実はここ最近、アンプがガラっと変わりました
趣味嗜好のアンプと実戦用アンプの棲み分けが自分の中でかなり分かれてきたというのもあるし、同時に「趣味嗜好に合うアンプも併せて保管しておくほどのスペースが無い」という切実な問題もあります(苦笑)

では、軽く直近のアンプ遍歴に触れておきます。
まずはこれから。
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1962年製のFender Princetonです。
言うまでも無くとても良いアンプなのですが、僕みたいにポップスからロック、歌謡曲から演歌までサポートさせていただいてる人間にとっては万能な音ではないですし、ライブの音作りやペダルチェックをするためのリファレンスアンプにもしにくいという欠点がありました。


その後入手したのがこれ。
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GuyatoneのReverb Custom  GA-1100RCです。
このアンプの音に惚れたことにより、結果的にはミドルワッター以上の本家Fenderアンプへの興味が一気に燃焼しました!元々スタジオのツインリバーブに好印象を持っていた、というのも大きいですね。


そして辿り着いたのがコチラ。
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Fender Vibrolux Reverbです!!
いやいや2台あるやないかーいっていうツッコミが聞こえてきそうですが・・・
・・・はい、おっしゃる通りです(笑)

実は右の74年製ヴァイブロラックスリバーブを買った直後に左の70年製の同モデルを見つけてしまい、「気に入った方を残そう」という魂胆のもと2台購入してしまったのです。我ながら相変わらずですよね・・・
さらにこの2台が家に届くまでの間に68年のBandmasterを譲っていただく話までいただいてしまい、ちょっとしたシルバーフェイス祭り状態になってましたw
結果的にバンドマスターのお話はお断りすることになったんですけどね。


この70年と74年のVibrolux Reverb
実際に並べて比較するといろいろ違う点があるものですね!
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↑こちら1970年製


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↑こちら1974年製

回路がちょっと違う(とは言っても74年はまだブーストスイッチが付く前なので70年とそこまで大きな違いは無いそうですが)とか、74年は40Wだけど70年は35Wだとか、ロゴエンブレムが違うとか、モデル名の表記が違う・・・とかいろいろな違いがあることはきっと皆様もお詳しいと思うんですが、

僕が特に興味を惹かれたのはキャビネットの作りの違い。

70年製のはそれまでのブラックフェイスに準じてるんですが、74年のはMDF製のバッフル板がキャビネットの溝に挿し込まれる形で完全に接着固定されているんです。開けて「ビスが無い!」ってビックリしましたが、そもそもバッフル板を外せない構造になってるそうです。
さらに70年代半ばからはフィンガージョイントから「さね継ぎ」に変わるので、この74年の個体もそうなのかもしれません。
書物、アンプ大名鑑ではこのキャビネット構造の変化について「CBSはコストカットをやりすぎた」「合板やパイン材のバッフル板から酷いパーティクルボードに変わったことを無視して回路だけブラックフェイス化改造をしても、ブラックフェイスの音にはならない」といった主旨の記述もあります。それだけキャビネットの構造の変化によるサウンドの変化は無視できないのでしょうね!たしかに74年のは箱鳴りが抑えられてそうな作りになってます。


で、まぁ細かいことは割愛しますが、結果的に手元に残したのは70年製の方のヴァイブロラックスリバーブとなりました(^^)
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横にチラっと写ってますCTS製のFenderアルニコスピーカーですが、外してしまいました。
単純に好みの問題なので優劣の話ではないですが、僕はアルニコスピーカーのザラっとした肌触りのサウンドよりも、セラミックスピーカーの押し出し感が強いサウンドの方が好きなので、


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CelestionのG10 Creambackと、もう1発は使ったことが無かったので気になっていたG10 VT jr.に交換してみました^m^
結果的には大満足で、僕的にはかなりコントロールしやすい音に変わりましたね!
好みはあれど、ロックやるならアルニコよりセラミックの方が扱いやすいと思います、個人的に。


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内部に貼られているチューブチャートです。
この手書き感が満載のフォントがかわいいです。
紙が硬化してパリパリ割れてくるので、なにか保護する方法は無いかと思案中。


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シャーシを取り出してみました。
いつものように、どうせ中を見てもチンプンカンプンなんですけどね。
男の子ってこういうの好きなんです(笑)
もちろん感電対策はしっかり!


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この辺はネットで出てくる写真と同一なので、フルリジナルなのかもしれません。
という事は劣化してるパーツは多いだろう、ということで近々VINETONEさんにフルオーバーホールしていただく予定です!


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中にスタンプを見つけました。
CHASSIS WIRING D.L.LEDFERD JAN 05 1971 とあります。
DL LEDFERDさんが1971年1月5日にシャーシの配線をしました、といった意味ですかね(^^)

ここまで70年製と言ってきましたが、それはシリアルナンバーやポットデイト、各トランスのデイトが70年を示しているから。しかしシャーシに1971年1月5日と書いてるということは、70年から組み始めたけどお正月休みを挟んでしまい出荷されたのは71年の1月5日になっちゃったということなのかな?^m^
古い機材やギターはこういう想像をする楽しみも与えてくれます(笑)


あ、そうそう。あと気になるポイントがもう1点ありまして、
コントロールパネルに縦に4本入った黒い線です。
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この黒い線に触れてる国内の記事はほとんど見つけられなかったのですが海外ではBlack Lineと呼ばれているらしいです。ブラックラインが入ってる個体は少ないので、有り無しの基準が知りたいです。


アンプ周りがかなりコンパクトになりました。
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ガラーンとしてますね(笑)

思い返せば10インチスピーカー2発という構成のアンプを所有するのは初めてかもしれません!
出力的にも、デラリバより大きくツインリバーブより小さいという絶妙なところを突いてきてる感じがするモデルですよね
音的にはいい意味でそんなに強い主張もクセも無く扱いやすいです。
最近ツイッターに載せてる動画はほとんどこのアンプですけど、アンプ直結のどクリーンでは録ってないのでVinetoneさんにメンテしていただいたら撮りたいと思います(^^)