この3連休中に、某ホームセンターで行なわれていた保護猫の譲渡会に奥さんと行ってきました(^^)
ニャン友ねっとわーく北海道さん主催です!
ニャン友ねっとわーくさんと言えば、我が家はそこから里親にならせていただいたこともあります。

すごく運命を感じた子がいたんですが、我が家には猫が7匹と犬が2匹いることを伝えるとちょっと難しい表情をなさって「他の希望者さんがいらっしゃればそちらを優先することになるかも」と言われてしまいました。
ただでさえ不幸な環境から保護された猫ちゃん達ですから、余生はなにより猫ちゃん最優先で幸せになれる家を決めることがニャン友ねっとわーくさんのお考えです。

猫1匹で静かに余生を過ごせる家、

遊ぶのが大好きなので小さい子供がいる家、

猫が大好きなので多くの猫に囲まれて過ごせる家・・・

など、その子その子によって求められる家庭環境は違いますからね(^^)
だからしっかり面接をされていますしトライアルがあるんです。
「猫に幸せになってほしいから活動してるNPO法人のくせに、生意気に面接で飼い主を決めて、断ることもある」みたいな言い方をする信じられない人が稀にいますが、猫ちゃんに再び不幸になって欲しいわけなど無いんですから、幸せにしてもらえそうな家庭や里親さんを選ぶのは至極当然のことだと思います。
そこは僕達もちゃんとわかっているつもりなので、運命を感じた子にはもっと適した家があると受け入れ トライアルの申し込みもせずに帰ってきました。いい里親さんが決まることを祈って


さて、そのニャン友ねっとわーくさんから2年前に引き取らせていただいた、
我が家のマルクル
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同じ多頭飼育崩壊の家から保護された2匹。
譲渡会で面接をしていただいた時に涙を流して喜んでくださったニャン友ねっとわーく代表の勝田さんやスタッフさんのお顔は今でもわすれません。

一つ屋根の下で避妊・去勢もされず増えに増えた家から保護されたマルとクルは、毛の色は違えど親子なんじゃないかな?って思うような関係です(^^)
マルは人間の愛情に心底飢えていたかのように甘えん坊で それは今でも抜けきっておらず、ニャーニャー鳴きながら僕らについて歩く姿はまるで人間の赤ちゃんのようです。
生ゴミを漁ったり、時には我が家の先住猫の遺骨を骨壺から引っ張り出してきたことまでありますが、保護される前はその日の食べ物にありつくことすら困難な環境に閉じ込められていたと思うと、とてもとても怒る気になどなれません(^^)
部屋に遺骨が散乱してるのを発見した時は唖然としましたけどね(苦笑)

クルちゃんはマルとは違って優等生だけど、洗面台でウンチしちゃうのだけはちょっとね
でも猫防止のトゲトゲシートみたいなヤツを洗面台に入れておけば粗相はしません。ウンチしちゃう時は、僕らがうっかりそのシートを置き忘れてしまった時(^_^;)

2匹は本当に幸せそうにしてくれていて、里親冥利につきます^m^
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前述の譲渡会で買ってきたまたたび入りのおもちゃでさっそく遊ぶマル。


我が家にはもう1匹の保護猫がいます。ワープ君です。
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大きな体でおっとりした性格のワープ君(通称わぷちゃん)はみんなのアイドル(^^)
猫エイズのキャリアとわかった上で保護させていただいた子ですが、我が家に来てから4年、現状では発症せずに悠々自適に過ごしてくれています。

ところで一緒に写っているボルゾイのジーナはもう11歳。
超大型犬ですから人間の年齢にするともう90歳手前です。
今まで病院にかかったことも無く健康に過ごしてきたジーナはいつまでも若々しい感じがしますが、歯やアゴも衰えてきて骨やガムもうまく齧れないですし、1日の大半を寝て過ごしています。かつては白い弾丸と言われたフレンチブルのぷっちょも9歳を過ぎてすっかり落ち着いてるので2匹でプロレスごっこをすることも無いし、子犬の頃から我が家の2匹は年に数回しか声を聞かないくらい全く吠えない犬なので、いるのかいないのかわからないくらいに静かです(いい意味でね)^m^
だからこそ、マルやドンちゃんといった若くて活発な猫がいると、すごい赤ちゃんに感じてしまいます(笑)


たくさんいるとたくさん別れもありますし、生きている限り人間と同じで病気をしたりアクシデントが起こったり大変なこともありますが、それ以上に幸せや楽しさをくれる動物たちとの生活はやっぱりやめられないですね