以前から進めていました、VOX AC30 6TBをヘッド化する計画。
まずは、これまでの流れをサラっとおさらいしておきましょう。


まずジャンクで購入したVOXのフラッグシップモデルAC30 6TBをバラし、、、
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ヘッドのみを使用します。
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ちょうど運良くジャンクでグヤトーンのアンプヘッドを安く発見
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ジャンクなアンプ部は抜き取り、ヘッドシェルだけ使用します。
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グヤトーンのヘッドシェルにAC30 6TBのアンプ部を格納!ピッタリ!
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というところまでが、前回までのあらすじです(^^)
それを書いたブログとツイッターがコチラです↓↓↓


さて、あとはフロントパネルを作ったら完成というのが僕の青写真。
真空管が丸見えのルックスもメカメカしくてカッコイイんですが、スタジオに運ぶ際に真空管むき出しだとちょっと危険ですしね。


最近ちょっと手付かず状態になっていたんですが、重い腰を上げて作業開始。
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とりあえずサイズに合うフロントパネルを切り出した状態がこれ。
この、現状ではただの板キレ状態の物にトーレックスやグリルクロス、パイピングやロゴを貼っていくというのが僕の脳内での計画です!


しかし、それらのパーツ(VOX純正部品)は残念ながら単体で売られてはいません。
そんな時に、またアンプの神(?)は微笑みました。
前述のグヤトーンヘッドに続いてまたまたジャンクでVOXアンプを入手できたのです
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VOX AC15VRというアンプのジャンク品です。
こいつから ロゴエンブレム、グリルクロス、コーナーガード、パイピングといったVOX純正パーツを拝借します!


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購入後すぐにバラされるAC15VR(笑)
アンプ部は故障してますが、その他のパーツ類はしっかりAC30ヘッドに流用させてもらうことでジャンクアンプの魂は脈々と引き継がれ生きてゆくのです

…ってここで鋭い人は「最初に出てきたAC30 6TBのパーツを使えばいいのでは?」とお思いでしょう。ところが、実はアンプ部を抜き取ったAC30 6TBのキャビネット部分は、あの時点では使う予定が無かった(というか今後こうするとは考えてもみなかった)ので既に処分していたのでした(苦笑)


さて、一気に写真が飛びまして、、、
フロントパネルが完成です!
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トーレックス貼り替えの際によく利用させていただいてます布百選さんで購入したブラックのレヴァント風トーレックスを下半分に貼りました。
外周を覆うホワイトのパイピングは前述のジャンクAC15VRから流用。
傍らに置いてあるVOXのロゴエンブレムもAC15VRから
VOXを象徴するダイヤモンドグリルクロスもAC15VRの物なのですが 横幅が足りないので、縫製を生業としている母親になるべく継ぎ目が目立たない位置で縫い合わせてもらいました(^^)

なお、ダイヤモンドグリルとブラックトーレックスの境い目にあります金色のフレームは、グヤトーンのヘッドシェルに付いていた物を流用しました。AC15VRにもこの類のパーツは付いてるんですが、ダイヤモンドグリル同様に横幅が足りないので。


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あとは、VOXロゴエンブレムとコーナーガードを取り付けたら完成です!!
ちなみにエンブレムとコーナーガードもAC15VRから流用です(^^)
ジャンクAC15VR、大活躍!!

そしてついに完成!!
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ジャジャーーン!!おおー、渋い・・・!!


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既視感ハンパない!(笑)
まるで既製品としてこういうアンプヘッドが存在するかのように自然な仕上がりです!
まぁ、VOX純正パーツを使用しているので馴染むのは当然なんですけどね(^^)


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手前味噌ですが、上半分がダイヤモンドグリルで 下半分がブラックトーレックス、というデザインにした自分を褒めてやりたいと思います(笑)

市販されているVOXのアンプヘッドはコントロールつまみが上面にあるので、操作する時は立ち上がって上から覗き込まなきゃいけません。その点、こうしてつまみが前面にあるのは演奏しながら見えてササっと操作できるので良いですね(^^)


「ヘッド化=軽量化」という目的も兼ねているので、重量にも触れておきましょう。
通常のコンボアンプの状態でVOX AC30 6TBは重量が32kg。
このたび完成したヘッドの状態で測ってみると17.5kgでした。
首と腰にヘルニアをかかえている自分には非常にありがたいですね

Marshallのアンプヘッドで言うと、1959SLPやJCM800、JVM410といった100Wクラスは20〜22キロ、1987XやJTM45などの50Wクラスは15〜16キロなので、今回完成したAC30ヘッドはそれらの中間という感じです。


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という訳で、VOX AC30 6TB ヘッド化計画は無事に完成となりました!
AC30 6TBは、通常スピーカーはCelestionのブルーアルニコもしくはグリーンバックがデフォルトなので、こうしてヘッド化したことでキャビやスピーカーをいろいろ繋ぎ替えて試せるのは新たな発見がありそうですね!