なんか最近ブログ更新が滞っててすみません(ネタ切れ)。

さて、皆さんは中古ギターを買ってきたらまず何をしますか?
「弾く!」…の前にまず「バラして磨く!」っていう方も多いのではないでしょうか(僕がそうです)。もう何もしなくてもいいくらいにピカピカに磨かれてて完璧に調整された状態で売られている中古ギターって、案外多くないですもんね。。。


先日買った中古ギターです。
光の当たり具合で見え方が変わるので きっと画面では普通にキレイに見えてるとは思いますが、実際はキズだらけです。それも、過去オーナーが意図的につけたと思われる線キズだらけ。レリック加工でもしようとしたのでしょうか?汗


こっちの写真の方がわかりやすいですね。
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キズがわかりやすいよう、天井の蛍光灯が映って反射するような角度で撮ってみました。
丸い蛍光灯もボヤ〜っとしてますし、細かい傷が無数に入っているのがわかると思います。

今回はこの細かい線キズを消していく作業です!
使う道具はこちら!
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まず、電動ポリッシャーです。
何用ってことは無いと思いますが、パッケージには車の写真が描かれているのでおそらく車を磨くことを想定した商品なのでしょう。
我が家の電動工具(?)の中では意外と使用頻度が高い物の1つです。


そして、
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Holtsの液体コンパウンドです。
これはカー用品として売られている物です。細目・極細・超極細という3種類を使っています(超極細は使用頻度が高いので大きいボトルも用意してます)。


言うまでも無いですが、細目→極細→超極細という具合に、粗い方から細かい方へという順番で使っていきますよ。
もちろん電動ポリッシャーではなく手で磨いても良いんですが、時間と労力を考えたら絶対に買って損は無いと僕は思います


このような感じで、どんどん傷が無くなっていきます。順にどうぞ↓↓↓IMG_7770
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あくまでも消すのは細かい線キズであって、大きいキズや打痕、塗装欠けではないですからね。
新品みたいにビカビカにするつもりではないので、こんなもんでしょうか。


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家の中が輪郭クッキリの状態でしっかり映ってるのがわかると思います(^^)


一口に「キズが目立たなくなる」と言ってもコンパウンドは研磨剤ですから、要は塗装面が削れている(薄くなっている)ということです。トップコートの下まで達するほど磨かないよう、またニトロセルロースラッカーやビンテージギター等の弱い塗膜に使う場合など特にご注意ください!