IMG_E9251

↑↑こちらの記事でP90に交換した、KAPAContinentalという1965年製のギター。
「ピックアップ交換しました!」ってブログアップした6日後に「ピックアップ交換しました!」ってブログを書いてるんだから狂ってますよね(笑)


IMG_E9532
一応いいわけをさせてもらうと、前回交換したP90に全く不満は無いんですが、その直後に表題にありますトムアンダーソンのミニハムの中古に出会ってしまったのです。ミニハムなのに「スティービーレイヴォーンの極太なシングルコイルの音を再現」っていう触れ込みを見て試さない方法があるなら逆に教えてください(笑)


IMG_9505
我が家のギターの中では、KAPAコンチネンタルなら木部に無加工で載せられそう。P90に換えたばかりなのにこのギターを選んだのはそういう理由だったのです(^^)
ただ深さはギリギリなので、ちゃんとPU高さ調整できるようにするためにはいずれ少し掘らなきゃいけません。。。

ちなみに今回購入しましたこのトムアンのミニハムは「M1」という型番の物です。
M1はフロントやセンターに搭載することを想定していて、リア用には「M2」「M3」が推奨されているそうです。ちなみにM2はM1のハイパワー版で、M3はもっとハムバッカー感を強めた物とのこと。M3も売ってたんですが、僕はThat'sハムバッカーという音は求めてないのでM1を2個買いました。もしM2があったなら欲しかったんですけどねー。


という訳で、経過写真も無く搭載完了
IMG_9514
P90に交換した時には外していた純正ピックガードが返り咲きました。
うん、やっぱこのルックスもいい(^^)
電装系は前回までのものをそっくりそのまま移植です。


IMG_9513
ミニハムを留めるネジ穴を開けるのは音を聴いてからでも遅くはない、と判断しとりあえずミニハムはスポンジを挟んで動かないように固定しているだけの状態です。そのため、高さ調整などは現状できません。

IMG_9516
まだ弾き込んでいないのでまずはファーストインプレッションですが、触れ込み通りこれはシングルコイルの音を目指してるだけの事はありますね!
過去に所有してた60年代のウィルシャーやクレストウッドに載っていたGibson製ステッカードナンバードミニハムは「ハムバッカーサウンドが基礎」でしたが、トムアンM1はほとんどシングルコイルに振ってると言っちゃっていんじゃないでしょうか!
ハムバッカーのようなカーンと来るミッドは抑えられ、もっと上のプリっキラっとした帯域が出てるので、特にクリーントーンではストラトを弾いてるかのように錯覚します。でも構造はハムバッカーなのでノイズは少ない!
和音を弾いた時の1音1音が広がってそれぞれが聴き取れるような感覚は、一瞬オートハープを連想したほどです(音が似てるという意味じゃないですよ)。


IMG_9511
メーカーの触れ込みは「極太なシングルコイルサウンドを再現」なのですが、僕的には極太ではなくむしろ繊細なシングルコイルという感じすらします。まぁこれはM1を本来推奨されていないリアに載せているせいもあるでしょうね。同じM1でもフロント側はたしかに太くなりますが、にしても「極太!」ってほどではないかなぁ?(私感)
この辺はPUの高さ調整でかなり印象が変わりそうな気がします。前述のように、なんせ現状は高さ調整ができない状態なので。。。

巻き弦の「バチン!」とはじけるブライトさは、やはり通常のシングルコイルに軍配が上がりますね。プレーン弦の鈴鳴り感は結構シングルコイルしてると思います。

ちなみに先程から言ってるのは「音のキャラ的な話」であって、パワー感などはやっぱりミニハムらしさを感じさせますよ。とは言っても直流抵抗値は5.5k程度なんですけどね。

なんにせよかなり気に入ったので、もうしばらく使い込んでみようと思います(^^)
M2欲しいぃぃー(笑)