レストア記その1。

レストア記その2。

レストア記その3。


レストアを開始していただいてから約1か月が経過し、佳境に入ってきました。
前回その3で解体された出力トランスのその後です。

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このように組み上げられ・・・



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ワニスが塗られました。



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乾いたら塗る、を数回繰り返します。
こうすることで、コア材が鳴くのを防止するのだそうです。ちなみに本日夕方の時点で最後のワニス塗りが完了した模様。あとは乾燥したらアンプに組み込んで完成!!・・・なのですが、完全に溶剤が飛ぶまで半月くらいは、何十分という連続運転は控えた方がいいらしいので、スタジオデビューはまだしばらく先になりそうです(^^)





さて、こうして乾燥を待っている間、1332さんはこんな所にまで手を掛けてくれました!
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このヘッドシェルはオリジナルではなく67年より後年の物なので、違うシャーシを載せていた際のネジ穴が開いています。それを埋めてくださいました!




さらに、
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パコパコになっていた放熱スリットのアミアミ(?)をしっかり固定してくださって、




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ちょっとサイズの小さかったアルミのシールド板を貼り換えてくださいました!
細かいところまで、本当にいつもありがとうございます!!\(^o^)/

このように、知識の無い僕では気付けなかったり、「まぁこのままでいいか」とスルーしてしまうようなところまでしっかり気付いて目をかけてくださるのは、アンプに対する愛情と「より完璧な状態で長く使って欲しい」という1332さんの思いがあるからこそなんでしょうね!だからこちらも安心して大切な愛機をお任せすることができるのです!