先日、2024年一発目のライブが終わりました。
今回の会場は僕にとっては初めて演るライブハウスだったのですが、キレイで雰囲気がいいしスタッフさんもめちゃくちゃ親切(機材セッティングなどもこっちが申し訳なくなるくらい手伝ってくれました)で、とても楽しく演奏できました(^^)


ところで先日、中古で買ったギターを開けたらアビゲイル・イバラさんのイニシャル入りのフェンダーカスタムショップ製ピックアップが載っていたという話をブログに書きました↓↓↓



おそらく、Custom 69というピックアップだと思われます。
ある時期までのCustom69にはデフォルトでイバラさんのイニシャル(AY)が書かれていて、別に高いわけではなく他のピックアップと同じような値段で普通に売られていたんですよ。
(今思い返すと贅沢でしたね)

このアビゲイルイバラ女史のピックアップをKanjiのストラトに移植してみました!
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うーん…そこはかとない既視感が…
それもそのはず。


実はKanjiにはアビゲイルイバラのピックアップを約4年前にも載せていたのでしたw
※ ちなみに4年前と今回は違うピックアップ(同モデルの別個体)です



2回目とはいえ4年も前の話なので、ぶっちゃけ音のことは覚えてません。当時の自分のレビューを読み返して「あーそんな感じだったっけねぇ…?」という程度。
でもこのピックアップが載ってたトーカイストラトの音がとても好印象だったので、Kanjiに載せたらかなりいい感じになるのでは?と期待大


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結果的にはかなりFENDERライクで、巻き弦でもブチン!と金属がはじけるようなブライトサウンドになりました!
今まで載せていたSuhr MLがミドルで抜けていくタイプなら、アビゲイルイバラはハイで抜けていくタイプですね。弾いてて非常に気持ちいい音ですが、Suhrとどっちが好みかという意味ではすぐに答えは出せそうにありません(つまりどっちも良いw)。
誰もがイメージするであろうThat'sストラト!という音は、間違いなくアビゲイルイバラです
でもライブでこれ1本だけ持って行って…というシチュエーションを考えると、Suhr MLの方が強そうにも感じますね。


で、話を冒頭のライブに戻します。
ライブにはKanjiのストラトを持って行ったんですが、実は今回は歪みを一切使わずクリーントーンのみの演奏だったんです。
クリーンでは、シングルノートのメロディ弾き、アルペジオ、コードストローク、カッティングなどなど演奏方法によるピッキングダイナミクスの違いでかなり音量差が出るので、こんな時はほんとコンプが必需品だなと実感しました(一方、歪みサウンドではピッキングダイナミクスは音量ではなく主に「歪みの深さ」として現れます)。


コンプ好きなのでいろいろ試してきましたが、今ボードに載せているのはZauber Pedalsのビルダーさんがご自分用に作られたコンプを譲っていただいた物です。

特に僕のようにバックバンドのサポートギタリストは、曲によってメロディ隊が自分(ギター)しかいない場合もあればもう1人ギターがいる場合もあるし、キーボードがいる場合も(なんなら2人の時も)あるので、そういったバンド編成の違い(つまり音数の違い)によってもかなりコンプの存在やそのセッティングは重要です。


ところで僕いつも思うんですけど、コンプって家で一人で弾いててもわからないことだらけですよね!?何言ってんだコイツと思われるかもしれませんが、ギターが埋もれずに抜け出してきてくれるかをバンドに混ざって確認してこそ、初めてコンプとして評価できると思うのです。
1人で弾いてて「いかにもコンプ掛けてますっていう音がわざとらしい」と感じても、バンドに混ざると案外ちょうど良いってパターンもありますしね。

そんなことを改めて強く感じた今回のライブでした!(^^)