ずっと前から「使ってみたいなー」と思っていて頭の片隅に常にあるものの、なかなか縁がなくて試せていない機材。皆さんの中にも1つや2つはありませんか?



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僕の中では、こいつがそうでした。
XoticのBB+です!
厳密にいうと、こいつではなくてBB Preampの方が使ってみたいとずっと思ってた機材なんですけどね。ツイッターにも書いてますが、例のお店で新品3000円で売り出されていたので飛びつきました(笑)


世間では「BB Preampに似てる」と言われているAチャンネルと、Xoticで最も幅広い用途に使えるデザインだと謳われているBチャンネルの、計2チャンネル仕様。それをどちらか片方だけONはもちろん、同時ONも可能で、さらに同時使用時のAB接続順も切り替えることができます。

至れり尽くせりですね!

Aチャンネルは同社で最も幅広い音作りができると言われているだけあって、3バンドEQによって、ブルースドライバーのようなジョリンジョリンのクランチから、1kHzあたりのミドルをブーストした温かみのある太く艶のあるドライブまで、「もう歪みはこれだけあれば完結するんじゃないか?」とまで思わされるような音作りの幅広さを誇ります!!

GAINつまみは最初の方で一気に歪み量が上がり、あとは飽和感みたいなのが増えていくような操作感ですね。

一方Bチャンネルはトーンつまみが1つなのでAチャンネルほどの幅広さは無く、どうしても大人しく感じてしまいます。あ、あくまでも比較すると相対的にそう感じる、という意味ですよ。

・・・が!!
そういうキャラだからこそ、同時使用で本領発揮!

Bチャンネルをバッキング用にジョリンジョリンのクランチに作っておいて、ハイ抑えめにしたAチャンネルも同時にONにしてみましょう。すると、太く艶やかなリード向きのサウンドになるではないですか!

いやぁ、、、これはマジで
「キング オブ 音作りしやすいペダル」
に認定ですね!
直感的につまみをいじれば、その直感を裏切らない音が出てくれる、みたいなペダルです


ちなみに、僕のボードの中のペダルでいうと、
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ShinosのNaughty Brainというマーシャル系のペダルとキャラ的には近いものがあります(BB+の『BB』はマーシャルBlues Brakerの頭文字ですから、一応どちらもマーシャル系なんです)。
この2台のペダルで似たような音作りを目指してみた場合 かなり似た音が作れるものの、Shinosの方が音の色気とかピッキングのアタックのツヤ感があります。なので僕は棲み分けをハッキリさせる意味でも、BB+の方はミドルを抑えてハイを上げ気味にした、ジョリンジョリン系の音にしました!!
会場や曲によって「もうちょっと太さが欲しいなぁ」という時のためにAチャンネルをそういうセッティングにしておけば、同時にONすれば太さが加わる!という使い方ができます!

うわーー
自分で説明しながら、改めて便利さを再確認してます、今www

こりゃーいいものに出会いました