厳密に言うと「ペダル」っていう表現が正しいかどうかわかりませんが・・・。

熊本県でハンドメイドエフェクターを作ってらっしゃるZauber Pedals(ザウバーペダルス)様から、Fenderツインリバーブのプリアンプ部を抜き取ったペダルサイズのプリアンプを試させていただけることとなりました!!
貴重な機会を、本当にありがとうございます!!

最近このように「試してみませんか?」とご提案いただく機会が増え、長くブログやってきて良かったなぁと実感しております。。。

プリ管(12AX7)が入っているチューブプリアンプで、ジャズコのリターンに挿して使用することが想定されているそうです。つまり、ジャズコのパワーアンプ部だけを使う方法ですね。

さっそくスタジオで遊んできたのでじっくり試させていただきましたよ!
IMG_0118
接続は、ペダルボード → ツインリバーブプリアンプ → ジャズコのリターン(mono)で、リターンレベルは+4デシベルです。

・・・えと、
ツインリバーブプリアンプって長いので、以下では便宜上TR Preと書かせていただきます。


一応事前にことわっておきますが僕は語れるほどFenderアンプは使ったことが無く、ツインリバーブがどういう音なのか?も正直よくわかっていません
なので、、、
ツインリバーブ実機を借りてきて、並べて比較です!!
めちゃくちゃ興味深いでしょう? ^m^
もちろんツインリバーブって一口に言っても年代によって音も違えば個体差もあるし、真空管やスピーカーのへたり具合にも差異がありますが、そういう細かいことは置いといての比較です(^^)


とは言え、なんだかんだまず気になるのは実機に似てるか?
「ツインリバーブプリアンプ」と名乗ってるくらいですからね!!
僕の印象は、ツインリバーブ実機よりもTR Preの方がEQの可変域が広くとられているので音作りの幅がはるかに広いです。丸い音からジャッキンジョッキンの音までイケますね!
注)
Zauber Pedals様にお聞きしたところ、ツインリバーブ実機と回路は全く同じだそうです。EQ可変幅が広い理由はそもそもパワーアンプやスピーカーが違うこと、そしてパーツの質と組み込み精度が高いことに由来するそうです。TR Preは高級ハンドメイドアンプと同レベルのパーツ選定や組み込みを実現していて、回路がシンプル故にこういう差が音に如実に表れるとのことでした!


音作りの幅が広いだけにつまみをちょっと動かすとガラっと音が変わるため、突き詰めてツインリバーブ実機と同じような音を作ろうと思ったらちょっと時間が足りませんでした

だがしかーし!!
僕が一番感動したのは、音質云々よりも弾き心地がめちゃくちゃツインリバーブ実機に迫っているという点ですね!!具体的には、何を差し置いてもコンプ感ですね!
このチューブコンプレッションが実機に迫っているという点だけでTR Preを使う意味が大いにあると思いました!

特に僕はこのブログでも「ジャズコのクリーンを真空管アンプのクリーンに近づけたい」と何度も言ってきました。それは音質的なことじゃなく弾き手が感じるニュアンス的なことなんです(言葉にするのは難しいですがきっと皆様はわかってくださいますよね)。
そのためいくつかのペダルコンプを試してきましたが、TR Preはしっかりとチューブコンプレッションが効いていて1・2弦のプレーン弦の引っ込みが無くしっかりと前に出してくれるんですね。同時に太さもあります。それによって真空管アンプを弾いてる時と同じ感覚で、クリーンのアルペジオやストロークを弾くことができるんです!!

ためしにTR Preを外して普段通りのジャズコの使い方をしてみると、1・2弦の音量があからさまにガクっと落ちます。こうして比較することで改めて、良くも悪くもジャズコの特性であるこのフラットな部分を再確認しましたね。。


IMG_0180
あとミドルつまみが、実機よりもTR Preの方がローミッド寄りに設定されてる気がします。
これは完全に僕の好みの話になっちゃうんですが、ツインリバーブ実機のミドルは3くらいまで下げてもカーーンと耳につく感じ(僕の好み話ですよ)で正直あまり得意な音ではありません。しかしTR Preのミドルつまみはもう少しローミッド寄りな帯域をいじれる感じがします。この帯域はギターソロとバッキングで音の差をつける時などに一番いじりたい帯域なので、すっごく使い勝手が良いですね!
ただ同席していたギタ友のピロさんとデリさんは「実機の方がミドルに色気を感じる」と言っていたので、何度も言うようにこれは好みの問題なのでしょう。


IMG_0074
繰り返すようですが、とにかく真空管アンプを鳴らしている時のようなチューブコンプレッションが得られるというだけで、そこをジャズコで追求してきた僕にとってはめちゃくちゃ嬉しいですね!「もっと早く出会いたかった」という思いもありますが(笑)、いつも言うように遠回りしたり散財したりしながら自分でいろいろ試してきた経験は自分だけの財産になりますからね

こんなことを言うと怒られちゃうかもしれませんが、別にツインリバーブのプリアンプじゃなくても、デラックスでもベースマンでも良かったんですよ。なんなら別にFenderじゃなくても良かったんです。僕が欲してたのは「真空管アンプの音質」ではなくて「真空管アンプの弾き心地」だったと再確認でき、そしてそれをTR Preはめちゃくちゃ高次元で実現してます




さて、変わっては家での使用について。
僕は家では主にヘッドホンでギターの音を聴いています。
今まではコチラに書いてますように ペダルボードの最後段にMooer Radar(スピーカーシミュ兼ヘッドホンアンプのような物)を繋いでいたのですが、今後はペダルボードとRadarの間にZauber PedalsのTR Preを繋ぎます
いや、もうね、ハッキリ言ってこれで自宅練習は十分すぎるくらいの音ですよ。
下手にチューブアンプを小音量で鳴らすくらいならこっちの方が全然満足できますね!
まぁ実際にスピーカーを鳴らすということはその場の空気の振動をも変えることですから、大きな音が出せるならそれはそれで非常に気持ちいいんですけどね(^^)


という訳で、Zauber Pedalsのツインリバーブプリアンプでした!ザウバーペダルス様のサイトのリンクも改めて載せておきます。
Zauber Pedals ←←← クリック


・・・さて、これをペダルボードに載せるためには、まず12Vに対応するパワーサプライを用意しなければいけません。スペースはMarshallのコンプを外して詰めれば何とか載るかな・・・?

※追記
こちらの製品はAC出力のパワーサプライでなければ動作しないそうです。12Vという数字しか考えていませんでした。。。何か考えなければ・・・