今回の企画。。。
興味の無い人にとってはどうでもいいことなんでしょうけど、僕にとってはのような企画です!!


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FRYETTE Power Station PS-1 と、Badcat Unleashの比較です!!

両機種はすっごい乱暴に言うと 「アッテネーターとパワーアンプの合体技」 って感じになるんでしょうか。
ギターアンプの信号を一旦ラインレベルまで落としてから、
内蔵パワーアンプで再び増幅する

という仕組みです。おそらく。。。違ったらごめんなさい。
条件次第でPS-1は最大50w、Unleashは最大180wにまで増幅できるそうです。これによって1wや5wといった小出力の小型アンプも生ドラムに負けない爆音に増幅することができますし、逆に100wといったハイパワーなアンプの音量をグッと下げてお部屋で鳴らすこともできます。

そしてどちらの機種にもエフェクトループがあります!ビンテージマーシャルなどのエフェクトループの無いアンプを使っている際には非常に重宝します。僕はハッキリ言ってこのエフェクトループのためだけにUnleashを買ったと言ってもいいくらいです^m^
ギターアンプのパワーアンプまでをも通過した後に、最後にディレイやリバーブなどエフェクトをかけられるという意味では、ミニミニコンソールみたいな感じですね!


ここまでが、2機種共通の機能です。


2つの大きな違いは、PS-1が真空管式パワーアンプなのに対し、Unleashはソリッドステート式。これがスペック上の一番大きな違いでしょうか。あとは、PS-1には音質補正のつまみやスイッチが付いているのに対し、Unleashには無い。PS-1はiphoneやプリアンプを直接入力できるのに対し、Unleashはパワーアンプ内蔵のアンプしか挿せない。Unleashはマスターボリュームを2系統搭載していてフットスイッチで切り替えられるのに対し、PS-1はマスター1系統のみ・・・等といった違いがあります。競合機ということになるんでしょうけど、PS-1の方が後発なので美味しい機能は充実しています(^^)

いやぁ・・・もうお腹いっぱいですねww
これらがあれば無敵になれたような気さえしてきます!



・・・しかし!
一番気になるのは、やっぱり音でしょ!!
ここまで多機能でも、音がダメダメだと意味ないです。

最初に、Marshall JTM-1という1wのアンプを増幅したサウンドの比較です。

まず、PS-1もUnleashも繋がずにJTM-1単体でボリュームをがっつり上げてみます。1wと言えど、一般家庭ではちょっとヒヤヒヤするほどの音量です。この音をしっかり耳に焼き付けます。そして
■PS-1で増幅
聴感上さきほどと同じかそれ以上に聴こえるくらいまでヒヤヒヤしながらPS-1のボリュームを上げます。
おおっ!PS-1を通してもほとんど音質変化はありません!!
「VHTらしいキレイな整った音になる」という意見を何人かからお聞きしていたのですが、そういう先入観をもって聴いても僕にはすごくフラットな特性に感じました!何も足さず何も引かずという感じですね。

さて、続いては
■Unleashで増幅
PS-1の時と聴感上同じような音量にあわせます。
あれ!?なんか変わった??PS-1の時と音の違いがわからないです!こちらもかなりフラットな特性で、驚くくらいJTM-1単体のサウンドと酷似してますね〜。

片や真空管、片やソリッドなのでその辺の違いがサウンドに現れてくると予想していましたが、いやはや、どっちも余計な味付けをせずにアンプのキャラを保ったまま素直に増幅しているということがよくわかりました!!素晴らしい!!
ただ、PS-1はスタジオでもっとガンガン音量を上げると、もしかしたら真空管のサチュレーション的なものが顔を出し始めるのかもしれませんね〜(勝手な予想)。そういう意味ではソリッドのUnleashの方が爆音にまで増幅した時のサウンドの変化は少ないのかもしれませんね〜(続・勝手な予想)。


さて、続いてはMarshall Super100という100wのアンプの音量を減衰したサウンドの比較です。
いわゆるアッテネーター的な使用での比較ですね。
■PS-1で減衰
いやぁ・・・これまた素晴らしいです。。。今まで数々のアッテネーターを使ってきましたが、どれもサウンドは大きく変化しました。特に高域の減衰が顕著だったのですが、PS-1では音質補正のスイッチやつまみの力を頼るまでもないです。すごい素直です。キングオブ無味無臭ですね!

さて、続いては
■Unleashで減衰
これに関しては、いつも使っているので素晴らしいことは既によくわかっています。レビューとしてはつまらないですが、感想はPS-1とまったく同じで本当に素直!音質補正機能が無いことにまったく不自由を感じさせないサウンドです!そしてこれまたPS-1との音の違いが全然わからないです。それはつまり、どちらもアンプのキャラそのままに減衰しているということを意味しているんでしょうね!



どちらもアンプのサウンドキャラを高次元で保ったままラインレベルまで下げることを実現しており、そしてどちらも余計な味付けをせずに増幅する超素直なパワーアンプを搭載しているということなのでしょう!いやぁ・・・素晴らしいです。
完全に僕の主観と独断ですが、アンプのキャラをしっかり保ったまま増幅も減衰もさせたいという願いは、PS-1を買ってもUnleashを買っても叶えられる!と言い切っちゃいます!
苦情は受け付けません!(笑)
少なくとも、僕のように巷のアッテネーターでの音質変化に散々悩まされた経験のある方にとっては「もっと早くこれを知りたかった!」と思われるのは間違いないでしょう!そもそも理屈が全然違うので、アッテネーターと同じ土俵で比較するのは乱暴なんでしょうけどね。まぁどちらも 「音を小さくさせる物」 という意味では僕みたいな素人にとっては同じ土俵に上げたくなるんですよ(笑)。

サウンドはどっちも最高!じゃあ何で選べばいいかと言えば、最初の方に書きました2機種の機能的な違いを見極めた上で自分に合っているのはどっちかという風に選んだらいいと思います。

あ、あと意外と重要な違いとして、重さ!w
PS-1 ・・・ 6.8kg
Unleash ・・・ 2kg
あと真空管なので仕方ないですが、PS-1は使っていると天板が結構熱くなりますね。Unleashは冷却ファンがあるのでまったく熱くはならないのですが、ファンが回る音が気になります。ちょっとですけど。



という訳で、PS-1とUnleashの比較でした!!
このような素晴らしい機会をくださったジェイさん、本当にありがとうございました!