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アンプヘッドOrange AD30スピーカーキャビネットMarshall 2064Bセッティングが完了
昨日アップした記事に書きましたように紆余曲折ありましたが、ホッと一安心。。


※アンプヘッドとキャビ、それぞれの紹介記事は以下をご覧ください↓↓↓





まずはアンプヘッドORANGE AD30 single channelから。
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オレンジというとRockerverbなどのモダンでハイゲインなシリーズが今は有名だと思いますが、このADはビンテージテイストなシリーズです。整流部がチューブでパワー管がEL84…という仕様からもなんとなく察するところはありますよねw

歪ませると特に低音弦がブーミーになって割れるような、ファズっぽい印象です。

この動画はGAINつまみ1〜2時くらいの設定です。
ズシャッ!という歪みからファズっぽいっていうのもわかっていただけるでしょうか?
ギターボリュームの追従性がめっちゃ良くて、これだけ歪んでいてもクリーンまで落とすことができますし、ハイとローがしっかり残ってくれるのでちゃんと “ 使えるクリーン ” なのが素晴らしいです(^^)


続いては、アンプのGAINつまみ8時くらいのクリーンサウンドです。
セカストで1万円くらいで買った最近お気に入りのFirstmanのフルアコで撮りました。

近年は主にフェンダーアンプを愛用していた僕にとって、オレンジはキラキラ成分ちょっと控え目でミドルにあたたかさを感じるクリーンです。とは言えMIDDLEつまみの効きはとても良いので結構幅広くイコライジングできますね!(上の動画はMIDDLE9〜10時くらいに抑えてます)

この設定でRATやTS-9で歪ませても非常に良い感じで、ペダルのプラットフォームアンプとしても十分役割を果たしてくれます。先ほど「ファズっぽい」と書きましたが、オーソドックスなオーバードライブやディストーションが欲しい場合(ていうかそういう場合がほとんどですよねw)は、アンプはクリーン〜クランチまでにしておいてペダルでゲインブーストさせる方が扱いやすい歪みが作れると思います!


さて、続いてはスピーカーキャビネットMarshall 2064Bです。
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現在スピーカーはCelestion G12H-30 Heritage グリーンバックを載せています。

この2064Bというキャビは、4発キャビ(1960等)と同じサイズなのに1発しかスピーカーが載っていないというレア仕様なのですが、弾いていると「大型キャビ感」を変に意識させないし「1発キャビ感」も感じず、低音は量感タップリに鳴るというキャラです!
オーディオに例えると、一昔前に流行ったミニコンポ +サブウーファーの「作られたような重低音」ではなく、大型フロア型スピーカーを余裕たっぷりに悠々と鳴らしているような量感ですね!


ちなみに↓↓この動画はキャビがRoccaforteの小型1発キャビ(が2台)です。



アンプヘッドは同じAD30なのですが、マーシャル2064Bを鳴らした前出の2つの動画に比べて低音はタイトで音が前に飛んでくるような「スモールキャビ感」を感じるサウンドなのがおわかりいただけると思います。
まぁ載ってるスピーカーも違うしカメラを置く位置も違うのでシビアな比較ではないですが、動画から伝わるもの以上にその場で弾いてる本人が一番違いを感じます(^^)

もちろんそれぞれの良さがあるので優劣の話ではないのですが、大型サイズでスピーカー1発という2064B、、、実はかなり素晴らしい仕様かもしれない・・・!!
体積の容量、そしてバッフル面積の大きさもサウンドの要になっているんでしょうね!


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というわけでORANGE AD30と Marshall 2064Bのレビューでした!
一言で言うと、最高です