今回は、東海TA-35 OCというギターアンプのご紹介です!
ルックスからお察しのように、(外観は)FenderのChampのコピーですw
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1980年前後あたりに登場したようです。
当時のTokaiのフェンダーコピーギターと同じスパゲッティロゴですね(^^)

70年代中期から80年代。各メーカーがソリッドステートアンプに力を入れ始めた時代。
ご存知ROLANDジャズコーラスの誕生はもちろん、
リトルJCMと呼ばれたMarshallのLEADシリーズ然り、
ジャズコと並んでスタジオの定番だったヤマハFシリーズ然り。

当時は各社が、メンテナンスフリーで真空管に代わる新時代のアンプとして本格的にトランジスタアンプの開発に尽力し始めた時代だったんだろうなぁ。今でこそ中古で数千円くらいから買えるような物も発売当時は定価5万〜10万してたっていうのも珍しくないですし、家でちょっと練習するためのアンプっていう位置付けよりもっとプロユースな物として開発されてたモデルも多かったんでしょうね!(^^)

このトーカイTA-35もサイズこそ小型練習用っていう感じですが、
定価は当時38000円したらしいです。


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出力は35Wらしいです。結構デカい音が出ますよ。
(この写真のプレートに書かれている30Wっていうのはきっと出力じゃなく消費電力でしょう)


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スピーカーはトーカイオリジナルの物が載っています。
このラベルって、モロに、、、

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↑↑これを意識してますよね
さすがコピー全盛期の物ですw


背面です。
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写真からも伝わると思いますが、作りがすっごい丁寧なんです。
ツイードの貼り方とかほんとキレイ。リバーブタンクを格納する箱状の部分までしっかり丁寧にツイードでカバリングされてます。エンクロージャーの材はMDF等じゃないですし、ツイードで隠れてて見ることはできませんがフィンガージョイントになってるそうです。


コントロール関係は、
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上部にボリュームマスターボリューム


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背部に3バンドEQリバーブ
そしてヘッドフォンアウトラインアウトという、トランジスタアンプには定番のジャックが^m^
正面側から見た時にFenderのTweed Champと同じ雰囲気に見えるように考えられたレイアウトなんでしょうね、きっと(笑)


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なんせ雰囲気がいいので写真は映えますが、ネットでレビュー等を見てもサウンドを絶賛してる方はそんなにいらっしゃらないようなアンプです。
僕的にもサウンドは取り立てて書くようなことは無く、決して悪くはないんだけどフツーの小型ソリッドステートアンプの音だなぁという印象。

・・・だったんです、最初は。

しかしこのアンプ、実はマスターつまみをプルするとドライブが掛かるようになっていて、僅かに歪んでるかな?っていうくらいのセッティングだと程良い太さやコンプ感が加わってなかなかに使えるサウンドになってくれます
誤解を恐れずに言うなら、我が家のFender Champ2(80年代の真空管アンプ)を小音量でチマチマ鳴らすくらいならTA-35の方がよっぽどふくよかに鳴ってくれます。もちろん言うまでもなくCHAMP2はパワー管をサチュらせるまで上げられれば素晴らしいんですけど、小音量でもそれなりにイケるのはトランジスタの強みってところですかね(^^)


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ただ僕的にこのドライブスイッチが使えるのはあくまでも「歪んでるかな?クリーンかな?」くらいのラインまで。それ以上歪ませるとブリブリとスピーカーが割れるような歪み方なので使いどころを見い出せませんw

あ、そういえばJC120なんかもディストーションスイッチをカチっと入れたところで止めて使う人が結構いますよね。


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という訳でトーカイ TA-35 OCの紹介でした!
このアンプと本家Fender Champを並べて撮影されてるブログを見つけたんですがモロに同じサイズっていう感じだったので、中身のシャーシをChampのキット物と入れ替えるとか面白いかもしれませんね^m^