発売直後すぐ売り切れとなった、ネックにローステッドメイプルが奢られた
Bacchus BST-2-RSM
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新品でも2万円台
で買える所謂「安ギター」「入門用」の類と言っていいモデルですが、そんな価格帯なのにローステッドメイプルが奢られているとSNSではちょっとした話題に。

僕もすぐに飛びついた訳ですが、パーツのグレードは価格からもお察しの物が載っているし、僕が買った個体はおもっきしペグが曲がって取り付けられているし、っていう感じで期待を裏切らない微笑ましい「That's 安ギター仕様」であります(笑)
それはいいんです。全然想定内。むしろ褒め言葉。
それはそれはもう過去に様々な安ギターを見てきましたから驚きもしません。


一方、今日はこちらのギターも見てみましょう。
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ヤマハのパシフィカです。
今から20年前くらいので、PAC312というモデル。
こいつは中古で1620円で買ってきた物なんですがライブで使ったくらい超お気に入りで、このギターのせいでパシフィカにハマって同グレードの物をのちに計4本も買い集めるきっかけとなった個体です。
選抜して最終的に手元に残っているのはこの個体だけですが、手放した3本も全て良かったです。


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パシフィカ312も、ローステッドメイプルのBacchusも、
定価はどちらも3万円ちょい
パシフィカはもちろんネックはローストされていませんが、載ってるパーツは電装系も含めてほぼほぼ似たようなグレードの物が載っています。

ためしにブリッジだけでも比較してみますと、
こっちがバッカスのブリッジ(のイナーシャブロック)。↓↓↓
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こっちがパシフィカのブリッジ(のイナーシャブロック)。↓↓↓
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お察しの通り、どちらも薄いブロックです。

こんな感じで、ブリッジ以外のパーツも比べるまでもないくらい「あーはいはい、安ギターによく載ってるのを見るアレね」っていうパーツで構成されている2本なのですが、、、
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もちろん個体差や経年変化などもあるというのを大前提で敢えて言わせていただきますけど、
違うもんですね!

パシフィカは前述したようにライブでも使ったくらいですから、「安い割には」という枕詞を排除して「純粋に良い」んですよ。高いギターと比較しても「土俵が違い過ぎてかわいそう」っていう発想も出ないくらい良いギターです。
気に入ってるだけにいろいろ改造もしてきましたが、現在は純正パーツに戻しています。それでもきっとそもそもの素材が良いんでしょうね、全然見劣りしません。

一方バッカスの方は、ボディ材(ポプラ)のせいなのかな?生音の時点でかなりポコポコした音です。でもそれをセラミックマグネットPUのキャラで補えているのか、最終的にアンプから出てくる音は決して悪くないです。
ただ「このフレット、サスティンが伸びないな」っていうデッドポイントが数か所。その中にはブリッジ(のバネ)がイヤに共鳴するせいで鳴りが相殺されている箇所もあります。正直、音のキャラ云々を語る前にギターとしてこのままだとストレスだなっていう点がチラホラ…。一時ブリッジをSuper VeeのBLADE RUNNERに交換してた時(コチラご参照)は大丈夫だったので、まずブリッジ交換はマストかも。

一応繰り返しておきますが、個体差や経年変化があることは大前提での比較ですからね(^^)

今回は公平にあくまでも純正同士での比較でしたけど、上のリンク内に書いたようにバッカスもパーツ交換にしっかり追従してくれるギターであることはわかってますので、いろいろいじって遊ぶのが好きな人にとっては楽しいギターかもしれませんね!
僕の勝手な想像ですが、このバッカスはボディ材がアルダーだったならもっと良い方に違ってたような気もします(そういう上位機種もあるみたいですね)。