先日のリハに合わせて導入したペダルです!
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中華ブランドMooerPitch Stepです。
簡単に言うとペダル型のピッチシフターで、つまりDigitech Whammyの簡易版みたいな物。
踏み込み具合によってピッチをリニアに変化させられるのがペダル型ならではの特徴です。
ウェット音だけじゃなく、ウェット音+原音を同時に鳴らすこともできるので、ハーモニスト系ペダルとも言えますね。

ハーモニスト系とは言っても、あらかじめ「ハモリのキー設定」や「±〇度に変化させる(加える)」等の細かい設定はできません(使う人の足次第ww)。とはいえペダルを途中で止めるといった高度な操作をしないならば「つま先側」と「かかと側」それぞれ最大まで踏みこんだ時の音程は設定しておけますけどね。
なので、アーミングのように徐々に音程を上げ下げさせる物という認識が良いと思います

ちなみに僕はワーミーの代用として導入しました。
つま先側に踏み込んだ時に1オクターブ上まで上昇するよう設定はしてるものの、次回のライブでは音程感の無いノイジーなプレイの時に使う予定です。


まぁとりあえず動画を見ていただきましょうか!
TRICERATOPSのGOING TO THE MOONのリフを弾きました。
( ↓ ちなみに前述の「ライブでノイジーに使う」というのはこの曲ではないですよ)
この動画のようにリズムにピッタリ合わせて踏むプレイをすると、弾いてる本人は踏み始めてから音程が変化し始めるまでがビミョーに遅れることに気づきます。これはもしかしたらレイテンシーの問題ではなくペダル自体の「物理的な遊び」によるせいかもしれません。なのでちょっと走り気味にペダルを踏むというテクニックも必要になります(笑)
これは個体差もあるかもしれませんけどね。まぁすぐ慣れると思います。


あくまでも私感によるレビューでしたが、ここまで読んでいただくと「シビアな演奏には向かなそうだな…」と思われたんじゃないでしょうか?
いやいやぶっちゃけオクターバーやピッチシフター、ハーモニストとして売られている有名メーカーの機種もレイテンシーはどうしても気になりますので、取り立ててコイツの性能が悪いってことは無いです!ある程度速いフレーズにもしっかりついて来てくれますしね!

ていうか最近久々にBOSSのPS-6を改めて使ったのですが、比較するとむしろレイテンシーの面ではmooerの方が優秀でした!(^^)

でもやっぱりこいつは飛び道具的に捉えて使うのが正解なのでしょうね!