。そのため、高さ調整などは現状できません。

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まだ弾き込んでいないのでまずはファーストインプレッションですが、触れ込み通りこれはシングルコイルの音を目指してるだけの事はありますね!
過去に所有してた60年代のウィルシャーやクレストウッドに載っていたGibson製ステッカードナンバードミニハムは「ハムバッカーサウンドが基礎」でしたが、トムアンM1はほとんどシングルコイルに振ってると言っちゃっていんじゃないでしょうか!
ハムバッカーのようなカーンと来るミッドは抑えられ、もっと上のプリっキラっとした帯域が出てるので、特にクリーントーンではストラトを弾いてるかのように錯覚します。でも構造はハムバッカーなのでノイズは少ない!
和音を弾いた時の1音1音が広がってそれぞれが聴き取れるような感覚は、一瞬オートハープを連想したほどです(音が似てるという意味じゃないですよ)。


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メーカーの触れ込みは「極太なシングルコイルサウンドを再現」なのですが、僕的には極太ではなくむしろ繊細なシングルコイルという感じすらします。まぁこれはM1を本来推奨されていないリアに載せているせいもあるでしょうね。同じM1でもフロント側はたしかに太くなりますが、にしても「極太!」ってほどではないかなぁ?(私感)
この辺はPUの高さ調整でかなり印象が変わりそうな気がします。前述のように、なんせ現状は高さ調整ができない状態なので。。。

巻き弦の「バチン!」とはじけるブライトさは、やはり通常のシングルコイルに軍配が上がりますね。プレーン弦の鈴鳴り感は結構シングルコイルしてると思います。

ちなみに先程から言ってるのは「音のキャラ的な話」であって、パワー感などはやっぱりミニハムらしさを感じさせますよ。とは言っても直流抵抗値は5.5k程度なんですけどね。

なんにせよかなり気に入ったので、もうしばらく使い込んでみようと思います(^^)
M2欲しいぃぃー(笑)




コチラの記事↓↓で紹介しましたKAPAコンチネンタルという65年製のギター。

純正PU(ヘフナー製)は音があまり実戦向きでは無く、またリアPU断線によりまともな音が出ていない状態だったため、P90に交換したところまでが前回の記事の内容です。

フロントもP90にしたいのですが、手持ちでP90が1個しか余っていないのでまずはリアのみ。


その後、Duncan DesignedのP90セットを中古で購入した(1個3000円弱)ので、今回はフロントにもP90を載せていきます!
ダンカンデザインというのはセイモアダンカンの廉価版で、複数のモデルを過去に何度か使ったことがあります。USA製の本家セイモアダンカンに対し、韓国製のダンカンデザインってどうなの?などという余計な先入観ナシに純粋にサウンドで評価するなら、コストパフォーマンスは素晴らしいと思っています


一気に飛んで、搭載完了
フロントピックアップは微妙に収まらなかったので、数ミリ木を削りました。

ちなみにですが、リアに載せていたリンディーフレーリンのP90もダンカンデザインのP90に交換しました。つまり現在フロント・リア共にダンカンデザインのP90セットです
「リンディーのままの方がいいだろ」という声が聞こえてきそう(苦笑)ですが、僕の好みとしてはダンカンデザインの荒さや良い意味での大味感みたいなのがオールドロックやブルースにはハマるので好きなんですよー(私感)。

昔、中国製の無名の真空管(12AX7)をオールドマーシャルの初段に挿したら良い意味で荒々しく歪んでめっちゃカッコ良くなったので好んで使ってたんですが、僕的にはその感覚に近いです。


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ハードなスポンジを入れているのは、単音ピッキングの際に右手の小指・薬指がキャビティの中に入り込んでしまうからです(笑)


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ボリュームとトーンのノブは黒に交換しました!


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コンデンサは一旦オレンジドロップに交換したものの、元々このギターに載せられていたスプラグのビンテージセラコンに戻しました。
このコンデンサ、65年製のEpiphone CORONETに使われている物と同じでした!CORONETもピックアップはP90なので、このギターにもちょうどいいってことですよね(^^)


音は、予想通りというか狙い通りというか
とりあえず動画を載せておきます!
僕がまだ10代の頃、人生で初めて1曲通してコピーできた曲「ユニコーンの与える男」にのせてサウンドをお届けしました(^^)

リンディーよりもゴリゴリさとエッジが増したリアと、コンプ感っていうんですかね、上から押さえ付けられているようなブリッと潰れる寸前のミッド〜ローがカッコいいフロント
それでいてミックス時にはプリプリ感と鈴鳴りが出てきますなんなんですかね、P90のミックスの中毒性って(笑)
これぞP90の醍醐味というサウンドに仕上がったのではないでしょうか(^^)


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これにて、KAPA コンチネンタルの改造はとりあえず終了となりました。
当初はピックガードを付けるつもりでいたんですけど、現状のルックスがあまりに気に入ってるのでしばらくはこのままでいこうと思います(^^)


※2023.3.14追記
新たに記事を書くほどの内容では無いので、追記で済ませます。
コチラの記事に書きましたように、このギターは最初から弦アースが取られていない仕様。
僕はワイヤレスを使用していてアクティブ仕様になっているせいか そこまでノイズは出ないのですが、とはいえ金属製のコントロールプレートに触るとノイズが減ることは明確なので、やはり弦アースを取ることにしました
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コントロールキャビティとトレモロキャビティを穴で開通させて、そこからアース線を引っ張ります。手持ちのピンバイスの長さがギリギリでした(笑)


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アース線先端に取り付けたアースラグを介してトレモロユニットに触れるようにします。


これでノイズがバッチリ減りました
やはりライブで実戦使用するためのギターはノイズが少ないに越したことは無いですね。




所詮アマチュアギタリストの僕にとって、ライブで必要な実用的ギターなんてせいぜい2本あれば十分だったりするんですが、「実用のためのギター」と「趣味のギター」は完全に別腹なのでどんどん本数が増えていってしまうんですよねー。。。


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そういう意味で言いますと、今回ご紹介しますギターは「趣味のギター」。
もう完全に見た目だけで買いました!
KAPAContinental(コンチネンタル)というギター。1965年製です。
僕にとってはブランド名、モデル名、そしてその容姿を見るのも含めて完全に「はじめまして」なギターでした。


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KAPAは1960年代中期、アメリカの楽器屋さんのオリジナルブランドだったそうです。
ネットで見た情報によると、ボディとブリッジとトレモロユニットは自社製で、残りの部分はほぼ全てドイツのHofnerから供給された物で組まれているとのこと。たしかにピックアップなんかはHofnerの有名なバイオリンベースのステープルピックアップ(の6弦版)ですもんね。

パッと見の率直な感想は、Fender JazzmasterのB級コピーという感じ(笑)。
ちなみにKAPA製品の価格帯は当時のFenderの半値ほどだったそうです。


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ヘッドストック。なかなかセンスのいいロゴですね!
MADE IN U.S.Aの表記があります。
ナットはエレキ堂さんで新たに製作していただいたのですが、ゴメンナサイこの写真はナット交換前の写真でした。。


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ヘッド裏面。ウェザーチェックがビッシリですね。ペグは片側6連
2、3弦のペグのトルクが怪しかったんですが、油をさして復活しました。


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ローズウッド指板スケールは所謂ロングスケールです。
ナット幅は約42mm。一般的なギターは指板エンドへ行くにつれてハの字に広くなっていきますが、このギターはあまりハの字に広がっていかないタイプでなので弦間ピッチが狭いです。


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近年の流行を基準にして言うとネックの厚みは決して薄いわけではないんですが、前述のようにハイフレットへ行ってもあまり幅広くなっていかないタイプなので、全体的にこじんまりとした握りに感じます。
こちらもウェザーチェックがビッシリ。


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トレモロユニットフェンダー ジャズマスターのをコピーした感じです。
実は僕ジャズマスターは触ったことすら無いので比較することはできませんが、このコンチネンタルのトレモロユニットはヌルヌルと滑らかに動いてチューニングもほとんどズレない優れものです!これはハマりそうな新触感…!
アームアップもできます。

ブリッジ
ギブソン ABR-1の簡易タイプ的なものですね。ジャズマスターのように前後に動くタイプではなく、ABR-1のように動かないタイプです。


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色はメタリックが入っているのがわかるでしょうか。
PCのディスプレイによって見え方に違いはあると思いますが、FENDERで言うところのレイクプラシッドブルーが焼けてグリーンになったように見えなくもないです。


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ボディバック。こちらもウェザーチェックがビッシリで貫録あります!

ところでこのギターについてのネット上の文献をいろいろ見ても、ボディ材の種類について明確な記述はありませんでした。きっと入手しやすい木材(価格やルートなど)をその都度その都度チョイスしていたのでは?と想像します。「バスウッド」や「ポプラ」が使われていると思う、と書いている海外のオーナーさんのブログ等は何件か見たのですが、僕の個体は木肌が見える部分の色や木目から想像するにマホガニー系の木材だと思います。

ギター本体の重量は2.8キロと軽量です。


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ジョイントプレートもなんだかオシャレなんですよねー(^^)


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ピックアップHofner社製のステープルピックアップ(ハムバッカー)です。
歪ませればまだ誤魔化しは効くんですが、クリーンは抜けないし音像が遠くてこのままだとちょっと実戦では使えないなぁという感じww

あと購入したクロ○ワ楽器の説明では「高さ調整ができないタイプなのでフロントとリアに音量差あり」とのことでしたが、あとからエレキ堂の村井店長に見てもらったところ、音量差はリアPUの断線のせいということがわかりました…(汗)


ここで一旦、純正状態の音を載せておきますね。
ピックアップセレクターは2段階スイッチが2個という仕様。
Fenderのデュオソニック2やMUSTANGと同じ仕組みならわかりやすいんですが コンチネンタルのスイッチは配線が特殊で、村井店長に何度教えてもらっても僕にはチンプンカンプン(特にミックス時)で結局未だに理解できていません(苦笑)
上の動画では、和音を弾いてるのがリアPUで単音を弾いてるのがフロントPUの『つもり』です(笑)


さて、では中身を見ていきましょう!!
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とりあえず電装系をピックガードごと外した状態。
キャビティのザグりはお世辞にもキレイとは言えないです(笑)。きっとザグリのルーティングはフリーハンドですね。。
ところでこのギター、弦アースがとられていません。。。古いギターでたまにありますよね。でも不思議と弦に触っていなくても全然ジージー鳴らないんですよ。どういう仕組みなんや。。。
あ、僕はワイヤレスだからアクティブになっているからですかね?


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パッと見はフェンダーのフローティングトレモロのようですが、ロックしたり調整したりという機能はありません。その辺はやはりコストカットされてる感は否めませんね。


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ボリューム・トーンポットはCTS製。ハムバッカーですが250kΩです。3つ全てポットデートは65年を示しています。スプリットシャフトなので、65年当時のFenderストラトに使われているポットと同じ物なんですよね。それだけでなんか得した気分に(笑)

ジャックはスイッチクラフト製
PUセレクタースイッチはスタックポール製でした。
コンデンサはスプラグのセラミックコンデンサです。


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という訳でKAPAコンチネンタルの紹介でした!
…と普段なら締めに入るところですが、今回は続きがあります。

このコンチネンタルですが、まずPUセレクタースイッチが実用的ではないこと、そして前述のようにピックアップの音がお世辞にも良いとは言えず、さらに1つは断線していることが発覚してしまったので、電装系は総とっかえします!!


とりあえずさっきも載せた画像ですが、、、
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ピックアップキャビティがめっちゃ浅いので、ハムバッカーを載せるためには足が入るスペースを掘らなければいけません。
…ていうかまぁ音的にもハムバッカーを載せる気はほぼ無いんですけどね(笑)


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サウンド的にもルックス的にも第一希望だったP90(ソープバー)はフロントにもリアにもなんとかザグり追加無しで載せられそうです
よし、これでいきます!
とりあえず現状ではP90が1個しか余ってないので、まずリアだけに載せてみます。なんせ純正PUはリアが断線していたため、まだ『まともなリアの音』を聴けてないので(笑)


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家にあった、いつ買ったかも覚えてないジャズベース用の古いコントロールプレートに、新たな電装系パーツを載せて配線しました。

ポットはBournsの500kΩで、1ボリューム、1トーンに。
コンデンサはよくわからないんですが所謂オレンジドロップって奴ですかね?
ジャックはスイッチクラフト
PUセレクタースイッチはこれまでの難解な物(苦笑)じゃなく普通の3wayトグルに ^m^

近々 良い感じのP90の中古など見つけられた際にすぐフロントに繫げられるよう、今は必要ないけどトグルスイッチを付けておきました。

コンデンサをちょっとトリッキーな位置に配置したのは、このギターはボディ厚がかなり薄いぶんコントロールキャビティが浅く、ポットの上にコンデンサを置くと厚みで納まらないからです。まぁピックガードを作製するまでの「とりあえず」なので、納まってさえくれれば今はいいのです。


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なんだかRS Guitarworksにありそうなルックスになりましたね(怒られるぞw)。
ソープバーのようにボディ直付けで高さも無いタイプだと、Gretschのピックアップなんかもほぼボディ加工無しで載せられそうな気がしますね!


この状態での音はまだ録っていないので文章のみのレビューです。
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コンチネンタルが元来持つボディ特性やトレモロ周りが影響するサスティーンの短さのせいか、イメージするP90サウンドと比べてちょっと腰高で硬質な感がありますね。太いリードサウンド…というよりコードの響きを活かすようなジャズマスター的なアプローチが合うギターと言えそうです(^^)
まぁジャズマスターを触ったことすら無い僕が言えたセリフじゃないですが(笑)
ただ、これは載せているピックアップLindy Fralin P90が、-10%仕様の物(磁力?巻き数?)なせいも多分にあると想像します!

では、無事にフロントピックアップもGETできたら動画も込みで再度レビューしたいと思っておりますので、カミングスーンということで




12年前に書いたMarshall Drive Masterのブログが突然アクセスランキング1位(2023.3.3現在)になったので何事かと思ったら、Marshallから再販されるとのことで検索で引っ掛かるようになったのですね。
まだギターもヘタクソで耳も肥えていない頃のレビューを今さら読まれるのは恥ずかしいもんですね。誰ですか「今でもヘタだろ」って言ったの(笑)


さて、
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Zauber PedalsAbyss(アビス)というディレイ
テープエコー系の温かみのある「揺れ系ディレイ」でとてもお気に入りなのですが、僕はこれにミッドブースター追加モディファイをしてもらっています。
(詳しくはコチラの記事にて↓↓)


個人的な好みとして、僕はギターソロはミドルを持ち上げる音作りが好きなので、ギターソロ時にひと踏みするだけでディレイとミッドブーストが同時に掛かるのは「音的」にも「操作的」にも超ライブ向きで最高なのです
このミッドブースター内蔵Abyssを使うようになってから、対バンのギタリストさんからサウンドを褒めてもらったり何を使ってるのか聞かれることが増えました!


そんなミッドブースター内蔵アビスに更にリバーブも追加していただきました!
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REVERBと書かれた白いツマミが、リバーブの調整つまみです!
ON/OFFスイッチが無いのは、僕が常時ONで使うからです。リバーブを切りたい時はシンプルにつまみをゼロにするだけ。「それだと常にリバーブ回路を通るから音が劣化するのでは?」と思われるかもしれませんが、そこはZauber Pedalsさんがしっかり対策してくださってます!

この内蔵リバーブはいわゆるスプリングリバーブ系で、強くピッキングすると残響のピッチが上がるタイプ。「すごくオーソドックスなリバーブ」ではないので、最初に音を聴いた時は正直「常用するにはちょっとクセ強すぎかも」と思いました。でもそれはギター単体で聴いた感想であって、オケに合わせて弾きながら聴いたり、それを録音したものをあとから客観的に聴くと、意外にも全然気になりませんでした!むしろちょっと大袈裟かなっていうくらいに効かせた方がオケに混ざると丁度いいくらい(^^)

また、リバーブを結構強めに掛けて、モジュレーションONでディレイと同時使用すると、幻想的系な使い方もできます
いやー、これは素晴らしい物を作ってもらっちゃいました!
Zauber Pedalsさん、ありがとうございます!!


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TricolorsのEugene The Jeep(僕のメイン歪みペダル)とAbyssの2台だけあれば、なにかエフェクトを必要とするような曲を演らない限り 大抵のライブやセッションは熟せそうです!


Zauber Pedalsさんのサイトはこちらです↓↓



先日からピックアップネタが続いております(笑)
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今回は、JUNTONEALNICO ROD SOAP BARというP90タイプのピックアップです。
このピックアップの詳細はJUNTONEさんのサイト↓↓をご覧ください。

ギブソン製やそのコピー品等も含めた一般的なP90はバーマグネットが入っている構造なのですが、このアルニコロッドP90はポールピース自体がアルニコマグネットでできているという構造。
つまり乱暴に言うと、Fender系のシングルコイルをP90サイズにした物という訳ですね!


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そんなJUNTONE ALNICO ROD SOAP BARを載せるギターがこちら。
Zodiacworksのギターで、現在ピックアップはフロント・リア共にLindy Fralin P90です。


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サイズ感もそうですけど、フラットポールピースだったり、下部にバーマグネットが入っていないぶん厚みが薄いあたり、ジャズマスターのピックアップを彷彿とさせますね!
JUNTONE公式サイトによりますと、フロント用は直流抵抗6.2kΩだそうです。


一気に飛んで、装着完了!
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ちなみに、現状でリアは特に不満らしい不満は無いのでリンディーのままです。
フロントのみをJuntone Alnico Rod P90に交換しました!
ピックアップカバーはアルニコロッドP90に付属してきますが、リンディーの物をそのまま流用できました。なのでカバーの色味はリアと同じですし、フロントとリアの外観はポールピース形状が違うだけなので、何の違和感も無いですね(^^)


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さて、気になるサウンドですが、一言で言うと最高に良いです!(笑)
構造的に考えれば、おそらくピックアップ単体でのサウンドは思いっきりFENDER系のサウンドにチューニングされているんだと思います。もちろん聴感上でもそうなのですが、でもこのZodiacがコリーナバックのホロー構造なので、エアー感と適度なジャギっと感がプラスされて、クリーン〜クランチなんか永遠に弾いていたくなるようなサウンドです(^^)

この動画よりももうちょい深く歪ませてコードを鳴らした時がめっちゃ気持ちいいんですよー。そしてこれまたVOX AC30が非常によくマッチするんです


僕はこれまでにP90が載ったいろんなギターを弾いてきましたが、総じてフロントがモワっとし過ぎてるところが自分のスタルに合わなかったんです。でも、そんな音だからこそリアとのミックスの時にあの独特のプリプリ感が出てくるので、ミックスのためにフロントにもP90を載せてた…みたいな。

そういう観点で言うとこのアルニコロッドP90は「P90のキャラのままで」…とはいかずモロにフェンダー系の音に変化はするものの、そこが逆に普段シングルコイル派の僕にとってはかなりベストな選択になりました(^^)

余談ですが、P90のことを「ハムバッカーとシングルの中間的な音」と言う人が結構おられますけど、全然中間じゃないでしょって思いません?(笑)


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JUNTONE Alnico Rod P90にはソープバータイプだけではなくドッグイヤータイプもあります
CASINOやES-330を使ってる人なんか特に、ドッグイヤーの高さ微調整ができずにフロントとリアの音量差で悩んでいる人は少なくないと思うので、Alnico Rod P90の選択も一考かもしれませんね!(^^)





「シングルコイル派が好きになるハムバッカーを作る!」という目標を掲げてチャレンジしている、このピックアップの改造企画。
前編のようすはコチラをご覧ください↓↓

一般的なバーマグネットが入ったハムバッカーとは違い、ポールピース自体がアルニコマグネットになっているハムバッカー(ここではアルニコロッドハムバッカーと呼びます)である、JUN TONE PICKUPSPaisley(ペイズリー)というピックアップ。

ペイズリーはアルニコ2のポールピースが使われているのですが、リアの4〜6弦のブーミーさがちょっと気になったため、4〜6弦ポールピース6本のうち3本をアルニコ3に交換します!
歪ませてブリッジミュートした時、低音弦がブンブンではなくザクザク言わせる方向に持って行きたいというのが希望です。
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こちらがアルニコ3のポールピース
JUNTONEさんのご見解では「アルニコ5の方がジナパパさんの目指すところに合いそう」とのことですが、現在流通が安定していないとのことでアルニコ3を分けていただきました!ありがとうございます!

アルニコ2、3、5の音的な違いは、
2・・・輪郭が丸めで甘い音
5・・・低域は強いがボヤケずにハッキリしている
3・・・2と5の中間的
という風によく言われてますね。
当然マグネットだけで音が決まる訳じゃないのであくまでも “ 傾向 ” です。

上記の傾向から、最初のアルニコ2の状態から4〜6弦のポールピースだけアルニコ3に替えることによって高音弦はそのままに低音弦だけ輪郭がクッキリする、という変化を予想。予想っていうか「希望」と言うべきか(笑)


というわけで
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↑↑この穴開き状態の リアPUネック側ボビンの4〜6弦に、


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アルニコ3のポールピースを装着!
まぁ見た目には特に何か特別なことをした感はまったく無いですけどね(笑)

で、気になるサウンドですが、僕が想像していた以上に効果的に変化しました!
「磁石の違いだけで…?」と正直 半信半疑なところはあったんですが、違うもんですね。。
アルニコ3ポールピースを低音弦側に挿したことで、かなり目指すところに到達できた感があります!ポジションがリアピックアップということもあり、結果的にはもしかしたらアルニコ5よりも3の方が合ってた可能性もありますよね(^^)


さて、続いてはフロントピックアップです。
・・・って、前編で「フロントは満足している」と書いたんですけどね。リアをアルニコ3に交換してかなりいい変化をしてくれたので、フロントでも試してみたくなっちゃいました(笑)
まぁこれも飽くなき探求心ということで。
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リアピックアップと同様に、フロントピックアップもネック側ボビンの4〜6弦ポールピースをアルニコ2から3へ交換します。作業もだいぶ慣れてきました^m^

サウンド変化の方向性は、リアの時と概ね同じ感じですね。
フロント単体で評価するならアルニコ2のままで十分すぎるくらい満足してたのですが、現状のリアとのバランスや合わせ技で評価するならフロントもアルニコ3に交換した方がフロントとリアを切り替えた時にシームレスでスムーズな感じがするように思います!
まぁ、言ってしまえば「どっちも最高」です(笑)。これはペイズリーというピックアップが元来持つ優秀さたる所以ですね!


フロントピックアップのみの動画です。ちょっと歪んでる状態。
これを撮ったのはポールピースをアルニコ3に交換する前(つまりアルニコ2)だったはずです。
ピッキングの強弱をつけるのが下手な僕の演奏にも「これだけ追従してくれるんや!」っていうのが伝われば幸いです(笑)


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リアにもフロントにも共通する点として、まずプレーン弦のキラキラ感・鈴鳴り感はかなり高次元でシングルコイルしてます!それに加えハムバッカー特有の中域がペイズリーではスクープしているので、そこが一番シングルコイルっぽさを助長していると感じますね。
こんな感じのサウンドキャラですがパワー感とノイズの無さはハムバッカーなので、もうめちゃくちゃ実戦で使いやすいピックアップです!


ただこれ、自分でも決して万人受けするとは思ってなくて
考え方としては、シングルコイル成分強めを求めるのか、ハムバッカー成分強めを求めるのか、によって評価は結構分かれるんじゃないかな?と思います。

僕のようにシングルコイル成分強めを求める人にとってはかなり満足してもらえる自信はありますが、逆にキャラはハムバッカーのままでパワーが弱めがいいとか、いわゆる「シングルコイルっぽいニュアンスもあるよね」って世間で言われてるハムバッカーみたいな感じを期待してる人には、逆に「シングルコイルしすぎてるじゃん」って思われてしまうくらいにシングルコイルっぽいキャラだからです(笑)

ここはまぁ前編にも書いたように、どういう環境やスタイルでギターを弾いていて、どういう音や使い勝手を求めているかによりますよね!

という訳で今回の企画、僕的には大大大成功でした!!
もちろんギター本体との相性もありますので、現在ハムバッカー搭載ギターのメインであるZEMAITISにも載せて試してみたいと思います!気に入ればJUNTONEさんにブラックボビンでオーダーします(^^)

最後になりましたが、今回のピックアップ改造でご助言、ご協力くださったJUN TONE PICKUPS様に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました!!






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突然ですが僕、ハムバッカーの音があまり得意ではありません
でもハムバッカーが載ってるギターの見た目は大好きです。
なので、レスポールなんか特にカッコいいから買っちゃう。
でも音が好きになれず手放す。
…を一体これまで何度繰り返してきたことか…(苦笑)

・普段はシングルコイル(ストラト)がメイン
・そもそもハムバッカーの音があまり好きではないことを自覚している
・ライブでもあまりハムバッカーの音を必要としたことが無い
 (というか大抵ストラトで事足りてしまう)

というのが自己分析。
じゃあ普通にシングルコイルだけ使っとけよ。と言われれば何も返す言葉は無いんですが(笑)、とは言えシングルコイルのサウンドのままに時にはハムバッカーのテイストも多少加わったらいいなぁと思ったりもします(ノイズやパワーの面で)。

あとはもう純粋に「ハムバッカーの見た目」が欲しいっていうのは意外とデカい理由ですね。例えばめっちゃカッコいいGibsonレスポールを買ったとして、ハムの音がイヤだからってFenderのシングルコイルを載せたルックスは見たくないじゃないですか。

・・・あ、わかった。
「サウンドはシングルコイル。ルックスはハムバッカー」
これだ、欲しいのは(笑)

そんな僕のわがままを叶えてくれたピックアップがコチラです↓↓
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JUN TONE PICKUPSのペイズリーというハムバッカーです!
簡単に言いますと、フェンダー同様のいわゆる一般的なシングルコイルピックアップを2つ直列に接続して作られたハムバッカーです。
ハムバッカーなのですがサウンドはシングルコイルのテイストが強いです。やはり一般的なGIBSONタイプのハムバッカーのようなバーマグネット式では無く、ポールピース自体がマグネットになった「マグネットポールピース」式という構造がデカいのでしょうね!


このペイズリーは2020年春から使ってきたのですが、最近初めてカバーを外してみたところ更に音が好みになるということを発見しました!
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(素敵なペイズリー柄のカバーだからペイズリーという名前なのに、その意匠とも言えるカバーを外すなんて…という罪悪感からJUNTONEさんには謝罪しましたよね
僕の個人的な好みとしては現状でかなり満足できている(特にフロント!)のですが、欲を言うならリアがもう少し巻き弦のブーミーさを軽減させて輪郭を明瞭にしたいところ。

それをJUNTONEさんに相談しましたら
「4〜6弦のポールピース(アルニコロッド)を違う種類のアルニコに変更する」
「まずはリアPUのネック側ボビンのポールピース3本を抜いてみてサウンドが好みに近づくかどうか試してみてください」
というアドバイスをいただきました(^^)

アドバイス通り、リアPUのネック側ボビンの4〜6弦ポールピースを抜いてみたのがコチラ。
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いやぁー、巻き弦のブーミーさが無くなり、よりシングルコイル感が増し増しに!!
これはすごい変化ですねぇ!
一般的なハムがバーマグネットなのに対し、このペイズリーはポールピースがマグネットだからこその変化なのでしょうね!これは面白い!

ただ、サウンド的にはかなり追い込めたものの このままだと見た目的にも穴が開いてておかしいですし、4〜6弦の出力がかなり落ちるので巻き弦側をかなり弦に近づけた高さ調整にしなければいけません。

という訳で、
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JUNTONEさんからダミーのポールピース(マグネットではない)と、アルニコ3のポールピースを分けていただきました!本当にありがとうございます!
(ちなみに一緒に写っているピックアップはこれまたアルニコロッド式のP90です!これはまた別の機会にブログにします)

現状の音のままで単純に穴だけ塞ぎたいならダミーポールピースを入れ、音の変化も試してみたい場合はアルニコ3のポールピースを入れてみる(ちなみにデフォルトはアルニコ2です)、という訳です!
そりゃもちろんアルニコ3も試してみますとも!!

・・・といったところで長くなってしまったので今回はとりあえずここまで(笑)
次回は後編の予定です。カミングスーン!


※2023.2.28追記
後編をアップしました!



※今回使用しているペイズリーと言うピックアップを製造・販売し、また今回の改造に関してご協力・ご助言くださってるJUNTONE PICKUPSさんのサイトはコチラです↓↓↓





「ノイズもギターサウンドの一部だ!」「ノイズも込みでエレキギターだ!」
とはよく言ったもの(?)ですが、本来出るはずではないノイズは出ないに越したことはありません。サウンド的にも、精神衛生的にも。


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僕の長年のメインギター、Kanjiのストラトモデルです。
買った当初からだったのか、あるきっかけを境にだったのか、恥ずかしながら全く覚えていないんですが静電気の帯電によるノイズがあります。…まぁ実際のところそのノイズが静電気によるものだとわかったのは最近のことなんですけどね(汗)


特に目立つところとして、クリーンサウンドでカッティングしたりするとプチッ!パチッ!という音がアンプから出てきます。冬にニットのセーターを脱いだ時のあの音ですね。
僕のストラトの場合、左手を弦の上で滑らせるだけでもスクラッチノイズとは別のブチブチ!という音が鳴っていました。ただ、それらが一体なんなのか、なにが原因で出てるものなのかわからなかったし、なんならあまりわかろうともしてなかったんですよね(恥)

今 思い返せば、アーミングのたびに鳴ってたノイズもそうだったんだろうなぁ。

ある時、静電気がパチパチ言う時の音に似てるということと、ピックガードを触っただけでパチパチ言うことに気付き、なんとなく「ストラト ピックガード 静電気」でググると、同じ悩みを抱えている人や対策方法が結構たくさんヒットして、マジョリティーではないにしろストラトでは意外とあるあるなんだと知れた訳です(^^)


対策方法を調べると、他の性質のノイズと同じように「ピックガードの裏にアルミシートを貼る」「導電塗料を塗る」あるいは「その両方をやってアースを落とせば完璧」のようなことが書かれたブログなどが多数。
精神衛生的にノイズは可能な限りゼロに近づけたいのですが、上記の方法だとそもそもギターの音まで変化してしまうことは経験済み(こちらの記事に詳しく書いてます)。できれば他の方法を探したいところですが、残念ながらこれといった別案をネットで見つけることはできませんでした。。。


その状態でしばらく頓挫していたんですが、以前 仕事で買って以来 余ってる「静電気除去テープ」なる物があることを思い出しました。
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トラスコ中山 静電気除去テープ 幅25mm×長さ5m SDT255

価格:1,530円
(2023/2/14 18:33時点)

数年前にモノタロウで買った、TRUSCOの その名も静電気除去テープです。

説明書きを読むと「貼った部分のみの静電気を除去します」と書いてあるので、ストラトをアンプに繋いだ状態でピックガードを触り、パチッ!と鳴る箇所の裏面に貼ってみました
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こんな感じです↑↑

で、実験の様子を動画にしたのがこちらです!
どうでしょう、ノイズが無くなったと思いませんか!?
この動画では便宜上ピックガードを触った時に発されるノイズしか撮っていませんが、前述したようなカッティング時のノイズも、アーミング時のノイズも、弦の上で手を滑らせた時のノイズも、一通り無くなりました!
いやぁーこれは大成功と言っちゃっていいんじゃないでしょうか!?


…とは言いましても実は100点満点ではなくて、ストラトをアンプに繋いだ一発目の時だけピックガードを触ったら単発的にパチ!っと鳴る時があります。でも最初にパチ!っと言わせてしまえば、その後は鳴らなくなるんです。理由はわかりませんが、その単発のパチ!で放電し終わったってことなんですかね?
上の動画でもおわかり頂けるように 静電気除去テープを貼る前はどれだけピックガードを触ろうが永遠にパチパチ鳴り続けていたので、これでも体感的には8割くらいは改善した感覚です(^^)


最後に。
大成功とは言いましたが、静電気は単純なものではなく、僕のようにギター側の対策だけで解決することもあれば、そもそも静電気がおきやすい服を着てるという原因もあったり、弾いている人間自体が静電気を帯電しやすい体質の人だったりも原因としてあるみたいなので、この静電気除去テープだけで必ず解決する保証は無いと思っていただければ幸いです!
あくまでも一つの案ということで(^^)




いやぁーつい先日2023新春バージョンと銘打ってペダルボードの記事を書いたばかりなのに、もうペダルボードが変更になりました(笑)

と言いますのも・・・
ずっと欲しいと思ってたShure GLXD16というワイヤレスを見つけてしまったからなのです!
これはレシーバー(受信機)がペダル型なのでボードに載せて使います。再びボードを組み直したのはそのためだったのです。

生産終了となって久しいモデルですが未だに人気があり、中古相場でも4〜5万円するようなのですが、なんとハードオフで22000円で発見
USBケーブルと電源アダプターが欠品だったのですが、USBケーブルは汎用品で済むし、電源はパワーサプライから取ることになるので結局アダプターは使わないですからね!

ちなみに、送信機はGLXD1、受信機はGLXD6という型番で、それらと電源やケーブル類のセットがGLXD16という型番です。


という訳でレシーバー(受信機)をペダルボードに設置しました。
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ディスプレイからも予想がつくようにこのレシーバーはチューナーも兼ねています。なので、これまで使っていたTC ElectronicのPOLYTUNE 3 noirは外しました。
このチューナーがまた非常に精度が良い!!
「せっかくレシーバーがペダル型ならチューナーでもオマケで内蔵しておきますかー」みたいな簡易的なものと思ったら大間違いです!(誰も思ってない)
精度や反応、視認性が非常に良いし、僕が今まで使っていたポリチューン3ミニではできなかったチューニング周波数の変更もできます(^^)


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余談ですが、レシーバーの筐体上部にベルクロを貼っている理由は、、、


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GLXD16を買ってきた当初は小さいボードに載せて組んでみたんですが、スペースの関係でレシーバーの上にブースターを置いてたからです。

これで置き切れてはいるものの、なんだか見た目がセクシーじゃない…ということで、、、
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結局、少し横長のボードで組み直し、レシーバー上のベルクロだけが残った訳です。
そしてせっかくスペースができたなら…とジャンクションボックスも2台にしました。
ペダルボードって見た目的にも整然としている方が美しいし、トラブルが少ない & トラブルを特定しやすいんですよね


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買ったばかりでまだライブで実戦使用はしてないのですが、家で使う限りではレイテンシーは全く感じないですし、以前使ってた某B社の簡易的なワイヤレスではあった音切れも全くありません
また、我が家はギターアンプは2階に置いてるのですが、部屋から出て1階に下りて弾いてもしっかりと2階のアンプから音が鳴り続けていました!(もちろん家の構造や電波状態にもよるでしょうけどね。)

サウンドとしてはパキッとして実音感が増す印象です!まぁこれは比較するシールドにもよるし、各人の音の好き嫌いがあるので 敢えて「優劣」では表現しませんけど、個人的には好きな音です(^^)


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あと僕的にポイント高い点をザッと羅列しますと、

・トランスミッター(送信機)が充電式でかなり長い時間もつ
・トランスミッターの電池残量がレシーバーに表示される(某社製品はトランスミッター本体に表示されるため装着時に自分から見えないらしい)
・金属の筐体で頑丈
・電源を入れるだけで適正な周波数帯の電波に合わせてくれる
・使用中に悪影響な電波が飛んできたら自動で別の周波数に切り替えてくれる
・GALNERYUSのSyuさんが「様々な電波が飛び交っててワイヤレスを使うのが難しいと言われている渋谷でもトラブルが無かった」とレビューされていた

といったところでしょうか!


当然ですがあとは自分が使ってみてどうかっていうのが一番重要ですから、次回のライブではリハから導入してみて、それから改めてもっと深い実使用レビューもできればと思っています!




最近ブログのペダルネタがめっきり減少傾向なので・・・汗
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ここらで2023年新春バージョンペダルボードを投下です!
…とは言っても最近エフェクターはほとんど買ってないので、スタメンはここ数年はほとんど入れ替え無しです。それだけ気に入っているということですね!


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2016年にライブ活動を本格化(当社比)させた当初は「あれも載せたい、これも使うかも」と要塞一歩手前ほどのデカいボードになってしまったのですが、場数を踏むにつれて「必要な物と不要な物」「実用目的の物と個人的趣味の物」などの区分けが自分の中でどんどん明確になっていき、今やRockboardのDUO2.0 や 2.1に乗せ切れるラインナップとなりました。

つまり、妥協に妥協を重ねて苦渋の決断で減らしていったのではなく、必要な物だけに絞り込んだら自然とこのサイズになったというわけです!
このペダル数でロックやポップス、はたまた歌謡曲や演歌までサポートしてるんだからなかなかすごいでしょ?(笑)


こんな感じで変化の少ない僕のボードですが、このたび変わった箇所を紹介します。
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右上の白いミニペダル。これはブースターです。
ちいかわのうさぎのシールは僕が貼りました。

ただ、一口にブースターと言っても僕的にはバッファ兼ブースター兼コンプ兼エンハンサーみたいに捉えています。以前僕がトランジスタアンプでいかに真空管アンプのようなコンプ感やサギング感のあるクリーンを作れるか!?を追求してた頃、Zauber Pedalsさん「ジナパパさんが求めている物をZauber Pedals的解釈で製作してみました」と作ってくださった物です!
クリーンサウンドをあと一歩前に出したい!という時に効果覿面で、僕は基本常時ON

また、GAINを最大にすると歯切れと分離の良いクランチが作れるので、軽く歪んだアルペジオやカッティングなんかにも最適です


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続いては黄緑色のペダル。
Aural DreamのCompelling Driveという歪み物です。これは中国の安ペダルで僕は2500円程度で買ったのですが、以前僕がSNSで「VEMURAMのMyriad Fuzzにソックリ」と書いたせいで中古相場を一時1万円以上に高騰させてしまいました(苦笑)
ミリアドファズに似てる(私感)ことから当初はこの動画のようにFUZZとして面白いと思っていたのですが、ローゲイン設定でのオーバードライブ、ゲインブースターという「普通の使い方での良さ」にも今さらながら気付き(笑)、TS-9と入れ替える形で導入しました。
1台でオーバードライブとしてオーソドックスな使い方をしつつファズにも化けるって、得した気分じゃないですか?(笑)


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そして僕の不動のスタメン2台
TRICOLORSのEugene the Jeep(歪み)と、Zauber PedalsのAbyss(ディレイ&ミッドブースター)です。僕のサウンドの土台となっている2台ですね!正直、よっぽど飛び道具的エフェクトを使用するような曲じゃない限り、大抵のライブはこの2台だけでイケちゃいます

あと、重要なポジションにいるのがZauber Pedalsさんにオーダーしたジャンクションボックス。これによって歪みとディレイの間にいつでも任意のペダルを挿入することができたり、ボードからディレイだけ分離してアンプのセンドリターンに入れることができます


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土台となる部分は以前から変わっていないんですが、それでもやっぱり早く実戦で使ってみたいです!じつは中止になったり僕が出られなかったりで、もう半年くらいライブやってないんですよねー(汗)。体力は温存できたので、そろそろ発散したいですね(^^)




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