ギター、エフェクター、ケーブル類、アンプ、キャビネット・・・
エレキギターの音を出すにはいろんな要素が必要ですが、僕のギター人生を振り返ってみると、その中でも一番いろいろとっかえひっかえしてきた(要は迷走してきた)のっておそらく『スピーカー』なんですよね。
音に不満があって交換するのはもちろん、満足してても「あっちのスピーカーはどうなんだろう」と気になって交換してしまう。。まぁきっとスピーカーとかキャビが好きなんだと思います。それにスピーカーはめちゃくちゃ音変わりますしね!


そして、そんなスピーカー沼にまたハマりつつある今日この頃、、、
今回はそんなご報告であります、、、
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最近は、Morganの12インチ1発キャビに、Eminenceのジョシュ・スミスモデルのスピーカーを載せるという組み合わせで落ち着いていました。
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ただ、この組み合わせってめちゃくちゃ低音が出るんですよ。
それが正直ちょっとセッティングしづらいという嫌いはあったんですよね。

今メインのアンプヘッドのDV MARK RAW DAWG EGが250Wというハイパワーゆえ、家庭音量では美味しいハイがなかなか引き出せないアンプなので、低音の出過ぎ感と高音の不足感を余計に感じてしまうのです。
スタジオで爆音出せばバランス良くなるんですけど、スタジオより家でアンプ鳴らしてる時間の方が圧倒的に長いわけですからね。

そんなハイとローのバランスの難しさの原因がMORGANキャビとジョシュスミススピーカー、どっちにあるのか自分でもよくわかってなかったんですよね(^_^;)
だからここらでちょっと違うキャビを鳴らしておきたいな、と。


そこで、たまたま運良く出物に遭遇できたこれらのキャビと軽く聴き比べを敢行。
1つはド定番のMarshall 1936
1つはいつものMorgan 112キャビ
そして1つは実は昔から憧れてたCustom Audio Amplifier 112キャビ(以下CAE)。
そんな3台の比較です。


マーシャル1936は2発キャビなのでデカいし重いので、まぁぶっちゃけスタメンにはしないです。安かったというのもあるし、せっかく作ったVOX AC30ヘッドと横幅が合うし、という理由で思わず買ってしまったのです(汗)
やっぱりサウンドは聴き慣れたマーシャルの音で、「これでいいんだ」という説得力を感じるキャビネットですね!スピーカーはCelestion G12T-75が2発です。
ワールドスタンダードとも言うべきキャビが比較対象の中に入ることで、耳を基準に戻すというか、ある種のお手本にするという意味でも、今回のキャビ比較においてかなり重要なポジションとなってくれました!


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CAE 112キャビ
は、購入時にはEminenceの定番スピーカーTONKERが載っていました。
「随分ハイが出るなぁ」というのが第一印象。しかし、のちにそれは「あくまでもハイが弱いMORGANキャビと比べたから」であることがわかり、さらには「ハイが弱いのはMORGANキャビのせいではなくジョシュスミススピーカーのせいだった」ということもわかってくるのです。

ややこしいでしょ?笑
この記事は自分の備忘録もかねてるので長くなると思いますが、途中経過が興味ないかたは最後の結論まで飛ばしちゃってくださいね!


以上がキャビ。
次に、今回試したスピーカーユニットです。
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まず、これまでモーガンキャビに載せていたEMINENCE ジョシュスミスモデル JS-1250
前述のキャビ達に載せ替えて鳴らしてみると、いずれにおいても「低音が良く出る」「ハイのプレゼンス感が少ない」という感想で共通してました。
これは僕の勝手な憶測なので間違ってる可能性大ですが、ジョススミスモデルのコンボアンプ(Morganの)ってすごく体積が小さい小型アンプじゃないですか。なので、そういう小さな筐体で鳴らしてちょうどいいチューニングにしてるのかな?なんて思いました。
あと、銀パネのBANDMASTERヘッドと組み合わせると非常にバランスが良かったので、そういう鈴鳴り感のあるハイが良く出るアンプとの相性は間違いないと思います!


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続いては、EMINENCE TONKERです。
耐入力150W。エミネンスでは定番スピーカーですね。これは今回比較した3つのスピーカーの中では一番バランスが良かったです。今までセレッションばかり使ってきた僕ですが、エミネンスも良いですねぇー(笑)
ちなみにこのTONKERをMORGANキャビに載せてみたところ、今までMORGANキャビで感じていた「低音が強すぎて、高音が物足りない」という印象が完全に無くなりました。やっぱりその印象はMorganキャビのせいじゃなくジョシュスミスモデルスピーカーのキャラのせいだった、ということがこれで明確になりましたね。


最後は、
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Celestion NEO DOGです。
強力でいて軽量なネオジムマグネットが使われたスピーカーで、その重さなんと僅か1.7kg。ラベルに書かれている通り、VOXのコンボアンプに載せられていた専用スピーカーです。
…が、写真左下にある白いシール、よく見ると3枚重ねになっているのがわかりますか?
下のシールには違う文字が書かれているように透けて見えたので「VOX特注のカスタムスピーカーと思わせといて、実はCelestionレギュラー品のCENTURY VINTAGEあたりなんじゃないか?w」と思ってラベルを剥がしてみたら、、、
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ビンゴでした(笑)
まぁ想定内です!むしろCENTURY VINTAGEと同一品だとわかった方が、他のCelestion社製のレギュラー品との比較で都合がいいです(^^)

でNEO DOG改めCentury Vintageのサウンドですが、この3つの中では最もジャリ感が強くて低音がスッキリです。そのジャリ感がCAEのような体積の小さいクローズドバックキャビに入れると強調されてしまい、ちょっと…いや結構ジャージャーとうるさいキャラになってしまいました。オープンバックの2発キャビでゆったりと鳴らしてみたいキャラですね(^^)


という訳で、あくまで「現状では」ですが一番好きだった組み合わせは、
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CAEキャビとEminence TONKERの組み合わせでした!

さすがCAE。筐体の小ささを感じさせない低音と、体積が小さいクローズドバックゆえの音の飛びで、非常にモニターしやすいです

横幅が47センチしか無いという可搬性の良さもかなりポイント高いですね!!
ていうか、もしも多少音に不満があったとしてもこの小ささだけでCAEを選んでたと言っても過言じゃないかもしれないです(笑)

しかしまぁキャビって難しいですよね。
キャビ(スピーカー)だけでは音は出ないのでアンプヘッドが必要なわけですけど、そのアンプヘッドとの相性によってもキャビの評価はガラっと変わりますからね。
…って、さらに言えばそこに繋ぐエフェクターやギターによってもスピーカーから出てくる音は変わるわけですから、そりゃーギタリストの機材選びにゴールは無いわって感じですよね(笑)