先日アップしたこちらのブログ記事(と動画)。↓↓



1969年製Fender Deluxe Reverbは、アンプ直でいったいどれくらい歪むのか?そしてその歪みは “ 使える歪み ” なのか?を検証した記事です。
詳細は上のリンク先を見ていただくとして、先日はシングルコイルのギター(ストラト)で試したので、今回はハムバッカーのギター(レスポール)で同様に動画を撮ってみました


ではさっそく動画をどうぞ!


ツイッターより音質が良いYoutube版はコチラです↓↓



シングルコイル編と同様にVOLUME 3→5→7→10の順に上げてます。

まずハムバッカーではボリューム3で既に少しチリチリとクランチし始めてますね。

そしてボリューム5ではもうしっかり歪んでますw
やはりシングルコイルよりもハムバッカーの方が歪みやすいですね!
ちなみに検証で使ったストラトとレスポールはどちらにも標準的な出力のピックアップを載せています。

ボリューム7では歪みが増すのはもちろん、中低域がモリっとブーミーになります。この挙動はシングルコイルの時と同様ですね。もともと中低域の強いハムバッカーではシングルコイルの時以上にEQで低域を下げなければいけません。

ボリューム10ではハードロックのバッキングはもちろん、リードもイケるくらいには歪みます。正直、6V6パワー管が使われたFender低出力アンプはブリブリと割れるような歪み方をするイメージだったので、こんなに普通に “ 使える歪み ” が出てくれるとは思ってませんでした

そして最後はチューブスクリーマーでブースト
これはもう「気持ちいい」意外に言葉はいりませんねw


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という訳で、シングルコイルとハムバッカーを使ってデラリバの歪みを体感してみました!
前述の通り、同社のCHAMPやPRINCETONなどの印象からこのデラリバもブリブリ割れるような歪み方をすると思っていたのですが、その予想は良い意味で裏切られましたねー(^^)
デラリバは、さすがワールドスタンダードの超ド定番となるだけのことはあります

とは言っても、同じデラリバでもビンテージは当然 年式や状態によって音は違うでしょうし、リイシューにもレギュラー品やHWのカスタムバージョンがあったりしますから、きっとそれぞれに「違うデラリバの良さ」があるのでしょうね


最後に、今回の動画を撮った際のEQ設定です!
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前回ストラトで撮った時はBASSが4.3くらいでしたが、今回は3.5くらいに下げてます。
TREBLEは同じですね!