↑↑↑今春、こちらの記事に書いていましたように62年製ギブソンES-330のブリッジを引退させました。ジャスト60年間もの期間ずっと弦を支え続けてきたことでサドル溝が深くなってしまい、シタール状態になってミャ〜ンと鳴るようになってしまったのです。

その後このES330には新品のブリッジABR-1を載せていたのですが、なんせブリッジだけピカピカで浮いてるし、本来ノンワイヤーの年代なのにワイヤードということもあり、なにか良いエイジドのABR-1はないかなぁと探していた(と言ってもガチで探してた訳ではなく、少し放置気味だった汗)のです。

で、いい感じの商品を見つけました。
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Crazy PartsエイジドのABR-1です!
購入店によると、未使用品ということでした。たしかにサドルに弦の跡すらありません。


せっかくなんで、ちょっとオリジナルと比べてみましょう。
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こうして並べると、62年オリジナルの方が両端が細い感じがしますね。
Crazy Partsの方が、しっかり成形されているという印象を受けます。しかし改めて思うのは、ABR-1はもう60数年前には完成形になっていたんだなぁということ。GibsonもFenderもやっぱり偉大ですね!


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Crazy Partsも裏面に「GIBSON ABR-1」と刻印されています。
え、モロにGIBSONって書いちゃって大丈夫なの?と思ったんですが、パクりとかコピー品ということではなく公式にライセンスを取得している商品なのだそうです。
無知なものでビックリしました(笑)
GIBSONのヒスコレにも採用されているパーツだそうです。


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前述しましたようにまだサドル溝も掘られていない状態だったので、いつもお世話になっているエレキ堂さんで弦溝を掘っていただきました

前回新品のABR-1を載せた時も音のハリが激増しましたが、今回はノンワイヤーということでワイヤードだと多かれ少なかれ発生してしまうバズ音も無く、更にクリアーさが増した感じです!
サイコー
やっぱり弦が直接乗っかる(触れる)部分のパーツが音に与える影響は大きいですね!