エピフォンがギブソンカスタムショップと緊密に連携して作られるというinspired by Gibson custom shopシリーズから今年発売されたばかりの、コリーナVを購入しました!
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素敵なハードケースに入っています(^^)


上のツイートにも書きましたが、メーカー出荷の時点でいわゆる傷物として出荷販売された個体なので、新製品なのに約5万円も値引きされていたので飛びついちゃいました^m^


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シリアルナンバーの下にある「2」の刻印が「2nd品」であることを表しています。
演奏上の支障や強度・耐久性に問題があるようなキズや不良ではないので、それで5万円も安く買えるなら全然いいです


エピフォンのコリーナVというと、僕が記憶する限りでは2000年前後あたりから発売されていました。…が、ネックがコリーナじゃなくメイプルだったり、ボディは表面と裏面に薄いコリーナ化粧板が貼られているだけで中はツギハギ(しかもコリーナじゃない説も…)という仕様でした。

それが今回発売されたコリーナVは、
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この写真でトップとサイドの木目が繋がっていることからもわかるように、ソリッドの2ピースコリーナが使用されております!


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この58年のオリジナルコリーナVに準じたネックジョイント方式も嬉しい点ですね!
80年代頭に本家Gibsonから出ていたヘリテージシリーズのコリーナVや、後にOrville by Gibsonから発売されたコリーナVは、このジョイント方式までは再現されませんでした。


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1958年のオリジナルのようにV字に木取りされている点もファンには嬉しいポイントじゃないでしょうか(^^)
ネックもコリーナ
です。


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ギブソンカスタムショップとエピフォンのコラボを示すロゴが入っています。
エピフォンの他の製品もそうですが、ヘッドとネックが貼り合わせなので継ぎ目がちょっと…いやかなり気になりますね(汗)
ネックの握りは結構ガッシリ太く、僕好みです!


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Epiphoneのヘッドロゴは、GibsonのコリーナVのように立体的なレイズドロゴです。
カッコイイですねー!
これまでのEpiphone製品に倣ってロッドカバーは3点留め。これをギブソンと同じ2点留めにするだけでも印象と評価はかなり変わる気がするんですけどねー(笑)

指板材はローズウッドではなく
インディアンローレルという木材です。最近のエピフォン製品の指板材としてはポピュラーな木ですね。

ナット幅は43ミリ、ナットの材質はグラフテックです。


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Vはボディにくびれが無く、膝に乗せて座って弾くとスーっとボディが滑り落ちてしまうため、それを防止するためのゴムの滑り止めが付いています。「ほとんど意味ない」という評価も多いこの滑り止めですが、Vはやっぱり両足の間に挟んで弾くのが一番安定しますね


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実はまだ中を開けて見ていないので公式サイトのスペック表の受け売りですが、ピックアップはギブソンのバーストバッカー2(フロント)とバーストバッカー3(リア)、コントロール類はポットがCTS製トグルスイッチとジャックはスイッチクラフト製、そしてマロリーコンデンサとのことです。
僕的には電装系に関しては弄るとこ無いじゃん、という感じですね!まぁピックアップに関しては好み次第ですけどね。フロントはもうちょっとブライトなタイプに替えたいかな。


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ちょっとマニアックなポイントかもしれませんが、僕的にはピックガードとジャックプレートをしっかり4プライ(表面から白黒白黒)にしてくれた点が非常に評価できます!
コピー品はストラト等に使われるのと同じ3プライが使われることも多いこのコリーナVのピックガードですが、4プライだと黒の層が1つ増えてグッと締まって見えます
そして4プライのピックガード材って意外と売ってないので手に入りにくいんですよー。


さてサウンドですが、まだアンプに通して撮っていないのでまずは生音だけ(汗)
2.4キロという軽量なボディのせいか良く鳴るのですが、軽い材特有のポコポコした空洞っぽい音質に比べてシャリーーンとしたソリッドな生鳴りだと思います(^^)
その点は、このシュっとしたV字型の形状が相まってのことなのかもしれませんねー(^^)


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Epiphone 1958 Korina Flying V Inspied by Gibson Custom Shopの紹介でした!
なによりこのルックスで非常に所有欲が満たされるギターであるフライングV
アンプに繋いで撮ったら、この記事に動画を追記したいと思います