先日入手した職場練習用ギタースクワイアクラシックヴァイブ ストラト
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概ね満足できる良いギターなのですが、5wayピックアップセレクタースイッチの動きがいかにも安っぽい感じなので、スイッチを交換するついでにどうせならポットや配線材も交換することに。

ライブ本番で使う予定の無い練習用ギターにどこまで改造費を投じるか?っていう線引きが難しいところではありますが、やっぱり練習する気持ちになれるギターに仕上げるということは大切ですし、そして何より単純に「いじること」もギターの楽しみ方のひとつであります!


まずはバラしてパーツを外します。
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ザグりは丁寧で好感が持てますねぇー。
しかも導電塗料にしっかりとアースが落とされています。この価格帯のギターでは、なかなか珍しいですね!…って、これはもしかしたら過去オーナーが追加したのかもしれませんけどね。


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リアPUキャビティはハムも載せられるサイズになってるのはわかるとして、ミドルPUキャビティのこの微妙に大きい感じは何の意味があるんでしょうか??


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これが、TONE RIDER製か?と一部で言われている純正ピックアップです。
安い価格帯のギターに載ってるシングルコイルはボビンがプラスチックだったりするのが多いので、こういうしっかりした(ように見える)ルックスのは斬新と言うか、ちょっとした感動を覚えます(笑)


というわけで、一気に電装系の交換完了です


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・ポットを全てCTSの250k Aカーブに。
・5wayスイッチを日本製のDM-50に。
・配線材をクロスワイヤーに。
・ジャックを日本製の物に。
・コンデンサを楽器屋さんで中古で買った大きいセラミックコンデンサに。

というのが今回のメニューです。
メーカーとか型番とかよくわかっていない物もあってお恥ずかしいですが(汗)。

スイッチはCRLは今や5000円近くするので「職場練習用と割り切ってるギターにそこまでお金を掛けるのもなぁ…」と日和ってしまい、日本製DM-50という安めの物を選びました。が、買ってからサウンドハウスのレビューを見たらめちゃくちゃ低評価でした(^_^;)

コンデンサはビンテージっぽいヤツで大きくてカッコ良かったので選びました!
コンデンサのことは全然わからないので、そういう選び方しかできません(汗)

あ、そうそう。
ポットは同じ店で同じ商品を3つ買ったんですが、そのうち1つだけ他の2つより60円ほど安い価格設定でした。なぜなのか店員さんに聞きましたら「安いのは以前仕入れた物なので旧価格で、他の2つは物価が高騰してから仕入れた物なので60円高い」のだそうです。ポットにまで物価高騰の波がきているのですね…。


最後にブリッジも交換
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SUPER VEEBlade Runnerです。
このブリッジは大抵の規格のボディに無加工で載せられるので、1個持っておくと非常に便利
ヌメヌメしたアーミングの感触も僕は嫌いじゃないです。


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という訳で職場練習用ストラトのモディファイが完成です!

電装系とブリッジを全部同時に交換しちゃったので「何を換えたらどうなった」と個別に判断することはできませんが、総じて実音感が増し低音弦はゴンゴンとアタッキーに鳴り、誤解を恐れずに言うならP90っぽい巻き舌なブロロロロンという発音も加わったように感じます(^^)

総合的にかなり好きな方向に行ってくれました!
安い価格帯のギターは純正の電装パーツがあまり良くなかったりするぶん、良いパーツに交換した時の変化が大きいものですが、正直ここまで変わってくれるとは思いませんでした