ペダル検証シリーズの記事を書くのは久しぶりだなぁと調べてみると、前回は去年の8月でした。約9か月ぶりのペダル新規購入だったようです。
昔は気になるペダルがあると興味本位で買ってたんですが、近年はライブで必要に迫られた時しかほとんどペダルは買わなくなりました。


さて、今回はちょっと飛び道具的なペダルです!
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DigitechFREQOUTです。
一言で表すなら擬似フィードバック発生マシンとでも言いましょうか^m^
いかにもデジテックらしい面白いペダルですが、現在はもう生産終了している模様です。


・フィードバック音の音量。
・フィードバックし始めるまでの時間。
・フィードバックのタイプ(7種類)。
・ウェット音のみを鳴らすか、ドライ音も同時に鳴らすか。
・ON/OFFスイッチをラッチ式にするか、モメンタリー式にするか。
という設定ができます。
左のLEDはフィードバックの掛かり具合を視認するためのものです。
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僕は次回のライブでロングトーンのフィードバック音を鳴らしたかったので、いろいろと機材を物色していました。この手のペダルは他にも無い訳ではないし、なんならサスティナー搭載ギターを使うという手もあるんですが、最終的には音質の良さ(リアルさ)だったり細かく設定できる点が多いためこのフリークアウトを選びましたよ。
まぁ買う時点ではあくまでもネットのレビューやユーチューブ頼りですけどね。

使い方と弾き方次第でフルートみたいな音も出せます(笑)
その擬似フルート音も次回ライブで使えそうな場面があるので、タナボタでした。


ちなみに「擬似フィードバック」と聞くと、イメージ的にBOSSのDF-2搭載のフィードバッカー機能やFernandesサスティナーのように永遠に音が伸び続ける物を連想するかもしれませんが、そうではありません。このフリークアウトはあくまでもギター自体が持つサスティーンが入力されている間だけ擬似フィードバックを起こす物です。当然ギター自体の音はどんどん減衰して最終的には無音になりますから、そうなればフィードバックも止まるということです。
単音のみですけど、こんな感じです↓↓↓


ところでこのペダル。
しっかりアイソレートされた信頼性のあるパワーサプライから電源をとることを強くお奨めします!僕はFREE THE TONEのパワーサプライのアイソレート端子から電源をとってノイズ無く快適に使えることがわかりましたが、実は買ってきた当初は他から電源をとったせいか許容できないほどの超特大ノイズが常に出ていたんです
フリーザトーンのパワーサプライを使う前は、歪ませるとOFFでも常時ヒョ〜とノイズが…。OFFでもなかなかな音量のノイズが、ONにするとさらに大きく…(汗)
サウンドハウスのレビューでもそう書いてる人がいたので、故障ではなく仕様なんだと思い込んでしまい、「こりゃループボックスに入れて信号を完全に切り離すしかないな」とループボックス込みでボードを組んだのに、ボードが完成したら…あれ?ノイズが皆無になってるぞ??と
そこでフリーザトーンのパワーサプライのアイソレート端子から単独で電源をとればノイズが出ないということに気付けたのです。

あぶねぇ…危うくライブが終わったら速攻で売る運命になるところでした(汗)
気付けて良かったです

ただ、それでもたまにアンプからビヨヨヨヨ…とノイズが出ることがあります(前述のヒョ〜とは別の性質のノイズです)。もちろん電源環境やお部屋の電気製品、電波などによる可能性はありますので全部が全部このノイズが出ますよとは言い切れませんが。
現状で特に解決策が見当たらないので、このノイズが出始めた時およびFREQOUTを使用しない時は、FREQOUTからDCケーブルを抜くようにしてます(トゥルーバイパスなのでFREQOUTに電源を与えなくても音は出ます)。