先日のブログに書きましたように、ギター仲間のB氏から13個ものエフェクターをお借りしました!

ありがとうございます!!

さっそく、一気にレビューしたいと思います♪

B氏からも 「辛口の方が面白い」 と言われているので、遠慮なく思ったことを書かせていただきます!

・・・まぁ僕なんて耳が肥えてる訳でもない ただの一アマチュアであって、

辛口評論家でもなんでもないんですけどね(^_^;)

辛口に書くのではなく、思ったことを正直に書きます★



ちなみに今回は、お借りしたエフェクターの中で知らない機種に関しては一切下調べせず、

どんな特徴なのかも何系なのかもわからないまま、先入観や受け売りは一切ナシの

まっさらな心で(笑)試奏しました!

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※ ブログも書き終わり、B氏から種明かし&解説をしてもらいました!

それは赤字で追記します!!


また、スタジオに持ち込んで改めて爆音で弾くことによって、

家弾きの音量の時とは印象が違った機種があります。

それに関しては青字で追記しますね!







まずはこちらです!

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ブルネッティのマーキュリーボックスと読むのでしょうか?

ブルネッティは、Hiroさんからバーニングボックスとタクシードライブを弾かせてもらった事があります♪

まずは各ツマミをだいたいセンターの位置に合わせて弾いたのですが、

第一印象は、俗に言う「PLEXI系」と言われるペダルによく確認できるコンプレッション感というか、

・・・まぁ僕が正直あまり得意ではない、1枚幕が張っちゃったような引っ込んだ音という感じでした。

しかし、ひとたびTREBLEとGAINを上げると・・・!!

ザックザクズンズンのメタルサウンドに豹変します!

これは断然、僕的にはこういう音作りが気持ちよかったですね〜(^o^)

ブリッジミュートがズクズクきまります!!

僕的にこういう音は必要ではないですが、これは弾いててめっちゃ気持ちいいです★







続いてはこちら。

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BOSS ブルースドライバー BD-2です。

これはキーリーのモデファイ物ですね♪

ノーマルは経験済みですが、モデファイ物は初体験です(^^)

これはスイッチを切り替えると、中低域の厚みが変わりますね。

軽い音の方がノーマル回路なのでしょうか?

しかし・・・BD-2ってこんなに歪みましたっけ???っていうくらい深く歪みます。

キーリーモデファイは歪みが深くされているのでしょうか?

基本的には、ノーマルのBD-2にも共通する、ジャリっとしたキレのいいサウンドですね。

そのキャラのままハイゲインになりますから、メタルにも合いそうです♪

・・・てか、ブルースドライバーの“ブルース”の要素はどこにあるの?って感じですね(笑)

泥臭さは微塵も感じない、現代的なドンシャリサウンドでした。

〈B氏による解説〉

テレキャスとの相性が良かったとの事です。

人によっては、クリーンを細くするのに使ったり、キレイすぎるクリーンを濁したりするのに使う事もあるとか。


これは爆音で弾くことによって中域がいい感じで出てきますね!!

家弾きの音量ではジャリっとした感じだったのですが、そこに中域の太さがプラスされます。

この音量にしてやっとブルースドライバーの“ブルース”の部分が出てきてくれましたね(笑)

これは好印象に一転しました。爆音出してナンボですね。

ただやっぱり基本ハイファイで現代的な歪み方ではあると思います。









続いてはコチラ。

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これは有名ですよね!? Mad Professorの、Sweet Honey Overdriveです!

これのコピー物(Joyo)を弾いたことがあってなかなか好印象だったので、オリジナルも試したかったんですよ♪

Joyoと比較するのは失礼ですが、キャラはやっぱ似てますね。

基本的には固めのカリっとしたオーバードライブという印象です。

MAXに歪ませても、ハードロック弾くのもキツイくらいの浅〜い歪みですね。

ごまかしが効かない、ピッキングにシビアに反応するタイプの、上級者向けペダルという感じです。

これは18Vでも駆動するということです。

9Vの時はインジケーターの明かりが暗く、まるで 「もっと電圧を上げてくれ〜」 と言ってるかのようです(^^)

18Vに対応するパワーサプライもお借りしたのでさっそく試してみましたヨ♪

18Vは9Vとは印象が結構違い、9Vの時のカリっとした中に中域の厚みが少し増す印象です。

やはり全体的に音の張りもグっとアップしますね。

僕は個人的な好みとして、こういうバリンと張りのある固めの音より、ザラっとした音が好きなのですが、

かなりクオリティの高い音に感じました!

また、これをゲインブースターとしてT-rex GristleKingの前に繋いでブーストすると、

厚みとキレを両立させたような気持ちのいいハードロックサウンドが生まれました♪

〈B氏による解説〉

クランチ用として買ったが、ブースターとして踏むと良く、あっさり音が前に出てくるとの事。

某ギタリストは18Vじゃないと本領発揮しないと言っていたそうです。









つづいてはコチラです。

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LovePedalのエフェクターですが・・・ブランド名しか書いていないので何という機種かわかりません(^_^;)

先入観なしで弾く!というのが今回のテーマなので、B氏に聞いてもいませんし・・・。

これはジャッキジャキの音ですね。

ツマミをどの位置にしてもエッジの立ったナイフのような音がします。

まんなかのツマミはおそらくTONE調整だと思うのですが、これを上げると同時に歪みも増します。

重いアッシュのテレキャスターを銀パネのFENDERアンプに突っ込んだようなイメージ?(主観)ですかね。

あ、それよりはもっと深く歪みますけど、音のキャラ的なイメージっていうことですよ。

これは正直、僕的には使いこなせなさそうです、ゴメンナサイ(^_^;)

<B氏による種明かし&解説>

これは、BBBというファズフェイスの回路を基本設計としたペダルだそうです。

youtubeで見た動画の音が気に入って購入したとの事でした。

僕もそれを聞いたあとにyoutubeをチェックしたのですが・・・

たしかにyoutubeはウォームなオーバードライブっぽい音も出ててよかったのですが

実機はもっとシャープでジャキっとした印象なんですよねー。









つづいてはコチラ。

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これはブランド名も機種名も書いていませんね(^_^;)

しかし、TONEと思われるツマミの名称がTREBLEになっていることから、ケンタウルス系のクローンかな?

と勝手に想像します。

これは単体の歪みとしては、正直、そんなに特徴のある音ではないと感じます。オーソドックスな歪みですね。

GAINのつまみを3時以降にすると、いきなり深く歪みますね。

結構、明るいキャラクターのサウンドです。

僕が気に入ったのは、こいつをゲインブースターとして使った時です!

コキュ!っというピッキングの音が非常に気持ちよく、中高域のいわゆる“カッコイイ帯域”が

クワっと持ち上がります!!

いやー、これは素直に自分のボードに導入したくなる音ですよ。

欲しいっす!

<B氏による種明かし>

これはやはりケンタウルスのクローンだそうです!

ケンタウルスは実物を弾いたことがありませんが、ぜひ試してみたいです!







つづいてはコチラです。

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SHIGEMORIのルビーストーンプレミアムです。

これも弾いてみたかったペダルですね〜★ 高いんですよね、これ・・・。

これはもう、“キングオブ オーバードライブ”っていう感じですね。

「ここが素晴らしい!」「ここが特徴」って言えるほど、特有の強いキャラを持っている訳ではないのですが、

オーバードライブとしてのクオリティが素晴らしいですね。

上のSweet Honey Overdriveが固い歪みとすれば、コッチは甘く太い歪みです。

僕はコッチの方が好みですね。ブルージーなフレーズも映えそうです♪

サウンドキャラ的に特出した異質な要素が無いのも、受ける理由なんでしょうね。

〈B氏による解説〉

これはまさにフラット。ギターの良い音悪い音もそのまま出してしまうという事です。

ローミッドあたりがしっかり出て、分離もよく、なによりノイズが少ない!とのことでした。









つづいてはコチラです。

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MXR のカーボンコピーですね!

今までは歪み物をレビューしてきましたが、これはディレイです。

僕は以前、「ディレイを買うならカーボンコピーがほしい」 と思っていました。

ネットの世評が非常に高いんですよね、これ。

・・・ほら、またネットの評価に揺り動かされてる(^_^;)

実際に使うのは初めてです!否応にも期待が高まりますね!

まず第一印象は・・・ウェット音がこもってますね・・・

実際のドライ音に比べ、かなりこもった音になって跳ね返ってきます。

これがアナログディレイ特有の「温かみのある音」ということなんでしょうかね〜?

ギターソロ時にさり気なく音の広がりを付加するのが目的なら良いかもしれませんが、

たとえば付点8分などのディレイ音を主張させるような使い方の場合は

ここまで原音と違う音でもいいのかな?と思っちゃうほどです。

もうちょっと、ウェット音がブライト(・・・っていうか原音に近い音)な方が使いやすいんじゃないかなー

と思いますね、僕の好みとしては。

〈B氏による解説〉

これは発振音がカッコイイ!との事。

B氏は、残響というかリバーブのように使っていたそうです。









つづいてはコチラです。

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ARIONのステレオフェイザーです。

僕、フェイザーっていうものを使うのは初めてです(笑)

正直、どういう場面で使うのかもよくわかっていないような状態で、評価なんてできるのか?って感じですが、

ヴァンヘイレンの後ろでジョワジョワ鳴ってる音をイメージすると このARIONはそれとは結構違いますね。

僕のセッティングが下手だっただけかもしれませんけどね。

同じARIONのステレオコーラスと共通するように、ゴワーーンゴワーーンとした

中域あたりがグルングルン回っているような(表現に乏しくてスミマセン・・・)効き方をしますね。

ヴァンヘイレンでイメージするような、キレのいいフェイザーサウンドとはちょっと違います。

つまみをすべてMAXにした時の、ボヨヨンサウンドは面白かったです(笑)

〈B氏による解説〉

カッティングやコード弾きの時に使っていたそうです。

B氏もあまり使い道がなかったとか。

やはりこういうのは、必要に迫られなきゃチョイスはしないですよね。









つづいてはコチラです。

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BLACK CATのOD-1です。

OD-1と言うと どうしてもBOSSのOD-1を連想してしまいますが、これはまったく別物ですよね。

ファズのことは正直全然わからないのですが、

ギャリンギャリンのファズサウンドか、ボォーーという轟音のファズサウンドか、と言えば これは前者ですね。

上記のLOVEPEDALの時にも非常にブライトでエッジーな音なために「使いこなせなさそう」と書いたように

僕はあまり高域のエッジが立っていない中低域が厚い音が好みなので、

こういう音はどう使っていいのかわからないんですよね(^_^;)

GAINをゼロにしてLEVELを上げると、こもったオーバードライブみたいな音も出ました。

〈B氏による解説〉

これはB氏の好み!だそうです。

「ソロなんか、これを使って暴れてみたい!・・・みたい・・・」との事でしたw

GAINをゼロにして使う場合、音が前に出ない使い方をしていたそうです。









つづいてはコチラです。

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これは初めて見るブランド名です!

Ruza Effectsというブランドの、Gernikaというペダルですね。

これもファズに分類されるのでしょうか?上記のBLACK CATのようなエッジーなサウンドです。

あ、名前から連想するにゲルマニウムファズなのかな??(勝手な想像)

効果の不明なスイッチ(笑)をいじると、ちょっと低域が持ち上がったりはするものの

基本的にはジャッキジャキのエッジーなファズですね。

以下、上のBLACK CATに準ずる。って感じです(^_^;)

〈B氏による解説〉

これはマフ系のFUZZとの事です。


これも爆音で弾くと印象が変わりました!

エッジーなだけで使いにくいという印象でしたが、下の方がゴワーっと出てきますね!

ギターのボリュームを下げた時にはゴリっとした古臭いオーバードライブのようなサウンドになり

さらに絞ればきれいな鈴なりのクリーンサウンドに。

このボリュームの追従性(というか見事なまでのキャラ変化)は非常に使えそうです!!









続いてはコチラです。

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上記のGernikaと同じRuza EffectsのDanky Driveというペダルです。

ぶっちゃけ、Gernikaを先に聴いてしまった僕としてはちょっと音を出すことに恐怖心もあったのですが(笑)、

これは非常に僕好みのオーバードライブでした!!

TONEの可変によって甘い歪みからカッコいいエッジの立った歪みまで幅広く作れて、

嫌味なハイミッドの主張も無いので、耳につくピーキーさもなく非常に使いやすいです!

これは正直、欲しいですね!!

低域の出方も申し分ないです。すごい自然な歪みですね。

つくられたエフェクト臭さがあまり感じないです♪

ギターボリュームの追従性の良さも気に入りました。

ギターボリュームを絞ってクリーン〜クランチを作っても、こもらないのが良いです!!

<B氏による解説>

Ruza Effectsはハンドメイドでペダルを作っていて、筐体のカラーやサウンド(?)なども

注文することができるそうです!!

たとえば中域をもうちょっと上げて・・・とかそんな要望にも対応してくれるんでしょうかね??

これは気になります!!

あ、今はDanky Drive PLUS っていうのも発売しているようで、それはブースター搭載だそうで!

安いし、欲しいなぁ・・・









つづいてはコチラです。

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これは、ブランド名も機種名も、さらにはツマミの名前すら何も書いてないペダルです(笑)

もう、歪み物なのか、空間系なのかモジュレーションなのかも一切不明(^_^;)

スイッチをONにすると、歪み物でした(笑)

これはもう取り立てて書くことのないような、非常に聴き慣れた感じのオーバードライブですね。

すごい耳に馴染んでる音。なんだろう。TS系とかOD-1とか、その辺のサウンドでしょうか。

コードを鳴らした時の分離も気持ちいいです。

これはゲインブースターとして使った時にいい感じでしたね。

全帯域をブーストし、それに加えてソロを弾きやすくする中域もクっと持ち上げてくれるような感じです。

ただ、ギラっとしたカッコいいハイミッドがもう少しあって良かったかなー?という気もしますね。

その辺は、上記のケンタウルス系と思われるペダルの方がカッコ良かったです。

こいつは、キングオブ オーソドックスですね(^o^)

<B氏による種明かし&解説>

これはレクティークのMAR(Maestro Antique Revised)というペダルだそうです!

んー、初めて聞きました。

shun nokia氏のブランドらしく、TS10のコピーだそうですね!(僕の耳が正解でよかったぁ〜ホッ…)

これはshun nokia氏曰く「TS10のコピーじゃなくてTS10だ」ということですw

TS10の発展系ではなく、TS10まんまらしいですねー。

TSは何機種か弾いたことありますが、10は初めてです。

ゲイリーやSRVも愛用していたので、気になってたんですよね♪









そしてついに最後のペダルです!

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泣く子も黙る(?)、ボグナーのエクスタシーです!

これは・・・ん〜、スイッチが多い(+o+)

僕がもっとも苦手とするタイプです。。。

スイッチの切り替えだけで、いったい何通りのパターンがあるんでしょうか。

各スイッチはエッジの立ち方や中域の出方など、あまりわざとらしくない範囲でいろいろ可変します。

ボグナーというブランドから否応にも期待してしまいますが、弾いてみると案外普通のディストーションですね。

・・・あ、「普通」って書くとあまり良いイメージじゃないですね(^_^;)

良い意味で「オーソドックス」っていうことです。

ボグナーというと芳醇でジューシーな中域も連想しますが(主観)、これは結構スッキリしてます。

だから使いやすいと言えば使いやすいんですが、

なんとなく「イメージするボグナーらしさ」がそんなに強くない気がするんですよね。。。

・・・って、僕の勝手なイメージなのかもしれませんけどね(^_^;)

これはどっちかと言うと、モデファイしたDS-1っていう感じがしますね。

つまり、非常に汎用性があって聴き慣れたディストーション。

ブリッジミュートのズクズクした感じとかとても気持ちいいんですが、

リードプレイの時にはもっと中域がほしいな〜という気もしますね。

【エフェクター】Bogner Ecstasy Red Pedal 【B級品】

【エフェクター】Bogner Ecstasy Red Pedal 【B級品】
価格:25,920円(税込、送料別)










というわけで、全13機種をざっと簡単にレビューさせていただきました!!

キャラ云々の前にまずある「クオリティの高さ」みたいな物をほとんどに感じることができたので、

あとは僕の好みという視点から書かせていただきました。

「僕には使いこなせない」と正直に書かせていただいたペダルも、

それはつまり今までのギター人生の中で一度も触れてこなかったサウンドということですから、

前回マーラさんにペダルをお借りした時同様に、僕のサウンドの幅を広げてくれることにもつながります★

本当に感謝してもしきれません。B氏!ありがとうございました!!







ちなみに僕のお気に入りは、Ruza EffectsのDanky driveを、

ケンタウルスのコピー(と思われる奴)でブーストした音でした!!






・・・さて、このブログを書き終わったら「各ペダルの解説をします」とB氏から言われています。

下調べ一切なし!なんとブランド名はおろか名前もわからないペダルもある!・・・という状況で

させていただいたレビューですが、世評とは正反対の見当違いのことを書いていないことを願いつつ・・・(^_^;)

もしそうだったら、僕の耳がまったくあてにならないことを露呈する結果となりますからね(+o+)