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最近お気に入りのゼマイティス メタルフロント

今回はナットの話です。
トニーゼマイティスさんが生前に作った個体や、GLAYのHISASHIさん所有の個体の写真などを見ると、スキャロップドナットになっている物があります。
そこで、僕も見よう見まねで挑戦してみました。


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まずは加工前の状態。
まぁごく普通のよく見るナットですね。材質はわかりませんが牛骨でしょうか(削った時に牛骨ナット特有のあの匂いがした気がするので)。


そしてコチラが加工後の状態。
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手前味噌ですが、初めてにしてはまずまず上手にできたのではないでしょうか ^m^
簡単か難しいかと言えば難しい作業にはなるんでしょうけど、もし失敗してもプロのリペアマンにナットを作ってもらえば元の状態に何度でも戻れると割り切れば「えいやー」で出来ちゃうもんです(笑)


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気になるサウンドの変化ですが、これが想像してた以上に変化しました。
鈴鳴り感が増してシャラ〜ンと爽やかな方向に変化しました!シングルノートよりもコードの響きで顕著にそう感じますね(^^)


あともうひとつ弄ったところがあります。
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従来の状態だと彫金の中に擦り込まれている墨の色(黒)が濃いせいか、彫っていない部分との境い目がハッキリし過ぎて ちょっと「描いてます感」が強かったんです(あくまでも私感)。

なので、
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彫金の中の墨を地道に削り落としました(完全にではなく適度に)。
墨で彫金を目立たせるのではなく、彫られた箇所の影の陰影で彫金を目立たせた感じです

写真ではなかなか伝わらないとは思いますが、きっとこっちの方がオリジナル(トニーさんが作ってダニーオブライエンさんが彫金したメタルフロントの写真)に雰囲気は近いと思います ^m^
まぁ自分で作業したので「贔屓目に見れば」ってとこですけどね(笑)

あと、さり気なくノブも交換してます(^^)