MavisのMST600 Ver.1を手に入れました♪
石橋楽器さんオリジナルブランドで、新品でも1万円くらいという激安なギターでございます(^_^;)
ちなみに「センターPUが死んでる」というジャンク品として2900円で買いました^m^
ギター友達のピロさんが所有されているのは、これのVer.2ですね(^^)




石橋楽器さんによると・・・

マホガニー材ボディを採用し、プレイアビリティを極限まで高めた究極の入門用エレキギター登場!

BODY:Indonesian Wood(Jabon)
NECK:Maple
Fingerboard:Sonokeling(Rosewood)
PU:G&B H-S-H


だそうです。

説明文章ではマホガニー材ボディを採用と書いてあるのに、
スペックにはジャボンと書いてるのがナゾですw
ジャボンはトップ材のことかなぁ…? ちょっと僕の知識ではわかりません。
そのジャボンっていうのはインドネシアではカランパヤと呼ばれる木らしくて、
耐久性も低く木材としてはあまり評価されていないそうです(笑)
指板のソノケリンっていうのは、インディアンローズウッドの造林木のことだそうです。





せっかくなので、ちょっと今の時代の安ギターはどんなモンなのか見てみましょう★

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まずは全体像。

ボディはマホガニー製で、トップにキレイなトラ杢の入った化粧板が貼られています。
ネックはメイプル1ピースにローズウッド指板。



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裏面です。一見ブラックの塗りつぶしかに見えるのですが・・・。



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この写真でわかるように、かなり濃いダークブラウンのシースルーになっています。
ちょっと紫っぽくも見えますかね。
たしかピロさんのVer.2はブラックの塗りつぶしでした。
さすが安ギターだけあって、イナーシャブロックが極薄です(笑)




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写真からはまったく伝わらないでしょうけど、ボディのマホガニーは継ぎ目を見るに3ピースのようです。
もっと切り貼りされたボディかと思ってたので、いい意味で裏切られました(笑)




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ジョイント部分です。
まぁ、取り立てて記載することはありませんが、新品でも1万円で買えるギターだと考えたらこういう部分も本当に昔の安ギターとは全然違って丁寧になったなーと思わされます。





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ネックは柾目のメイプル1ピースです。
サテンフィニッシュというのでしょうか。サラサラして光沢の無い塗装です。




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指板です。ローズウッド製です。
指板Rはフラットに近いですね。フレットエッジの仕上げも特に問題なしです。
ジョイント部分も隙間なくピッタリです。

ピロさんのVer.2は、ボディバインディングがウッドなのに、これは樹脂製でした…。
ちょっとがっかり…




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ヘッドです。
ちょっとFenderのロゴデザインを意識したMの字体が微笑ましいです。
なんか、薄いクリーム色を塗ったような、なんとも言えない不思議なカラーです。




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そしてヘッド裏。
ここに、僕がこのギターを購入したポイントがあります★
そう、ペグがGrover社のペグなんですよ、コレ♪
何度も言いますけど新品定価で1万円程度のギターにGroverが標準装備ですよ。すごい時代になりました。昔なんか、国産のコピーギターにわざわざ高いお金でGroverペグを買って載せてたのに・・・。

って言っても、これは中国製とかのグローバーだと思いますけどね。

実はこのペグを部品取りするために、このギターを買ったんです(^_^;)
まぁでも、他のペグを手配できたので、このペグは不要になりました(笑)

MADE in INDONESIA と書かれています。
とあるサイトさんなんか見ると「中国製や韓国製よりもインドネシアの方が作りが丁寧」なんて書かれてましたが実際のところはどうなんでしょうね^m^




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ボディのアップです。
ホワイトパールのピックガードが高級感を醸し出します(?)。
PUセレクターは5way。ハーフトーンも出せちゃいます。




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ブリッジは2点止めのトレモロブリッジです。材質とかはよくわかりません。精度は普通に大丈夫です。
ちなみに、まだピックガードやピックアップに保護ビニールが貼られたままなのです。
めっちゃキレイで店頭展示品レベルのジャンク品です(笑)。




という感じですねー。
今度時間がある時に、ピックガードを開けて中の電装系やザグリなんかも見てみよう思います。




しかし、近年の安ギターはほんとしっかりしてますよ。
ネットではよく 「安ギターはおもちゃみたいなモンだからやめとけ」 みたいな意見を見ますけど、僕は全然練習用としてフツーに使えると思いましたね!
昔の安ギターと同じようなモンだと思ってたら度肝を抜かれます(ちょっと大袈裟か・・・)。
ピロさんがVer.2をスタジオ機材で鳴らしているところを何度も見ている僕としてはステージでも全然使えるんじゃないか!?とも思います(^^
まぁ、ステージに立つ予定は皆無ですけどね!!!



それはさておき・・・



このギターは弦高もしっかり下げれます。
弦高が下げれるっていうことは、ネック、フレット、ナット、ブリッジ、すべての精度がフツーに良いからであって楽器として当然のことと思う人もいるかもしれないですけど、一昔前の安ギターはこの辺が全然ダメだったので、スライドギター用にするしかないんじゃないかってくらい弦高が高いギターも普通にあったんですよww
僕としてはこれが新品でも1万円で買えるギターだというのが本当に驚きです。
見た目も安そうに見えないし(ヘッド以外(^_^;))。
僕が初めて自分のお金を出して買ったギター(当時の安ギター)とは大違いですw
それは新品で3万円弱くらいしたと記憶してますが、ボディはベニアの貼り合わせだし、レスポールタイプなのにボルトオンジョイントだし・・・とかなりイケてませんでしたからね。



ただ、こういう安いギターはあまり調整されずに展示販売されていると思うので、とりあえずギターを少しでもかじった事のある人にギター屋さんについてきてもらって、ネックが反ったり捻じれたりしていない個体をぱっと選別してもらい、あとは買って帰ってきたらギターに詳しいお友達に弦高調整とかオクターブチューニングとかやってもらえば普通に練習用として即戦力になってくれるでしょう!

安ギター万歳!
今度は内部の様子とか、音のことも触れてみたいと思います★