今夏は北海道も35℃近くは当たり前という日々が続いております。。。
北海道なので全部屋エアコン完備!なんて家庭はまだまだ少なく、我が家も例に漏れずリビングにしかエアコンが無いため、酷暑の2階でギターを弾く時間が圧倒的に減っております。。。

そんな中、見つけてしまいました。
もう何年も前からずっと欲しい欲しいと思っていたシロモノを!
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YAMAHA THR100HDです!
ヤマハのTHRというとラジカセ型の練習用小型アンプが非常に人気ですが、こちらはヘッド型。その中でも2チャンネルのDUALです。


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僕はデジタル機器の類の操作が苦手なんですが(パラメーター1つ弄るにもいちいち液晶画面にパラメーターを呼び出してから弄って、保存して画面を戻して…みたいな)、このTHRヘッドはいつも使っている真空管アンプなんかとほとんど操作性が変わらないのが欲しくなる一番のポイントでした。
まぁ要はややこしい操作が苦手な古い人間なだけなんですが(苦笑)
ほぼ未使用品(本体以外のフットスイッチ等にいたっては未開封!)が税込 送料込で29800円で出てきたのを迷う間も無くポチりました!


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僕が買ったのはDUALなので2チャンネル式です。
チャンネル1、2をそれぞれ単独で鳴らすという当たり前の使い方はもちろん、2つのチャンネルを並列でミックスすることもできますし、さらにはパワーアンプも各チャンネル独立しているのでチャンネル1と2それぞれにギターを繋いで2人でセッション、なんてこともできます。

各チャンネルには、SOLID、CLEAN、CRUNCH、LEAD、MODERNという5つのアンプモデリングが搭載されていて、


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更にそれぞれにパワー管(真空管)シミュレーターを割り当てられるので、たとえば
「CLEANに6L6GC管を組み合わせてFenderアンプのシミュレート」や、
「LEADにEL34管を組み合わせてMarshallアンプのシミュレート」、
「CRUNCHにEL84管を組み合わせてVOXアンプのシミュレート」みたいな音作りができます!
これが当機の目玉ですね!
しかもこれらを本体側だけで操作できるのが素晴らしい。最近はこういう細かい設定はPCやタブレットを繋がなきゃできない機材も多いですからね。

とはいえ、内蔵ブースターの種類の選択やスピーカーシミュレーター、IRなどの設定はUSB端子からPCに繋いでやる必要があります(この辺は僕はまだ未経験)。


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操作はほんと簡単です。
普通にギターアンプを触ってきた人はまったく迷うポイントなど無いと思います。
出音の自然さも相まって「これほんとデジタルなのかな?」って一瞬思ってしまうほど。


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25W、50W、100Wと出力を3段階に切り替えることができます。


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前述したようにスピーカーシミュレーターやIRを搭載しているので、ラインアウトから直にライン録りもできます。


Marshall 1974CXキャビに繋いで鳴らしていますが、非常に自然な出音です!
歪みに関してはもうなんの文句も無いです!EQの幅も広いので音作りで困ることは無さそう。
特殊なエフェクトを使う曲目の無いライブなら、あとはエフェクトループにディレイだけ繋いでおけばワンステージいけるんじゃないでしょうか!チャンネル1にクリーン〜クランチ、チャンネル2に歪みを割り当てて付属のフットスイッチでCh切り替えし、ギターソロの時のブーストONとディレイONもフットスイッチでできますからね(^^)


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FenderのBANDMASTERヘッド(真空管アンプ)と比べてしまうと、CLEANモードなんかではどうしても本当のチューブコンプ感みたいなニュアンス面で物足りなさを感じてしまいますが、あくまでも並べて比較したらの話であってTHRヘッドも全然満足できる音です!


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THR100HDはクラスDのデジタルアンプなので小さいし軽い(4kgほど!)ので、可搬性が良いのもいいですね!それでいてサウンドが犠牲になってないというか、まぁこれは好みの問題ですけど僕的には音もめっちゃ好きなのが嬉しいです(^^)

大人気のラジカセ型THRは新型が発売されてますが、その裏でヘッド型はひっそり生産終了
良いところは残しながらもアップデートで今後もどんどん進化していったら嬉しいのですが(^^)