僕の1966年製、マーシャルSuper100。

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手に入れた時すでに、かなりの改造が施されていました。

それを今回、vinetoneのアッテネーターの製作者でもあるT様に

僕が希望する範囲でオリジナル仕様に復元していただきました!!\(^o^)/




まず、ド素人の僕でもわかっていた改造点や不具合は以下の通りです。

・ 本来 パワー管はKT66なのに、EL34に変更されている。

・ 本来 整流部はダイオードなのに、整流管が刺さっている。

・ 電源トランスと出力トランスが共に交換されている (チョークはオリジナル)

・ 電源スイッチがなぜか3段階切り替えスイッチになっている。

・ Middleのつまみが、3時以降から急激に効く。

・ 箱が後年(70年代初期?)の物に交換されている。


・・・と言ったところでしょうか。 (こんな状態だから激安で買えたっていう訳であります)

これらの不具合を治し、できる範囲でオリジナル仕様に復元していただきます♪




いろいろチェックしていただいているうちに、ある衝撃の事実が発覚!!

なんと刺さっているパワー管のうち両サイドの2本が動作していないというのです(^_^;)

「入力のグリッドと第2グリッドに配線が無かった」 と・・・。

通常、整流管が1本だと100Wの出力は出せないという事なので、

整流管が1本、そしてパワー管が2本しか生きていないこのSuper100は、

Super100じゃなくて普通のJTM45みたいな仕様になっていた、ということなのですね (゜o゜)

いや、パワー管がEL34だからもっと中途半端な仕様ですね(^_^;)

球 光ってたからちゃんと動作してるモンだと疑いもしませんでした・・・。

当然出力は50Wが限界で、また、整流管が1本のため、電圧が無信号の時に575Vあるものが

450Vまで下がっているとの事でした。




さて、見ていただく過程で 「トランスは悪い物ではない」 というT様のお言葉をいただいたので

レプリカトランスに交換するという案もあったのですが、そのまま使用することにしました。

また、箱もわざわざ交換する必要も無いし、仮に交換したくても同年代のは手に入らないのでそのままです。

パワー管をKT66 (もちろん4本動作するようにw) に。

整流部をダイオード仕様に。

Middleのポットを交換。電源スイッチを交換。

電解コンデンサが容量抜けしていたために交換。

欠品していたコンデンサの追加。

EL34より深いバイアスが要求されるため、バイアス回路の変更。

アイドリングを46mAに調整。

そして、KT66がデカくて出力トランスと干渉してしまうため、出力トランスの移動。

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・・・といったメニューを施していただき、現状できる範囲でSuper100が復元されました!!

T様、本当にありがとうございますです!!!(T_T)



・・・余談ですが、上の2枚の画像は共にT様が作業過程で送ってくださったものです。

このように画像を用いてわかりやすく説明してくださったり、

僕がわからない用語があれば丁寧に教えてくださったり・・・と

とても安心してお任せすることができました。

僕はT様には足を向けて寝ることができませんw



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そびえたつKT66はデカくて圧巻ですね〜。

出力も連続で80W、ピークで100~140Wほど出ているとのことです♪♪

音の方はまた別の機会に動画を交えながら書きたいと思いますが、とにかくスゴイです・・・。

ここまで現行パーツに交換されてもこんな素晴らしい音が鳴るんですから、

劣化した当時物のオリジナルパーツにあえて執着する意味は無いんじゃないかとさえ思わされます。

(もちろん骨董的価値としてはオリジナルパーツの有無は重要ですけどね)

1987がザラっとしたサメ肌だとしたら、こっちはおろし金のように荒くゴリっ!とした音です。



では、今日はここまで〜。