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突然ですが僕、ハムバッカーの音があまり得意ではありません
でもハムバッカーが載ってるギターの見た目は大好きです。
なので、レスポールなんか特にカッコいいから買っちゃう。
でも音が好きになれず手放す。
…を一体これまで何度繰り返してきたことか…(苦笑)

・普段はシングルコイル(ストラト)がメイン
・そもそもハムバッカーの音があまり好きではないことを自覚している
・ライブでもあまりハムバッカーの音を必要としたことが無い
 (というか大抵ストラトで事足りてしまう)

というのが自己分析。
じゃあ普通にシングルコイルだけ使っとけよ。と言われれば何も返す言葉は無いんですが(笑)、とは言えシングルコイルのサウンドのままに時にはハムバッカーのテイストも多少加わったらいいなぁと思ったりもします(ノイズやパワーの面で)。

あとはもう純粋に「ハムバッカーの見た目」が欲しいっていうのは意外とデカい理由ですね。例えばめっちゃカッコいいGibsonレスポールを買ったとして、ハムの音がイヤだからってFenderのシングルコイルを載せたルックスは見たくないじゃないですか。

・・・あ、わかった。
「サウンドはシングルコイル。ルックスはハムバッカー」
これだ、欲しいのは(笑)

そんな僕のわがままを叶えてくれたピックアップがコチラです↓↓
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JUN TONE PICKUPSのペイズリーというハムバッカーです!
簡単に言いますと、フェンダー同様のいわゆる一般的なシングルコイルピックアップを2つ直列に接続して作られたハムバッカーです。
ハムバッカーなのですがサウンドはシングルコイルのテイストが強いです。やはり一般的なGIBSONタイプのハムバッカーのようなバーマグネット式では無く、ポールピース自体がマグネットになった「マグネットポールピース」式という構造がデカいのでしょうね!


このペイズリーは2020年春から使ってきたのですが、最近初めてカバーを外してみたところ更に音が好みになるということを発見しました!
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(素敵なペイズリー柄のカバーだからペイズリーという名前なのに、その意匠とも言えるカバーを外すなんて…という罪悪感からJUNTONEさんには謝罪しましたよね
僕の個人的な好みとしては現状でかなり満足できている(特にフロント!)のですが、欲を言うならリアがもう少し巻き弦のブーミーさを軽減させて輪郭を明瞭にしたいところ。

それをJUNTONEさんに相談しましたら
「4〜6弦のポールピース(アルニコロッド)を違う種類のアルニコに変更する」
「まずはリアPUのネック側ボビンのポールピース3本を抜いてみてサウンドが好みに近づくかどうか試してみてください」
というアドバイスをいただきました(^^)

アドバイス通り、リアPUのネック側ボビンの4〜6弦ポールピースを抜いてみたのがコチラ。
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いやぁー、巻き弦のブーミーさが無くなり、よりシングルコイル感が増し増しに!!
これはすごい変化ですねぇ!
一般的なハムがバーマグネットなのに対し、このペイズリーはポールピースがマグネットだからこその変化なのでしょうね!これは面白い!

ただ、サウンド的にはかなり追い込めたものの このままだと見た目的にも穴が開いてておかしいですし、4〜6弦の出力がかなり落ちるので巻き弦側をかなり弦に近づけた高さ調整にしなければいけません。

という訳で、
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JUNTONEさんからダミーのポールピース(マグネットではない)と、アルニコ3のポールピースを分けていただきました!本当にありがとうございます!
(ちなみに一緒に写っているピックアップはこれまたアルニコロッド式のP90です!これはまた別の機会にブログにします)

現状の音のままで単純に穴だけ塞ぎたいならダミーポールピースを入れ、音の変化も試してみたい場合はアルニコ3のポールピースを入れてみる(ちなみにデフォルトはアルニコ2です)、という訳です!
そりゃもちろんアルニコ3も試してみますとも!!

・・・といったところで長くなってしまったので今回はとりあえずここまで(笑)
次回は後編の予定です。カミングスーン!


※2023.2.28追記
後編をアップしました!



※今回使用しているペイズリーと言うピックアップを製造・販売し、また今回の改造に関してご協力・ご助言くださってるJUNTONE PICKUPSさんのサイトはコチラです↓↓↓