2020年もよろしくお願いいたします(^^)
昨年末はクリスマスイブに娘つぐちゃんがインフルエンザにかかり、うつされた僕は仕事納めの前日からインフルエンザにかかり、お正月休みの前半を寝て過ごすという そんな年末年始を過ごしておりました。そのせいもあり、あっという間に正月休みが終わってしまった感じがしますね。。。
そんなこんなですが僕はすでに2020年の仕事も始まり通常運転です!
さて、そんな年末に1通のダイレクトメッセージを頂戴しておりました。
内容は↓↓
「拝見していく中で、かなり凝ってこだわられていた機材関係を一新されて、比較的安価で手に入りやすいものに変遷されたのはどのような心境の変化であったのか疑問に思いました。もしよろしければそのような内容のブログもぜひ拝見したいです。これからも楽しみに読ませていただきます。」
↑↑という内容です(^^)
50代のT様、DMありがとうございます!!
たしかに以前の僕は我が家に「機材部屋」があり、たくさんのギターはもちろん、ビンテージマーシャルをはじめ真空管アンプやスピーカーキャビネットをたくさん積み上げておりました!
それが今や機材部屋は無くなり、寝室の片隅にメインで使うアンプ1台とエフェクターボードを置き、ギターはスタンドの数より増やさないという自己ルール(たまに破るが増えた分はすぐ売るので帳尻が合うw)を課しています。
文章じゃピンとこないかもしれませんので、写真で表現しますと、


以前はこんな感じだったのが↑↑↑
今はこんな感じです↓↓↓

だいぶ小さいシステムになりました^m^
変化した大きな原因は2つあります。
1つ目は、機材部屋を子供部屋にしたということ。
子供2人がある程度大きくなってきたので、それぞれに子供部屋を与えるためには機材部屋を潰して子供に明け渡す必要があったんですね〜。つまり物理的にアンプ達の置き場所が無くなったという訳です
2つ目は、バックバンドという形で雇ってもらうようになったということ。
(ちなみに部屋に大型のアンプを並べていた頃の僕は一切のライブ活動をしていません)
自分のバンドじゃ無いので「次のライブはこれこれこれ(曲)を弾いて」とオファーをもらう訳ですが、曲はロックやポップスはもちろん、昭和歌謡やそれこそ演歌まで幅広いジャンルを演ります。そのぶん使うギターの音色数も多く「Marshallアンプの歪みにブースターだけでイケる」っていうようなシチュエーションは・・・まず無い!(^_^;)
なので、現場のアンプが何であろうとも数々の音色をエフェクターで切り替えられる状態にしておいた方が僕的には勝手がよかったのです(^^)
だから、アンプではなく足元を充実させるという思考に変化しました。
そんな状況下に置かれた時、ふと「高価な真空管アンプをたくさん持っていても今の僕にとっては宝の持ち腐れだ」と気付きました。もちろん自己満足という理由だけで所有しておいてもいいんですが、前述のようにちょうど機材部屋が無くなってアンプの置き場所も無くなるタイミングで、思い切ってドバっと放出しました!
後悔は一切無く、むしろ僕はタイミングが良かったと思っています。
というのも、丁度そんな頃からNUTUBEを使った小型アンプなどが台頭してきたり、各社からアンプシミュレーターがたくさん出て我々ユーザーも非常に選択肢が増えました。モデリングのクオリティもかなり上がり、ヘッドフォンを繋いでの練習からPCに直接繋いでのレコーディング、そしてそのままの設定でライブまでイケるという機材も相当増えてきました。小さいペダル型の真空管プリアンプも流行りましたね。「なんでもできます系」のあまりに複雑な機材は苦手ですが、それでも僕もかなりそれらの機材の恩恵にあずかりました。
それに伴ってか、高出力で大型の真空管アンプなどの中古相場はかなり下がりました。「一昔前に比べればこんなに安いのにまだ売れ残ってるんだ…」っていうのが今は結構ありますもんね。。。僕はギリギリで以前までの相場で処分できた世代だと思います。
とは言え、やっぱり今でもスタジオで大きな真空管アンプをガツンと鳴らすと「やっぱりこれだわ!」と思うことは多々あります。結局、耳や体に馴染んでいる音はデカい真空管アンプから発せられる音だったりしますからね!
でもライブをやればやるほどに「重要なのは音の良さじゃなく演奏だ」と痛感します。オーディエンスにとってはアンプが真空管かソリッドステートかなんてどうでもいい。かつての僕はそれこそプラシーボレベルの細かい音の違いにも執拗にこだわってきましたけど、バンドで「せーの」で音を出した瞬間そんな小さいこだわりは無残にも掻き消され、ひたすら演奏の良さを求められます。そして、演奏が良ければ音も良く聴こえるし、逆に演奏が悪ければどれだけ素晴らしい機材であってもいい音には聴こえません。
なーんて偉そうに言ってますけど、リアルな話、他のサポートギタリスト仲間や先輩方などに比べて僕の演奏力はまだまだなので、今は機材にうつつを抜かしている場合じゃないと自分に言い聞かせてるんですよ
もちろん、だからと言って「機材なんて何でもいい」とまでは言いません。でも今の時代 普通にお店に売ってる機材であれば「なんじゃこの音ぜんぜん使えねぇ」っていう粗悪な商品はありませんからね!好みはあれど(^^)
かなりカッコいい書き方をしましたけど(笑)、そういう意味では機材熱はかなり下がったと思います。まぁ、あくまでも「以前の僕に比べれば」っていうことであって、通常レベルから見れば今でも結構な機材厨だとは自認してますけどね・・・^m^
機材の中でも興味の対象は変化しましたよね。
こんな感じで回答になりましたでしょうか?(^^)
いずれ子供が自立して部屋が空いたら、また機材部屋が復活して大型アンプが所狭しと並んでいるかもしれませんけどね ^m^

昨年末はクリスマスイブに娘つぐちゃんがインフルエンザにかかり、うつされた僕は仕事納めの前日からインフルエンザにかかり、お正月休みの前半を寝て過ごすという そんな年末年始を過ごしておりました。そのせいもあり、あっという間に正月休みが終わってしまった感じがしますね。。。
そんなこんなですが僕はすでに2020年の仕事も始まり通常運転です!
さて、そんな年末に1通のダイレクトメッセージを頂戴しておりました。
内容は↓↓
「拝見していく中で、かなり凝ってこだわられていた機材関係を一新されて、比較的安価で手に入りやすいものに変遷されたのはどのような心境の変化であったのか疑問に思いました。もしよろしければそのような内容のブログもぜひ拝見したいです。これからも楽しみに読ませていただきます。」
↑↑という内容です(^^)
50代のT様、DMありがとうございます!!
たしかに以前の僕は我が家に「機材部屋」があり、たくさんのギターはもちろん、ビンテージマーシャルをはじめ真空管アンプやスピーカーキャビネットをたくさん積み上げておりました!
それが今や機材部屋は無くなり、寝室の片隅にメインで使うアンプ1台とエフェクターボードを置き、ギターはスタンドの数より増やさないという自己ルール(たまに破るが増えた分はすぐ売るので帳尻が合うw)を課しています。
文章じゃピンとこないかもしれませんので、写真で表現しますと、


以前はこんな感じだったのが↑↑↑
今はこんな感じです↓↓↓

だいぶ小さいシステムになりました^m^
変化した大きな原因は2つあります。
1つ目は、機材部屋を子供部屋にしたということ。
子供2人がある程度大きくなってきたので、それぞれに子供部屋を与えるためには機材部屋を潰して子供に明け渡す必要があったんですね〜。つまり物理的にアンプ達の置き場所が無くなったという訳です

2つ目は、バックバンドという形で雇ってもらうようになったということ。
(ちなみに部屋に大型のアンプを並べていた頃の僕は一切のライブ活動をしていません)
自分のバンドじゃ無いので「次のライブはこれこれこれ(曲)を弾いて」とオファーをもらう訳ですが、曲はロックやポップスはもちろん、昭和歌謡やそれこそ演歌まで幅広いジャンルを演ります。そのぶん使うギターの音色数も多く「Marshallアンプの歪みにブースターだけでイケる」っていうようなシチュエーションは・・・まず無い!(^_^;)
なので、現場のアンプが何であろうとも数々の音色をエフェクターで切り替えられる状態にしておいた方が僕的には勝手がよかったのです(^^)
だから、アンプではなく足元を充実させるという思考に変化しました。
そんな状況下に置かれた時、ふと「高価な真空管アンプをたくさん持っていても今の僕にとっては宝の持ち腐れだ」と気付きました。もちろん自己満足という理由だけで所有しておいてもいいんですが、前述のようにちょうど機材部屋が無くなってアンプの置き場所も無くなるタイミングで、思い切ってドバっと放出しました!
後悔は一切無く、むしろ僕はタイミングが良かったと思っています。
というのも、丁度そんな頃からNUTUBEを使った小型アンプなどが台頭してきたり、各社からアンプシミュレーターがたくさん出て我々ユーザーも非常に選択肢が増えました。モデリングのクオリティもかなり上がり、ヘッドフォンを繋いでの練習からPCに直接繋いでのレコーディング、そしてそのままの設定でライブまでイケるという機材も相当増えてきました。小さいペダル型の真空管プリアンプも流行りましたね。「なんでもできます系」のあまりに複雑な機材は苦手ですが、それでも僕もかなりそれらの機材の恩恵にあずかりました。
それに伴ってか、高出力で大型の真空管アンプなどの中古相場はかなり下がりました。「一昔前に比べればこんなに安いのにまだ売れ残ってるんだ…」っていうのが今は結構ありますもんね。。。僕はギリギリで以前までの相場で処分できた世代だと思います。
とは言え、やっぱり今でもスタジオで大きな真空管アンプをガツンと鳴らすと「やっぱりこれだわ!」と思うことは多々あります。結局、耳や体に馴染んでいる音はデカい真空管アンプから発せられる音だったりしますからね!
でもライブをやればやるほどに「重要なのは音の良さじゃなく演奏だ」と痛感します。オーディエンスにとってはアンプが真空管かソリッドステートかなんてどうでもいい。かつての僕はそれこそプラシーボレベルの細かい音の違いにも執拗にこだわってきましたけど、バンドで「せーの」で音を出した瞬間そんな小さいこだわりは無残にも掻き消され、ひたすら演奏の良さを求められます。そして、演奏が良ければ音も良く聴こえるし、逆に演奏が悪ければどれだけ素晴らしい機材であってもいい音には聴こえません。
なーんて偉そうに言ってますけど、リアルな話、他のサポートギタリスト仲間や先輩方などに比べて僕の演奏力はまだまだなので、今は機材にうつつを抜かしている場合じゃないと自分に言い聞かせてるんですよ

もちろん、だからと言って「機材なんて何でもいい」とまでは言いません。でも今の時代 普通にお店に売ってる機材であれば「なんじゃこの音ぜんぜん使えねぇ」っていう粗悪な商品はありませんからね!好みはあれど(^^)
かなりカッコいい書き方をしましたけど(笑)、そういう意味では機材熱はかなり下がったと思います。まぁ、あくまでも「以前の僕に比べれば」っていうことであって、通常レベルから見れば今でも結構な機材厨だとは自認してますけどね・・・^m^
機材の中でも興味の対象は変化しましたよね。
こんな感じで回答になりましたでしょうか?(^^)
いずれ子供が自立して部屋が空いたら、また機材部屋が復活して大型アンプが所狭しと並んでいるかもしれませんけどね ^m^

コメント
コメント一覧 (6)
年始のご多用の中、突然のメッセージにも対応くださり
ありがとうございます。音ばかりを聞いて、音楽を聴い
たり演奏する楽しみを見失ってしまっている自分に気づ
きました。またいっそうファンになりました。
2020年も拝見させていただきます。楽しみにしております。
あけましておめでとうございます!
ネタを提供してくださり、ありがとうございました(^^)
いやぁ、僕も基本的には機材厨なので、
音楽を聴いたり弾いたりする楽しみ方よりも
機材遊びが一番好きだったりしますよ!(笑)
今後ともよろしくお願いいたします!!
マーラさんはいつもアンプもキャビも持ち込まれてますもんね!
ギターとペダルだけだと可搬性いいですよ〜^m^
本番と同じ音で練習できるのはアドバンテージですよね!
もうそういうのが当たり前の時代ですもんね〜