ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

カテゴリ:楽器 > ギター

現在のメインアンプ。
ELK FDB-61(アンプヘッド)Marshall 2064B(キャビ)
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このキャビには、CelestionGreenback G12H-30 Heritageを載せていました。
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今やほとんど見なくなった貴重なヘリテージのグリーンバック。
これで何の不満も無かったんですが、なんとなく気分でしばらく仕舞いっぱなしだったG12-65へ交換してみます


こちらCelestion G12-65です。
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CTスタンプなので、1985年3月製。

このスピーカーは当時のマーシャルキャビに純正で載せられていたユニットなのですが、のちにフェンダーアンプが好きなギタリストに好まれたユニットです。マイケルランドウなどが好んで使用したことから、そのイメージに由来するのかもしれません。


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トランジスタアンプですが、このELKのヘッドはフェンダー系なのでG12-65が合うだろうという目論見ですが、はたして?


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うん、予想通りいい感じになりました!!G12-65はカン!としたハイミッドが目立つキャラなので、ELKのチリチリ感にいい具合に実音感を加えてくれたと思います
ギター単体で弾くなら交換前の方がキラっとしてて気持ちいいかもしれませんけど、バンドに混ざった時に抜け出してきてくれる音ならG12-65でしょうね!

…まぁこのキャビをライブで使うことあるか?と冷静に考えたら、無さそうですけどw

ヘッドの出力に対し、耐入力的にもグリーンバックでは足りていなかったので、しばらくこのG12-65で遊んでみましょう(^^)

最近ライブでアコギ(エレアコ)を使う機会が増えました
前回はアコギとエレキ、次回もアコギとエレキをチェンジしながらの全8曲です。
特に次回は曲間の転換が短いので、エレキ→アコギ→エレキと迅速にチェンジしなければなりません。

次回に限らず今後もこういう場面が増えそうな予感がするので、それに合わせてペダルボードを組もうと考えました


まず、これまで使ってきたエレキギター用のペダルボードがこちら。
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ここ数年はずっとこのサイズ、このラインナップでやってきました。
まぁ今回ボードを組み直しても内訳は何も変更しない予定です。


続いてはエレアコ用ペダルボード
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こちらに関しても、ボードを組み直しても内訳はこのままです。
プリアンプに関しては試してみたい機種がちらほらあるので、ひょっとしたら今後入れ替わる可能性はあります。

どちらもとても小さいボードなんですが、それぞれが小さいなら1つにまとめちゃてもいいんじゃないか?と考えました。あとは繰り返すようですがギターの持ち替えに瞬時に対応できるボードを作るというのが最大のコンセプトですね


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用意したエフェクターボードはARMORです。
PS-2Cというモデルで、内寸は横幅55cm、奥行31cm

今まで使ってたエレキ用ボードと比べると結構なサイズアップですね。


という訳でチャチャっと組んでみました!
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うん、ボードはちょうどいいサイズでしたね!
「今まで無かったコンプが増えてる」と思われるかもしれませんが、実は今までもボード裏面に格納されていたのです(パワーサプライも)

エレアコの信号は、
ボリュームペダル → エレアコ用プリアンプ → ジャンクションBOX
と繋がり、現場のDIを介してPAへ。
この写真には無いですが、プリアンプとジャンクションボックスの間にチューナーも繋ぎます。エレキ弾いてる時のミュートスイッチにもなりますしね!

エレキギターの信号は、
ボリュームペダル → チューナー → コンプ → TS9 → RAT → ディレイ → ジャンクションBOX
と繋がり、ギターアンプへ。
次回のライブでは、ボリュームペダルへ入る前にワウを繋ぎます。


ちなみに、最前段のBOSS FV-30Lというボリュームペダル入力と出力のジャックが各2系統ずつあって、1にエレキギター、2にエレアコという具合にどっちのギターも挿しておけば、単純にギターを持ち替えるだけでOKなのです
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これで短い転換にも対応できそう!
いやーなかなか良さそうなボードができました

オフハウスで素敵なショーケース(中古)に出会ったので、購入しました!
とても丁寧に養生して車まで運んでくださったオフハウスの店員さん、その節は本当にありがとうございました!
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ぬおぉぉー!めっちゃカッコいい!!

実は以前からリサイクルショップ巡りの際、このようなガラス扉のショーケースを探していたんですよ。ところ基本一点物の中古品なので、お目当ての物にはそう簡単に出会えません。

いいなぁと思ってもちょっと小さかったり、ちょうどいいサイズでも予算オーバーだったり。

今回一緒にリサイクルショップ巡りしてた友人もこのような飾り棚をウイスキー展示用として探していたんですが、彼もこの棚を気に入ったもののちょっと容積が小さいから見送るということで、ならばと僕が買いました(^^)


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ガラスの棚板を4段取り付けられるのですが、棚板を付けるとギターが入らなくなっちゃいます。1段くらい付けてビンテージエフェクターを一緒に飾ったら雰囲気よさそうなんですけどね。

…まぁビンテージエフェクターなんて持ってないんですけども(笑)


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ちょっと胴幅のあるフルアコも問題なく入りました(^^)
このフルアコは決して高くないギターですが、飾り棚に入れると高級に見えますね


このようなショーケースを探していた理由ですが、見た目が良いというのはもちろんですが、もう一つ「湿度を保ちやすいのでは?」という期待があったからです!

我が家は冬場は24時間暖房をつけているので乾燥が酷いこと、そしてギターを飾っている場所は個室ではなくて1階からの吹き抜けホール部分なので、加湿器を使っても湿気が留まってくれないのです。
なので冬はギターによってはネックが動くしフレットのバリは出るしで、結構ストレス…。

ギターをハードケースに入れて保管すれば湿度管理もだいぶ楽になるんでしょうけど、でもそうすると「眺める」という楽しみ方ができなくなってしまう。じゃあどうするか?と考えたら「飾り棚に飾る」というのが落とし所になった訳です。

早速ショーケースの中にコップの水と湿度計を入れてみると、、、
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湿度40〜45%に保たれています!今のところ期待通りで良かったです


まぁなによりも、ギターを眺める楽しみが今まで以上に増したのが一番ですね!
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ここに座ってギターを眺めながらのんびりお酒でも…と言いたいところですが、前述のようにこの場所は2階ホール。娘の部屋と息子の部屋が後ろにあるので、落ち着いて過ごす場所では無いのが残念です(汗)

こうしてライブ活動をさせていただけるようになって早9年目。ライブ活動初期の頃は3〜4回ほどエレアコを使ったこともあるんですが、近年はまれにアコギの曲の依頼が来た時もエレキで代用という感じです。

ところが、たまたま今年は新年一発目のライブがアコギ。そして次回のライブはエレキとアコギが入り混じっての全8曲。更にその後に予定されているライブもアコギでの依頼を既にいただいてます。
そんなこんなでアコギを使う機会が増えてきていることもあり、音作りに関してもテキトーではいけないなぁとちょっと思い始めてる今日この頃(思い始めてるだけでまだ実行には移せてないw)


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という訳で今回のペダル検証は、前回のライブから使い始めたBOSS AD-3 Acoustic Instrument Processorのご紹介です。いわゆるエレアコ用プリアンプと呼ばれる物ですね。
「いまさら!?」とか言わないでください、めっちゃ古い機種であることはわかっています笑

これを買った時点では、僕はアコギプリアンプはこのAD-3しか使ったことがありませんでした。なので良いも悪いも全然わかってなかったのですが、その後に購入したTRIALのSingle Input Preampとの比較についてちょっと書いてみようと思います


まずTRIALの方。
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これは音の変化が本当に自然です!アコギ本体とピックアップのキャラを良くも悪くも変化させないのが特徴ですね。なので、アコギ本体とピックアップをPAに通したサウンドで概ね満足できている状態で使うべきプリアンプだと感じます。
言い換えると、アコギ本体とピックアップで満足できていない状態でこのプリアンプを通しても、大満足な音に大きく変えてくれるということは期待できないでしょうね。
良いアコギを持ってる人が最後の微調整で本器を使うっていう感じの、玄人好みするプリアンプという印象です!笑


さて本題のBOSS AD-3です。
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これは前者TRIALとは違って良くも悪くもサウンドを大きく変化させますね。言い方が適切かどうかわかりませんが、わかりやすくアコギっぽい音にするという感じです(わざとらしいと言えなくもな…ゲフンゲフン)。印象としてはミドルをカットしてシャラ〜ン感を増す方向の音作りですね。


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僕のエレアコはミニミニギター(ショートスケールより更に小さい)なので、ポロロ〜ンとしたサウンドです。なのでAD-3で人工的にシャラ〜ンとさせてやるくらいで丁度よくなるのかもしれません。つまりこのアコギにはAD-3がハマったという感じですね。
逆に、しっかり鈴鳴りのするアコギでAD-3を使ったらハイが出過ぎるのでは?なんて思ってしまうくらい。。。

EQとしてボトム(低音)とトップ(高音)がついてますが、僕は家でもライブでもトップはほぼゼロで丁度いいくらいでした。

リバーブやコーラスは共にクセの無い、いわゆる良い意味でBOSSを感じるようなエフェクトですね(ライブではどちらも僕はOFFでした)

あとAD-3にはハウリングを抑制する機能を 手動・自動で使えます。僕は今のところステージやリハでアコギのハウリングに悩まされたことが無いので、この機能の恩恵にはあずかれてないです。


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背面には、コーラスをステレオで鳴らすためのステレオ出力や、本器をエレキギター用アンプに繋ぐのに適した出力、あと当然ながらDIやPAへの出力などが装備されています。


という訳でアコギ用プリアンプBOSS AD-3の紹介でした!
僕的にはミュートスイッチがついていたらもう完璧でしたね(^^)
AD-3はかなり古い機種で、今現在 後継機種もかなり出ているのでそっちも気になりますねー

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Kanjiのストラトモデル。
2017年からの付き合いで、一時期ネックが機嫌を損ねた時を除いてずっと不動のメインギターとして活躍してくれてます(^^)
ただ、ここ最近のライブはギブソン系の音が欲しい曲がたまたま続いたためZodiacの出番が多くなり、Kanjiのライブ出動機会は減ってました。


実は、ナットの接着剤が外れていてチョーキングのたびにナットがズレてしまう状態だったのを知りながら横着して直していなかったのですが、それを直して久々にしっかり弾いてみたらその素晴らしさを再確認
単純に「音が良い」「音が好き」というギターにはちょこちょこ出会えるもんだと思うんですけど、なんていうか、「こういう風に鳴って欲しいと頭でイメージしたままの音が出てくれるギター」はなかなか出会えないと思うんですよね(^^)
言い換えれば「イメージ通りに鳴らせるくらい深く長い付き合いが出来ているギター」っていうことなのかもしれませんね!

次のライブは久々にKanjiでいこうかしら(^^)

年間3〜4ステージほどコンスタントに立たせていただくようになって9年ほど経ちました。
ありがたいことで、そのような機会を与えてくださる方々には本当に感謝です(^^)

そんなライブ生活で、実は自分のギターアンプをライブに持ち込んだことが一度もありません
「数曲しか演らないのにわざわざデカくて重たい物を持ち込まなくてもなぁ」っていうのと、箱でお借りするアンプ(主にMarshall)で特に不自由を感じたことが無いからです。


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ところがありがたいことに近年はワンステージで7〜8曲演奏させていただく機会も増え、ライブでMyアンプを使いたい欲が募ってきました。普段の音作りにより近いままステージで再現するには、やっぱりアンプは重要ですしね。


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とは言ってもキャビはさすがにデカいので、まずはヘッドからかなぁと。

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現在のメイン機材たちを並べてみました。
あくまでも「メイン」なので、サブ的な立ち位置のギターや機材は他にもあります(笑)


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ギターという趣味は弾くだけじゃなく、こうして眺める楽しみもあるのが良いですね


これまで数回にわたって更新してきた、ELKの昭和のトランジスタアンプモディファイ記事。
時系列を追ってリンクを置いておきます。
↓↓↓







音の方(中身の回路の方)は僕は完全にド素人なのでVinetoneさんに全て依頼させていただいたのですが、それが終わって帰って来てからは自分で「見た目のモディファイ」を進めてきました。

…まぁ見た目のモディファイと言ってもパーツを交換する程度なんですけどね(笑)


この写真は前回記事までの姿↓↓
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いやーカッコイイですねぇ(自画自賛)。
変えた箇所は、コントロールパネル上の枠線やモデル名の消去、ツマミ交換、目盛り板の追加、オリジナルプレート(mmg)の追加です。

でも実はこのツマミ(ノブ)を買った時、同時にハンドルも買ってあったのです(^^)
別にネタを引っ張った訳じゃないですよ。
ハンドル交換は新たなビス穴を4つ開けて爪ナットを内側から打ち込むといった作業が必要なので、ゆっくり時間がとれる時まで作業を保留してたんです。

という訳でハンドルを交換
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おーいいじゃないですか。高級感が増しました(^^)
今までのハンドル(純正)は持ち手部分が全然伸びなかったので、指を入れて握り込むのが困難だったのです。それに比べてめっちゃ持ちやすくなりました!


という訳で見た目のモディファイも(現状思い付く限りは)完成となりました(^^)
最後に最近このアンプで撮った動画をいくつか載せておきます!
これは2本のギターどちらも歪みペダルは使っていません。ELKのクリーントーンですね!
(バッキングで鳴っているパームミュートの刻みはRATだったかな…?)
個人的にはクリーンでリアPUを使うことはほぼ無いので、自分で弾いてても新鮮でしたねー


これはIbanez TS-9で歪ませてます。僕はTSはクランチやブースター要員として使うことがほとんどなのですが、この動画ではGAINは結構上げ目でバイト感のあるクランチを目指しました。


最後はアコギと合わせてみました。昭和のトランジスタアンプということで、昭和歌謡を(^^)
TSで歪ませていますが、たしかGAINはゼロにしてクリンとした艶感を出すことを意識しました。コンプをもっとキツく掛ければ原曲の雰囲気っぽくなるんでしょうけどね。


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Vinetoneさんにモディファイしていただき、すっかりお気に入りとなったELKのトランジスタアンプ。見た目はFDB-61なのですが、中身は同ELKのVKB-75に入れ替えてもらっています

上の画像の状態で既に見た目もちょっとモディファイしてあるのですが、他のツマミも試してみたくて更に2種類のツマミを購入してみました


まずこれが現在の状態。
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このツマミはジムダンロップのファズフェイス用ツマミです。
黒なので無難で間違いないですが、ちょっと遊び心が欲しいところ。
あとこのツマミはポインターがどこを向いてるのかわかりにくいのもちょっと難(汗)


続いて、ブラウン系(赤茶?)のツマミ。
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購入する際はこれが本命だったのですが、いざ付けてみるとデカいですねww
正面から見てもデカいですが、横から見た際の飛び出し具合がまたなんとも。。。
これはナシかな。


続いても同じく赤茶(こっちの方が茶色っぽいかな)ですが、デザイン違いで小さいタイプ。
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これは購入時は「一応試してみるか」程度のものだったのですが、一番気に入りました!
これでいきます(^^)

Xにも書いたように、自作アンプのようなルックスになりましたねー(笑)


このままでも十分満足なのですが、試してみたかった目盛り板を買ってみました!
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おお、なかなか良いですね!黒が入ると締まりますねー


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見た目重視で付けてみた目盛り板ですが、使い勝手を考えてもある方が便利ですしね!
10までじゃなく100までっていうのがまた何とも(笑)


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更にオリジナル感が増してきました。やっぱり見た目が自分好みになると愛着も増しますしね!
来月のライブに持ち込んでみようかしら…

コチラの記事で紹介していました、ELKのトランジスタアンプのモディファイ
↓↓↓




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本来のモディファイの趣旨とは違う結果とはなりましたが、めちゃくちゃ好みのサウンドが出るアンプが意図せず爆誕するという素晴らしい結果となりました
終わり良ければ全て良し、とはまさにこのことですね!!


その後、フロントパネルの青いラインとモデル名の印字を消し(除光液で)、ツマミを交換。
最初の写真と見比べてみてください。
「モディファイ物」っていう雰囲気が増しましたねー(笑)


続いて、オリジナルのプレートも取り付けてみました!
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弊ブログ古くからの読者様ならご存知かもしれませんが、今から10年ちょっと前にVinetoneさんに製作していただいた僕のオリジナルアンプ「MMGアンプ」に取り付けていたプレートです。
色味もちょうど合ってて、いい感じですね(^^)
ギターや機材って見た目ひとつで愛情や思い入れがかなり変わるので、こういうドレスアップ(?)はとても大切です


さて、冒頭に貼ったリンク先の記事でも動画を載せましたが、改めてGary MooreのEmpty Roomsをコピーして撮ってみたので貼っておきます!
毎度のようになんちゃってコピーなので「ここが本人と違う!」等は目をつぶっていただいて、あくまでもアンプのサウンド紹介動画としてお聴きいただければ幸いです。

ペダルの乗りもとても良くて、弾いててめっちゃ気持ちよくなれるサウンドです!プレーン弦のハイフレットの単音弾きでも音が細くならず「クゥーン」と艶やかに太く伸びてくれるので、ゲイリームーアのようなプレイやフレーズ選びをする人に重宝されそうなサウンド


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僕はあまりトランジスタや真空管に優劣をつけるような言い方はしない(したくない)ですが、弾いてる本人だけが感じる「こういうピッキングをすればこういう音で返ってくるだろう」というニュアンス的な弾き心地は、真空管アンプを弾いてる時のそれに非常に近いというか差を感じないくらいですね!
改めて言いますが、これは昭和の日本のトランジスタアンプ(しかもベースアンプ)ですからね。ほんと侮れないです!

という訳で、ELKのアンプのモディファイ記はこれで一旦完結です!

コチラの記事でチラっと紹介しておりました、ELKのトランジスタアンプのモディファイ
↓↓↓



Vinetoneさんに依頼したモディファイを要約しますと「2つのアンプの中身を入れ替えてもらう」といった内容です(もちろん、実際はただ中身を入れ替えただけなんて単純な話ではないですよ!)
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VKB-75(写真上)のルックスは最高なんですけど音はFDB-61(写真下)の方が好き
ならば2つの中身を入れ替えることで「見た目はVKB-75で音はFDB-61」のアンプができるんじゃ?という発想からスタートしたモディファイでした

言うまでも無く、筐体サイズも違えば中身のパーツも違うこの2台の中身をそっくりそのまま入れ替えるなんて不可能なため、Vinetoneさんにはいろいろとご苦労をおかけしました
素人の思い付きだけで相談&依頼してしまう僕ですが、いつもそれに応えてくださるVinetoneさんには心からお礼を申し上げます!!ありがとうございます!!
…そしていつも無理言って申し訳ありません!汗


そしてついに完成のご報告をいただき、アンプが帰ってきました!
(僅か半月ほどで仕上げてくださいました!感謝です!)
では早速、FDB-61の中身に生まれ変わったVKB-75お披露目です!

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外観は変化はありません。


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知識に乏しい僕は中身を見てもチンプンカンプンなのですが、一応写真も載せておきます(^^)
あの基板はここに載ったのかー!とか、これは元々FDBのパーツだけどこのパーツはVKBのをそのまま流用したんだなー、などと感動しながら見させていただきましたよ!


という訳で、はやる気持ちを抑えて早速鳴らしてみました
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おや・・・?
ちょっと待って、これは予想外だぞ。
中身がFDBになったはずなのに大まかなキャラは元々のVKBのままです!?
さらにモディファイ前より低音がかなり減り、BASSを最大にしても僕の好みとしてはまだ低音不足です。

むむぅ、、、

正直モディファイ前から「中身を入れ替えればサウンドもそっくりそのまま入れ替わるなんて単純な話ではないかもなぁ」とは想像してたんですが、実際はその想像をはるかに超えて音のキャラが変わりませんでした!汗

Vinetoneさんからもいろんな要因をご教示いただきましたが、VKBとFDBはどちらも同じメーカーでどちらもベースアンプなので、そもそもの回路にそんなに差異がなかったのかな?いや、元々モディファイ前から2台のサウンドはかなり違ったじゃないか!じゃあその音の差は今回入れ替えなかったトランスの違いによるもの??(注1)

・・・真相は僕にはわかりませんが、何にせよ意外な結果となりました。
まぁエフェクターでも中身や回路は同じでも筐体のサイズや材質で音が変わるとも言いますし、こんな結果もあるさ!

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(注1)
Vinetoneさんから「トランスも交換している」との訂正をいただきました。それぞれのトランスのカバーはそのまま(つまり外観は交換していないように見える)でカバーの中身だけ入れ替えている、という高度な交換がなされているそうです!!すごい!!
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↑↑Vinetoneさんからのメールです

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さて、気を取り直して(?)次は「見た目はFDB、中身はVKB」、つまり言い方は悪いですが「今回のモディファイで余った筐体と余った中身の組み合わせ」のサウンドです。
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え?待って、最高じゃないですか!!
モディファイ前からFDBの好きだった点である「ソリッド整流で6L6パワー管仕様のFENDERチューブアンプっぽさ」に更に磨きがかかったようなサウンドです!
クリーンの透明感や低音のドッシリ感が増したようで、ディレイの余韻の美しさ(コーラス感)が際立つし、TSやRATもFenderのBANDMASTERやSHOWMANに繋いだ時と同じような歪み方をしてくれます!

いやぁ、、、これは素晴らしいなんてもんじゃないぞ…!
動画を撮ってみましたので、聴いてみてください!
いかがでしょうか…!
その場の思い付きで弾いてるのでお聞かせするようなプレイじゃないですが、音の良さは伝わるんじゃないでしょうか。


今回のモディファイは「見た目はVKB、中身はFDB」が目的でしたから、実はVinetoneさんから「余ったFDBの筐体とVKBの中身は組みますか?」と聞かれた際に「組んでいただいてもきっと使わないと思うので」とお断りしたんです。ところがVinetoneさんは「ゴミになるのももったいないので」とご厚意で組んで送ってくださったのです!
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まさか、そっちの方が結果的に気に入ってしまうとは…!


今回のモディファイ。僕が素人の思い付きだけで依頼して結果的には意図した音にはならなかったですが、その一方でVinetoneさんのご厚意によって最高のアンプがこれまた意図せず爆誕してしまうという素晴らしい結果に終わりました!本当にありがとうございました!


※追記
完結編をアップしました。


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