最近、スタジオに行く時の荷物の多さに うんざりしています。

僕のメインのアンプヘッドであるMarshall Super100。

これがまたリプレイスされたトランスがデカいせいか、とにかく重たい・・・。

さらにSuper100は240V仕様なので、昇圧トランスも持って行かなければ音が出ません。

昇圧トランスをお持ちの方ならご存知と思いますが、これがまた重たい・・・。

そしてマスターボリュームの無いSuper100の音量を調整するためのアッテネーターも持って行きます。

この他に、ギターはもちろん、ペダルボードも持って行きます。

さらに、エレボイ積んで重量が倍増した2×12のスピーカーキャビネットを持って行こうという日にゃ・・・

いったい総重量は何十kgになるの!?ってほどの大荷物です。

でもこれ、アンプがもしもSuper100じゃなかったら、かなり少なくなるし軽くもなるんですよね。

もしも100V電圧で、マスターボリュームも付いたアンプだったとしたら、

少なくとも昇圧トランスとアッテネーターは持って行かなくていいわけです。

さらに、「出力100Wもいらない!小出力で十分!」 となれば、アンプヘッドももっと小型で軽量になります。

もしも、小型で軽量で、マスターボリュームが付いてて、電圧100Vで、

しかも、プレキシマーシャルサウンドが出るアンプヘッドがあったら・・・!

と、考えるようになったのは、ごく自然な流れだったのかもしれません。

というのも、この前のスタジオにJetcityのJCA50Hを持って行った経験が大きかったんですよね。

100Vだし、マスターボリューム搭載だし、重さは約18kgしかない このアンプヘッド。

駐車場からスタジオまでの荷物運びがとにかくラクチンだった!(笑)

最近は荷物運びが億劫でスピーカーキャビネットをスタジオに持って行く機会も減っていましたので

「これならキャビネットを持ち込むのも苦じゃないな!」 と思ったわけです。





しかし、なかなかそんな条件に見合うアンプヘッドって無いんですよね〜。

FriedmanのPink Taco、SplawnのSuper Sport、CornellのPlexi20、SoldanoのHotrod25、Marshallの2061X

などなど候補は挙がったものの、なにかが条件から外れていたり、価格が高かったり・・・。

そこで、僕がお気に入りのアッテネーターを製作・販売しているvinetoneのT氏に相談しました。

vinetoneはアンプの製作もされているからです(^^)

そして、小型軽量18Wのアンプヘッドを製作していただくことになったのです!\(^o^)/





基になるのは、自作やキットなどで有名なMarshall 18W TMB という回路。

Marshall 1974X等のパワー管にEL84を使った小型アンプに

Treble、Middle、Bassという3バンドEQとマスターボリュームを加えた回路です。

チャンネルは1つのみですが、整流部は真空管とダイオードをスイッチで切り替えられるようになっていて、

さらにエフェクトループも搭載していただくことにしました(^^)

シャーシのサイズは横幅約350mm! 重さも10kg未満で収まりそう、とのことです!

これはかなり楽しみなアンプヘッドが出来上がりそうですよ!

Marshall 18w TMBのサンプルサウンドはこちらです。

    





こちら、vinetoneさんから送られてきた製作途中の写真のひとコマです。

IMG_3130
こういう写真を見ると、楽しみもどんどん膨らみますね!(^^)

完成が楽しみです!



追記

完成レポートはコチラです!!