当ブログでアクセス数の多い人気記事に、アッテネーター考察があります。

きっと多くの方々が 「自宅でも真空管アンプを!」 とお考えになったり「ワンボリュームのアンプでもバンドでの音量バランスをうまく取りたい!」 などと考えてらっしゃるんだろうなーという事がわかります(^^)

アッテネーター考察では、その1つの記事の中で僕が試したすべてのアッテネーターを記載していますが今回は、僕の中での “アッテネーターの終着駅” となったVinetoneのアッテネーターについて改めて書きたいと思います。





Vinetoneは個人の方(ここではT氏としましょう) が部品調達から製作までされています。T氏は知識も技術もかなりの方だと思います。実際に僕は、機材のことなどいろいろ相談する中で、まったく知らなかったことを教えていただいたり、音作りなどに関して的確なアドバイスを何度もいただいたりしています。

さらにはアンプの製作もされているので、僕のMarshall1987を修理していただいたり、改造されたSuper100をオリジナル回路に戻していただいたりもしました。

今まで下手なりにも永くギターを弾いてきた中で いろいろな方々との出会いを経験してきた僕ですが、T氏と出会えていろいろ相談させていただける関係になれたことは、とても大きな出来事です。






・・・ちょっと話が逸れましたね。

さて、これがVinetoneのアッテネーターです!

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見た目でお察しの方もいらっしゃると思いますが、Dr.ZのAir Brakeを参考に製作されているそうです。Dr.ZのAir Brakeは僕も過去に所有していたのですが、最小音量にしても爆音で、とても家で使えるようなシロモノではありませんでした。一方、Vinetoneのアッテネーターは50wの真空管アンプでも日中ならギリで家でも使えるかな?という音量まで下げることが可能です。

でも、できるならばもっと小さい音に下げられるようにしたい!!って訳で、僕の個体はもっと小さい音量にまで下げれるようにモデファイしていただいてます。(現在のvinetoneアッテネーターの市販品はすべてこの仕様になっているそうです!)これで家庭でもバッチリです★

・・・とは言え、音量をゼロにできる訳ではないので、集合住宅の夜間は厳しいですかね・・・(^_^;)

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さて、皆様が一番気になるのは音質だと思います。

アッテネーター考察の記事にも書いたように、僕はアッテネーターはどれも音が変わってしまって当然だと思っています。よくメーカーのうたい文句で 「原音に忠実」 「高域の劣化が無い」 などと言われてますが、ハッキリ言って僕が使った物はどれも音が変化しました。しかし、音の変化の仕方は、メーカーや機種によって様々でした。ならば、「自分が好きな音に変化するアッテネーターを選ぶ」 という考え方でいいのではないか?というのが僕の行き着いた答えです。

しかし、あまり悪い言い方はしたくありませんが、どのアッテネーターも僕の好みの変化をしませんでした。満足に近い物もありましたが、やはりアッテネーターを繋がない時の音と比較してしまうと「妥協」 と言わざるを得ないというのが正直なところだったんです。。。

ちなみに、僕が使ったアッテネーターの多くで僕が実際に抱いた感想は、

・ 高域が引っ込む

・ 高域が引っ込む事によって相対的に中低域が出過ぎて聴こえる

・ 音が潰れる

・ 強烈なコンプレッションが掛かった感じがする (アンプの前に1枚 幕が張ってしまった感じ)

・ 高域補正機能があるが、実際に補正したい帯域とちょっと違う

・ とにかく全体的に音の元気がなくなって、つまらない音になる

という感じでした。





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まず、Vinetoneを使ってビックリしたのは、今までアッテネーターに抱いた感想とはまったく逆だったこと。簡単に言うと、それまでのアッテネーターは高域が引っ込んじゃうのに対し、Vinetoneはむしろ高域が出すぎてるんじゃないか!?と感じたんですね。それは特に音量を絞れば絞るほど顕著で、最小音量にまで絞るともうシャリッシャリの音でした(笑)。

ありゃりゃ〜と思ったのですが、逆に言えばそこさえもう少し自然な感じになったら、これは最強のアッテネーターになるんじゃないか!?と思いT氏に相談しましたところ、その僕の希望を叶えてくれるべく試作機を作ってくださいました!その試作機こそ、僕が今使っているアッテネーターです。もう不満は一切ありません。(現在のvinetoneアッテネーターの市販品はすべてこの仕様になっているそうです!)

アッテネーターをONにして、最大音量から一段階ずつ音量を下げていくと、音量はだんだん小さくなっていくのに高音だけ減らずにに残る、と感じます。一方、中域と低域は音量に比例して下がっていく感じですね。これこそがVinetoneアッテネーターの最大の特徴であり、音が小さくなっても高域が劣化したり音が引っ込んだりしない!という最大の要因だと思います。

あまり難しいことはわかりませんが、人間の耳は音が小さくなるにつれて高音が聞き取りにくくなるそうです。だからこそ、「音量を下げても高域だけが残って 中域と低域は音量と共に下がっていく」 というのはとても理にかなっているんだろうなぁと無知ながら感じるわけです。

このサウンドが気に入るか否かは人それぞれだとは思いますが、「他とは違う」 という感覚はきっと皆様が共通して抱かれる感想なのではないかと僕は思います!






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冒頭にもチラっと書きましたが、VinetoneのアッテネーターはT氏がお一人で作ってらっしゃいます。僕がアッテネーター考察の記事にこのアッテネーターの事を書いた途端にオーダーが増え、一時はバックオーダーを抱えた時もあったと聞きました。ヤフオクで直接落札される方もいれば、僕のブログにコメントや僕への直メッセージでお問い合わせをくださる方もいらっしゃいます。正直、この反応の多さにビックリしました。T氏も僕のブログの反響に驚いてらっしゃいましたし、「これほどアッテネーターの需要があるのか」とも言っておられました。

もしもVinetoneのアッテネーターが気になる方は、ぜひコメントやメッセージをください。お答えできることはお答えしますし、T氏との橋渡しにもなれますので(^^)






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Vinetoneの回し者か!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、いえいえ、僕はただ良いと思った物をブログで紹介しただけであって、あとは皆様がそれに反応してくださったというだけの事であります。

やっぱり「良い物は良い」って、僕を含めて皆さんわかるんですよ!

ヤフオクでのVinetoneさんの評価一覧を見れば、買われた皆様が非常に満足されていることがわかりますし、実際に僕のブログを通じて買われた方から「満足です」とご連絡いただいたりもしています。力及ばずながらも、ここで紹介させていただいて良かったなぁと思っています!\(^o^)/

この素晴らしいアッテネーターの良さを1人でも多くのギタリストに知っていただけたら僕もうれしいですし、何よりもT氏がお喜びになると思います(笑)。






あ、余談ですが、僕がこのブログでT氏にSuper100の修復をしていただいた事を書きましたらそれをご覧になったという方からアンプ修理のご依頼もあったそうですヨ!