最近アンプ熱が再燃しております。
ギターやエフェクターも言うまでもなく大切ですけど、最終的な音の出口であるアンプ次第で音が一番大きく変化するので、楽しくてついついいろいろと試したくなっちゃうのはやっぱり昔から変わりませんねー(^^)


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今回買ったのはこちら、マーシャルLEAD20 Model#5002です!
家庭用Marshallとして同シリーズのLEAD12と並んで「リトルJCM800」と呼ばれたりするアンプですね。そのLEAD12は過去に何台か所有(コンボもスタックも)したり、ピロさんに鳴らさせてもらったりしたことがあるんですが、LEAD20は記憶する限り初体験です!

家庭用としては出力もサイズも小さいLEAD12の方が人気があって中古相場も高いので、こちらLEAD20は結構狙い目だと思います。加えてこの個体はレアなホワイトの割にはガリが多いとのこともあって安かったんですが、接点復活材で難なく直りました


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Tシリアル1985年製です。
情報によりますと、R、S、Tシリアルの約3年間は写真のようにコントロールパネルが金属製。それ以降は塩ビ板のような樹脂に変わります。1970年から続く往年のメタルパネルは「That'sマーシャル!」を体現したようなルックスでテンション上がります^m^


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コントロールはGAINVOLUMETREBLEMIDDLEBASS
迷いようの無いオーソドックスさ!
GAINは徐々に上がるカーブで、目盛り8.5を過ぎたあたりから一気にハイゲインになります。
歪ませるほどに低域と音圧が増してくるのですが、逆にクリーンだとBASSを上げても低域不足感は否めない(キャリキャリした音)ので、僕的にはこのアンプは思い切ってガッツリと歪ませてこそ!と思います。


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裏面。
近年のアンプのように充実した入出力は一切ありません(笑)
直結で歪ませてこそのアンプだと思うのでセンドリターンくらいはあれば便利なんでしょうけど、まぁそんな野暮な注文も出てこないくらいに音が良いです(詳しくは後述)!


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スピーカーはCelestionG10L-35(MADE IN ENGLAND)です。
余談ですが、LEAD12に載っているスピーカーは同じ10インチでもG10D-25というスピーカー。数値的には耐圧が10ワット違うだけですが、現物はこちらG10L-35の方がかなり大きなマグネットがついています。

このままで十分いい音なのですが、やっぱ12インチも試してみたくなります。筐体のサイズとしては12インチスピーカーも収まるので^m^


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と、まぁいろいろ書きはしましたが、なんと言ってもホワイトトーレックスというだけで所有欲が満たされるアンプです!白いマーシャルと赤いマーシャルは物欲が刺激されます^m^
実際のところ今回も買った一番の理由は「白いから」。
ネットで検索する限り、ホワイトトーレックスのLEAD20は1個もヒットしなかったので個体数はかなり少ないと想像します!(LEAD12なら白は結構あるんですけどね)


さて、簡単に音を撮ってみました↓↓↓

アンプ直結で、LEAD20のGAINをMAXにして歪ませてます。
往年のハードロックサウンドが何の小細工も無く飛び出してくるのは、やっぱりその当時のリアルタイムのアンプである強みですよね(^^)
さすがリトルJCM800の名をほしいままにするサウンドです!

ちなみにこのアンプは真空管では無くソリッドステート
クリーンは一昔前のソリッドステートらしさを感じますが、いざ歪ませればソリッドだチューブだなんて関係なく ギタリストの潜在的な魂に訴えかけてくるカッコいい歪みが飛び出します!


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横幅 約47.5センチ高さ 約43.5センチというサイズ感も良いですねー。
デカすぎず小さすぎず、といった感じで(^^)


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1985年製 Marshall LEAD 20 Model 5002
の紹介でした!

僕は基本的に「アンプはクリーンで歪みはペダルで作る」というスタイルなのでクリーン主体でアンプを選ぶんですが、このマーシャルのような直結でハードロックを弾いて気持ちいいアンプもたまには良いものです。実用面とは違う部分でね!^m^
まぁそもそも数年前まではビンテージマーシャル使いだった訳ですし、Marshallの歪みで気持ち良くなるDNAは流れてるってことですね


※追記
12インチスピーカーを載せてみました↓↓↓