最近すっかりビンテージのMarshallアンプにハマっている僕です。

リイシューもいいんですけど、リイシューはやっぱり良くも悪くも整っていて少々現代的で、

荒々しさや緊迫感みたいなものがビンテージには敵わないような気がします(^^)

どっちが良いとか悪いとかっていう事ではなく、完全に好みの世界ですよね。

しかし一言で「ビンテージマーシャル」と言ってもモデル(出力)によって音は違いますし、

同じモデルでも年式によって音も違うことは71年製と73年製の1987で身を以て知りました。

ジム・マーシャル氏が初めて作ったアンプJTM45に関しては、ユーザーの希望に合わせて

チューニングを変えたりしていたので、1台1台違うし、細かい仕様変更を繰り返したと

フィル・ウェルズ氏も語っていますね。

でも、なにか言葉では表せない、一貫した「ビンテージマーシャルトーン」というものがあるように感じます。

今回は、youtubeで素晴らしいビンテージマーシャルサウンドを聴かせてくれている動画を

僕の好みと主観から勝手に選ばせてもらいました★





こちら、68年製の1987ですね。

ピッキング時のコキュ!というバイト感がたまらなく気持ちいいです!







こちらは上と同じくJD Simoが演奏しています、67年製の1959です。

ハイポジションのチョーキングで、ギャリンと噛みついてくるような高域が素敵すぎます。







こちらはブルースギタリストのichiroさんが弾いています。

モデル名の表記はありませんが、きっとichiroさんが愛用されてるビンテージの1987Tでしょう。

チューブスクリーマーとの相性もバツグンですね!!







こちらは68年製の1959です。

アッテネーターで絞った音ですが、骨太で無骨なロックンロールサウンドですよね!








こちらは71年製の1959ですかね。

録音環境のせいもあるとは思いますが、この個体はダイオード整流でシングルコイル使用の割には

ゾンっとくるようなローミッドに近い帯域が良く出る、ブルースに合いそうなサウンドですよね!







続いては改造マーシャルです。基になってるのは73年製の1959ですかね。

僕が、マーシャルのモデファイとしては一番好きなDavid Brayによるモデファイが施されています。

まんまブラウンサウンドですよね!聴いててとにかく気持ちのいいサウンドです!

ハイゲイン系マーシャルではやっぱこれがサイコーです♪








そしてコチラ。JTM45/100です。

JTM45でも100wのはダイオード整流なので、のちに出る1959にわりかし近い音ですかね?








どの音もプレイも素晴らしいです!