中古相場では5万以上はするみたいなんですけど、ジャンクで3240円で入手してしまいました!


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1974〜75年(だったかな?)に製造されていた、ヤマキのR-60というアコギです。
当時の定価は型番が示すとおり6万円。大卒初任給8万円位の時代ですから高価なギターです。
トップはスプルース単板。サイド&バックはローズウッド単板。
ネックがマホガニーで、指板とブリッジはローズウッドです。
オール単板で3240円は破格でしょ!

・・・気になるのは「ジャンク」たる所以ですね。
それは後ほど。。。


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同社では、サウンドホール内にラベルが貼ってあるのは廉価品。
この写真のように焼印になっているのは「手工品」というランク付けだったらしいです。


位置付け的には一応Martin D-28のコピーっていうことになるんでしょうか??
(↑↑あまりわかっていない)
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ヘリンボーン(ニシンの骨)と呼ばれるバインディング。


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ヘッドは白濁が進んでいます。
この白濁も一応ジャンクたる一因だと思うんですけど、ヤマキのアコギって白濁してる個体がめっちゃ多いんですよね。なので減点材料ていうかもう「だってヤマキだもん、しゃーないだろ」みたいに思われているところはあります(^_^;)
アイロンの熱で治るって噂なので、今度試してみようかしら ^m^


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ペグは当時物のグローバーが純正で載っています!カタログには「グローバーorシャーラー」って書いてるので、使い分けていたんでしょうか。
このグローバーだけで3240円の価値を優に超えていますね
ボリュートの形状はD-28のそれを踏襲してはいないです。


さて、ジャンクたる所以です。
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ブリッジからボディエンドにかけて一筋の亀裂。これはなかなか激しいですね
亀裂からLEDライトをあてるとボディ内部に光がうっすら透過するので、塗装面だけじゃなく木部まで割れちゃってることがわかります。。。
勝手な想像ですけど、トップ材の振動が亀裂を挟んで反対側に伝達できないので、鳴りにも影響しそうな気がしますね


こちらにも亀裂が。
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こっちは前述の亀裂よりはマシです。
まぁいずれにせよ、以前所有してたYAMAHA FG-1200Jの亀裂ほどではないですね。あれは薄いピックが通ってしまうほどの亀裂でしたから(苦笑)。

でも精神衛生的にはあまりよろしくないです。
どうせ3000円で買ったギターですから、自己流で補修してみましょうかね〜 ^m^


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写真ではわかりにくいかもしれませんけど、バックやサイドも白濁してます。
まぁ音に影響する訳じゃないですが、気分的にはやっぱりキレイな方が好ましいですね。
余談ですが、バックの塗膜めっちゃ薄いです!


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ネックの状態は良好(^^)
弦高は12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.8ミリになるようサドル調整しました。
ちょっと下げ過ぎたかな(^_^;)
この弦高だと1弦12フレットだけバズるので、すり合わせが必要ですね。

音は最初トップの表面だけでチロチロ鳴ってる感じだったんですけど、しばらくストロークで掻き鳴らしているうちにどんどん鳴ってきました!(←これがアコギの面白いところですよね)
鈴鳴り感があって、プレーン弦が引っ込むことなくコンプを掛けているように各弦バランス良く鳴ってくれますし、低音弦も深みがあってサスティンが長いです(^^)

これでトップの亀裂を補修したらもっと良くなるのかなぁと期待させてくれます

今まではYAMAHA FGばっかり(とギブソン)だったんですけど、マーチン系のアコギもいいものですね