「シングルコイル派が好きになるハムバッカーを作る!」という目標を掲げてチャレンジしている、このピックアップの改造企画。
前編のようすはコチラをご覧ください↓↓
一般的なバーマグネットが入ったハムバッカーとは違い、ポールピース自体がアルニコマグネットになっているハムバッカー(ここではアルニコロッドハムバッカーと呼びます)である、JUN TONE PICKUPSのPaisley(ペイズリー)というピックアップ。
ペイズリーはアルニコ2のポールピースが使われているのですが、リアの4〜6弦のブーミーさがちょっと気になったため、4〜6弦ポールピース6本のうち3本をアルニコ3に交換します!
歪ませてブリッジミュートした時、低音弦がブンブンではなくザクザク言わせる方向に持って行きたいというのが希望です。

こちらがアルニコ3のポールピース。
JUNTONEさんのご見解では「アルニコ5の方がジナパパさんの目指すところに合いそう」とのことですが、現在流通が安定していないとのことでアルニコ3を分けていただきました!ありがとうございます!
アルニコ2、3、5の音的な違いは、
2・・・輪郭が丸めで甘い音
5・・・低域は強いがボヤケずにハッキリしている
3・・・2と5の中間的
という風によく言われてますね。
当然マグネットだけで音が決まる訳じゃないのであくまでも “ 傾向 ” です。
上記の傾向から、最初のアルニコ2の状態から4〜6弦のポールピースだけアルニコ3に替えることによって高音弦はそのままに低音弦だけ輪郭がクッキリする、という変化を予想。予想っていうか「希望」と言うべきか(笑)
というわけで

↑↑この穴開き状態の リアPUネック側ボビンの4〜6弦に、

アルニコ3のポールピースを装着!
まぁ見た目には特に何か特別なことをした感はまったく無いですけどね(笑)
で、気になるサウンドですが、僕が想像していた以上に効果的に変化しました!
「磁石の違いだけで…?」と正直 半信半疑なところはあったんですが、違うもんですね。。
アルニコ3ポールピースを低音弦側に挿したことで、かなり目指すところに到達できた感があります!ポジションがリアピックアップということもあり、結果的にはもしかしたらアルニコ5よりも3の方が合ってた可能性もありますよね(^^)
さて、続いてはフロントピックアップです。
・・・って、前編で「フロントは満足している」と書いたんですけどね。リアをアルニコ3に交換してかなりいい変化をしてくれたので、フロントでも試してみたくなっちゃいました(笑)
まぁこれも飽くなき探求心ということで。

リアピックアップと同様に、フロントピックアップもネック側ボビンの4〜6弦ポールピースをアルニコ2から3へ交換します。作業もだいぶ慣れてきました^m^
サウンド変化の方向性は、リアの時と概ね同じ感じですね。
フロント単体で評価するならアルニコ2のままで十分すぎるくらい満足してたのですが、現状のリアとのバランスや合わせ技で評価するならフロントもアルニコ3に交換した方がフロントとリアを切り替えた時にシームレスでスムーズな感じがするように思います!
まぁ、言ってしまえば「どっちも最高」です(笑)。これはペイズリーというピックアップが元来持つ優秀さたる所以ですね!
フロントピックアップのみの動画です。ちょっと歪んでる状態。
これを撮ったのはポールピースをアルニコ3に交換する前(つまりアルニコ2)だったはずです。
ピッキングの強弱をつけるのが下手な僕の演奏にも「これだけ追従してくれるんや!」っていうのが伝われば幸いです(笑)

リアにもフロントにも共通する点として、まずプレーン弦のキラキラ感・鈴鳴り感はかなり高次元でシングルコイルしてます!それに加えハムバッカー特有の中域がペイズリーではスクープしているので、そこが一番シングルコイルっぽさを助長していると感じますね。
こんな感じのサウンドキャラですがパワー感とノイズの無さはハムバッカーなので、もうめちゃくちゃ実戦で使いやすいピックアップです!
ただこれ、自分でも決して万人受けするとは思ってなくて。
考え方としては、シングルコイル成分強めを求めるのか、ハムバッカー成分強めを求めるのか、によって評価は結構分かれるんじゃないかな?と思います。
僕のようにシングルコイル成分強めを求める人にとってはかなり満足してもらえる自信はありますが、逆にキャラはハムバッカーのままでパワーが弱めがいいとか、いわゆる「シングルコイルっぽいニュアンスもあるよね」って世間で言われてるハムバッカーみたいな感じを期待してる人には、逆に「シングルコイルしすぎてるじゃん」って思われてしまうくらいにシングルコイルっぽいキャラだからです(笑)
ここはまぁ前編にも書いたように、どういう環境やスタイルでギターを弾いていて、どういう音や使い勝手を求めているかによりますよね!
という訳で今回の企画、僕的には大大大成功でした!!
もちろんギター本体との相性もありますので、現在ハムバッカー搭載ギターのメインであるZEMAITISにも載せて試してみたいと思います!気に入ればJUNTONEさんにブラックボビンでオーダーします(^^)
最後になりましたが、今回のピックアップ改造でご助言、ご協力くださったJUN TONE PICKUPS様に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました!!

前編のようすはコチラをご覧ください↓↓
一般的なバーマグネットが入ったハムバッカーとは違い、ポールピース自体がアルニコマグネットになっているハムバッカー(ここではアルニコロッドハムバッカーと呼びます)である、JUN TONE PICKUPSのPaisley(ペイズリー)というピックアップ。
ペイズリーはアルニコ2のポールピースが使われているのですが、リアの4〜6弦のブーミーさがちょっと気になったため、4〜6弦ポールピース6本のうち3本をアルニコ3に交換します!
歪ませてブリッジミュートした時、低音弦がブンブンではなくザクザク言わせる方向に持って行きたいというのが希望です。

こちらがアルニコ3のポールピース。
JUNTONEさんのご見解では「アルニコ5の方がジナパパさんの目指すところに合いそう」とのことですが、現在流通が安定していないとのことでアルニコ3を分けていただきました!ありがとうございます!
アルニコ2、3、5の音的な違いは、
2・・・輪郭が丸めで甘い音
5・・・低域は強いがボヤケずにハッキリしている
3・・・2と5の中間的
という風によく言われてますね。
当然マグネットだけで音が決まる訳じゃないのであくまでも “ 傾向 ” です。
上記の傾向から、最初のアルニコ2の状態から4〜6弦のポールピースだけアルニコ3に替えることによって高音弦はそのままに低音弦だけ輪郭がクッキリする、という変化を予想。予想っていうか「希望」と言うべきか(笑)
というわけで

↑↑この穴開き状態の リアPUネック側ボビンの4〜6弦に、

アルニコ3のポールピースを装着!
まぁ見た目には特に何か特別なことをした感はまったく無いですけどね(笑)
で、気になるサウンドですが、僕が想像していた以上に効果的に変化しました!
「磁石の違いだけで…?」と正直 半信半疑なところはあったんですが、違うもんですね。。
アルニコ3ポールピースを低音弦側に挿したことで、かなり目指すところに到達できた感があります!ポジションがリアピックアップということもあり、結果的にはもしかしたらアルニコ5よりも3の方が合ってた可能性もありますよね(^^)
さて、続いてはフロントピックアップです。
・・・って、前編で「フロントは満足している」と書いたんですけどね。リアをアルニコ3に交換してかなりいい変化をしてくれたので、フロントでも試してみたくなっちゃいました(笑)
まぁこれも飽くなき探求心ということで。

リアピックアップと同様に、フロントピックアップもネック側ボビンの4〜6弦ポールピースをアルニコ2から3へ交換します。作業もだいぶ慣れてきました^m^
サウンド変化の方向性は、リアの時と概ね同じ感じですね。
フロント単体で評価するならアルニコ2のままで十分すぎるくらい満足してたのですが、現状のリアとのバランスや合わせ技で評価するならフロントもアルニコ3に交換した方がフロントとリアを切り替えた時にシームレスでスムーズな感じがするように思います!
まぁ、言ってしまえば「どっちも最高」です(笑)。これはペイズリーというピックアップが元来持つ優秀さたる所以ですね!
フロントピックアップのみの動画です。ちょっと歪んでる状態。
これを撮ったのはポールピースをアルニコ3に交換する前(つまりアルニコ2)だったはずです。
ピッキングの強弱をつけるのが下手な僕の演奏にも「これだけ追従してくれるんや!」っていうのが伝われば幸いです(笑)

リアにもフロントにも共通する点として、まずプレーン弦のキラキラ感・鈴鳴り感はかなり高次元でシングルコイルしてます!それに加えハムバッカー特有の中域がペイズリーではスクープしているので、そこが一番シングルコイルっぽさを助長していると感じますね。
こんな感じのサウンドキャラですがパワー感とノイズの無さはハムバッカーなので、もうめちゃくちゃ実戦で使いやすいピックアップです!
ただこれ、自分でも決して万人受けするとは思ってなくて。
考え方としては、シングルコイル成分強めを求めるのか、ハムバッカー成分強めを求めるのか、によって評価は結構分かれるんじゃないかな?と思います。
僕のようにシングルコイル成分強めを求める人にとってはかなり満足してもらえる自信はありますが、逆にキャラはハムバッカーのままでパワーが弱めがいいとか、いわゆる「シングルコイルっぽいニュアンスもあるよね」って世間で言われてるハムバッカーみたいな感じを期待してる人には、逆に「シングルコイルしすぎてるじゃん」って思われてしまうくらいにシングルコイルっぽいキャラだからです(笑)
ここはまぁ前編にも書いたように、どういう環境やスタイルでギターを弾いていて、どういう音や使い勝手を求めているかによりますよね!
という訳で今回の企画、僕的には大大大成功でした!!
もちろんギター本体との相性もありますので、現在ハムバッカー搭載ギターのメインであるZEMAITISにも載せて試してみたいと思います!気に入ればJUNTONEさんにブラックボビンでオーダーします(^^)
最後になりましたが、今回のピックアップ改造でご助言、ご協力くださったJUN TONE PICKUPS様に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました!!

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