先日購入しましたORANGE AD30 single channelという真空管アンプヘッド。



そしてその前に購入していましたMarshall 2064Bというスピーカーキャビネット。



これらをアンプ置き場に設置するため、スチールラックを新調しました(^^)
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直接キャビを載せるとスチール製のラックが鳴いてしまうため、キャビは床に直置きにしてコの字バーラック強度を確保します。


無事に設置完了です!
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我が家で唯一の、僕の趣味スペースが完成です
基本的にこじんまりしてるのが好きなので、アンプも含めた推しグッズが一点に集中してるこの空間はずっと眺めていられます(笑)


これで晴れてオレンジアンプをマーシャルキャビで鳴らせる環境が整ったわけです!
…が、ここで問題発生。。。

ギターを弾いていると、キャビ(スピーカー)からブーーーン…という低周波ノイズが鳴り始め、それがどんどん増大していくのです。
ギターの再生音だけじゃなくあらゆる生活振動から共鳴し出します。。。
やはり4発キャビのサイズに1発しかスピーカーが載っていないという特殊な仕様ゆえ、キャビ内部で音が反射しまくって共鳴してしまうのでしょうか・・・?

これまで数えきれないほどのキャビを所有してきましたが、こんなの初めてです。


あらゆる可能性を想定していろいろ試してみました。ダクトにタオルをギューギュー詰めにして塞いでみたり、内部に吸音材を入れてみたり、バッフルを少しずつ開いていき共鳴しなくなるポイントを探したり。。。

ちなみにタオルと吸音材はまったく効果なし。
バッフルをそれなりに開ければ共鳴しなかったのでその時点では上のツイートをしましたが、その後ほどなくして共鳴し出しました(汗)
つまり、全対策・全無意味(涙)


どうしたもんかと2日間ほどモヤモヤした時間を過ごし、最終的にはキャビ背面に穴を開けてオープンバックにするしかないと思っていたのですが、あるタイミングで床を叩くとスピーカーからガン!ガン!という金属音が出ることに気づきました。ネジが緩んでいるのか、あるいはスピーカー自体が破損しているのかと思ったのですが、チェックしても緩んでるネジは無いし、スピーカーはどこを触っても金属音なんて鳴りません。

しかしその床を叩いた時のガンガン!という金属音は、アンプヘッドの電源が入っている時だけ鳴ることに気付いたのです(つまりアンプの電源がオフだと、床を叩いてもスピーカーはガンガン鳴らない)

ここでやっと「この金属音はスピーカーから物理的に出ている音ではなく、スピーカーから再生されている音だ」とわかったのです。
ということは、原因はキャビではなくヘッドということですね!
これに気付けたら、一気に進展!!


真空管を1本ずつ軽く叩くと、4本中2本のパワー管(EL84)がマイクロフォニックノイズを発していることに気付けたのです!(上のツイートに書いたように、叩くとガゴォォン!ゴワァァン!という金属音のようなノイズがスピーカーから再生される)

この壊れた2本をアンプから外してパワー管2本だけで使用すると、ブーーンという低周波ノイズ、あらゆる振動からの共鳴、ガンガン!という金属音、すべてが解消しました!
いやぁ、、、キャビに穴を開ける前に気付けてよかった、、、ww


という訳で完璧に鳴らせる状態になりました!
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逆光の写真ですみません(笑)
すっかり長くなってしまったので、完璧になったアンプヘッドをマーシャルキャビで鳴らしたレビュー記事は後日改めて書きます!