実は3か月ほど前、アンプがおNEWになりました★
メサブギーから、マーシャルに替えました。 1987Xというヘッドと、同社のTSLC212というキャビネットです。
(お気に入りのProvisionレスポールモデルと共に)
思えばギターを弾くようになってから17〜18年、いろんなメーカーのアンプを使ってきました。
その間、実はちょこちょことマーシャルを何機種か買っていて、いつでもマーシャルの音を聴くたびに
「これこれ。これが一番しっくり来る」 と感じていたんですよ(以前のブログにも書きましたが)。
これまではマーシャルで一安心しても 「ORANGEの音ってどうなんだろう?」 とか
「FENDERの音ってどうなんだろう?」 とか 「メサブギーは…?」 とか、気になるアンプが
次々と僕の中に登場しては浮気してきたんですが、でも幸い(?)今は他に気になるアンプが皆無なので
当分はマーシャル1987Xで落ち着きそうな予感です ^m^
18年間遠回りしたけど、やっぱりゴールはマーシャルだった …って感じでしょうか(笑)
そろそろ「ゴール」にしとかないと、奥さんに本気で怒られそうなので
この1987X。 ご存知の方も多いとは思いますが、ワンボリュームというタイプです。
昨今のメジャーなアンプは、一般的に「GAIN」で歪み量、「MASTER」で最終的な音量を調節するのですが、
1987Xはたったひとつの「ボリューム」でGAINとMASTERの2つをまかなっている という訳です。
つまり、「深く歪ませる=ボリュームが上がる」であって、歪ませると必然的に爆音になってしまうという訳です。
とてもじゃないですが、日本の一般的な住宅街で鳴らせるような音量じゃないです(笑)
(そもそも、PAが無かった時代に大ホールに音を響かせるために作られたアンプですから…)
こいつはボリュームゼロでもそこそこ大きな音が出てしまう上に、そこから1ミリくらいボリュームを回しただけで
窓がビシビシ言うような爆音が飛び出します…。
そのため、こういうメカニックに詳しい知人にマスターボリュームを増設する改造をしてもらいました。
聞くトコロによると、ただ抵抗を挟んで音量調節できるようにするだけだと、高音域がスポイルされちゃうそうです。
なので、いろんな種類のコンデンサ(?)をとっかえひっかえ試して、最適なチョイスをしてくれました★
僕の家でも使えるような音量にできる上に、マスターボリュームをバイパスするスイッチまで付けてくれたので
スイッチひとつでオリジナル回路に戻す事もできます! これ、かなりいい感じですヨ。
マーシャルって、よく「ハイがきつい」とか「耳が痛い」とか言われますよね。
僕は逆に、その「ガッシャーーン!」と突き抜けるようなハイ成分が無いとダメなタイプだと自分で気付きました(笑)。
メサブギーのローンスターで結局最後まで悩まされ続けたのは、ここなんですよ。
ローンスターは、ミッド〜ハイミッドあたりにピークがあるため、太さや温か味を堪能するためのアンプですね(主観)。
「ガッシャーーーン!!」「バッキーーーン!!」を楽しむためのアンプではなかったんです。
そこに、僕の好みとの相違がありました。
1987Xはクランチ程度のセッティングにして、いろんなペダルで歪みを作っています。
今は、前段にT-REXのTonebug Overdriveを、後段にBOSSのSD-1を繋いでいます。只今試行錯誤中。
そういえば、先日お亡くなりになった僕の大好きだったゲイリームーアも、マーシャルのアンプにT−REXのペダルを
組み合わせて2010年のツアーを回っていたようですね!
マーシャル公式ブログによると、ゲイリーは1959SLPというアンプ(僕の1987Xの兄貴的アンプ)を使い、
ステージではPAに音が直撃しないようにアンプのスピーカーを下手側に軽くふって設置してたらしいです。
スピーカーの正面にいた観客はギターの音しか聴こえず、まさに 「マーシャル浴」 だなんて書かれていました。
同時期のツアーの模様がこの下に添付した動画なのですが、この撮影者がマーシャルの正面にいたためか
ゲイリーのギターサウンドがクッキリと聴こえていて、ゲイリーサウンドを追求する者としては非常に
見応えのある興味深い動画となっていると思います! (その分、他のパートの音は多少聴きとり難いですが(笑))
PA通らないアンプからの生音がよく録れているため、かなり生々しいギターサウンドが聴けますよね。
これはかなり音作りの参考になりますヨ!!
使用機材は、シンコーミュージックのGARY MOORE 追悼メモリアルムックに詳しく載っています★
売り切れ続出、急げ!!
あと、1987Xの下にあるこのスピーカーキャビネット(TSLC212)。
初めは黒いネットが張られていたんですが、自分でマーシャルブルースブレイカータイプのネットに交換したんです。
( ↑ 交換前はこんな感じでした)
交換の様子も、いずれアップしたいと思います!!
あと、お恥ずかしいですが…
動画を撮ってみました。(音量にご注意!!)
何かの曲を弾いている動画ではなく、音作りの備忘録として適当に弾きながら撮った動画ですので
聴いてておもしろい物ではないと思いますけど
腕の無さはご容赦ください…
メサブギーから、マーシャルに替えました。 1987Xというヘッドと、同社のTSLC212というキャビネットです。
(お気に入りのProvisionレスポールモデルと共に)
思えばギターを弾くようになってから17〜18年、いろんなメーカーのアンプを使ってきました。
その間、実はちょこちょことマーシャルを何機種か買っていて、いつでもマーシャルの音を聴くたびに
「これこれ。これが一番しっくり来る」 と感じていたんですよ(以前のブログにも書きましたが)。
これまではマーシャルで一安心しても 「ORANGEの音ってどうなんだろう?」 とか
「FENDERの音ってどうなんだろう?」 とか 「メサブギーは…?」 とか、気になるアンプが
次々と僕の中に登場しては浮気してきたんですが、でも幸い(?)今は他に気になるアンプが皆無なので
当分はマーシャル1987Xで落ち着きそうな予感です ^m^
18年間遠回りしたけど、やっぱりゴールはマーシャルだった …って感じでしょうか(笑)
そろそろ「ゴール」にしとかないと、奥さんに本気で怒られそうなので
この1987X。 ご存知の方も多いとは思いますが、ワンボリュームというタイプです。
昨今のメジャーなアンプは、一般的に「GAIN」で歪み量、「MASTER」で最終的な音量を調節するのですが、
1987Xはたったひとつの「ボリューム」でGAINとMASTERの2つをまかなっている という訳です。
つまり、「深く歪ませる=ボリュームが上がる」であって、歪ませると必然的に爆音になってしまうという訳です。
とてもじゃないですが、日本の一般的な住宅街で鳴らせるような音量じゃないです(笑)
(そもそも、PAが無かった時代に大ホールに音を響かせるために作られたアンプですから…)
こいつはボリュームゼロでもそこそこ大きな音が出てしまう上に、そこから1ミリくらいボリュームを回しただけで
窓がビシビシ言うような爆音が飛び出します…。
そのため、こういうメカニックに詳しい知人にマスターボリュームを増設する改造をしてもらいました。
聞くトコロによると、ただ抵抗を挟んで音量調節できるようにするだけだと、高音域がスポイルされちゃうそうです。
なので、いろんな種類のコンデンサ(?)をとっかえひっかえ試して、最適なチョイスをしてくれました★
僕の家でも使えるような音量にできる上に、マスターボリュームをバイパスするスイッチまで付けてくれたので
スイッチひとつでオリジナル回路に戻す事もできます! これ、かなりいい感じですヨ。
マーシャルって、よく「ハイがきつい」とか「耳が痛い」とか言われますよね。
僕は逆に、その「ガッシャーーン!」と突き抜けるようなハイ成分が無いとダメなタイプだと自分で気付きました(笑)。
メサブギーのローンスターで結局最後まで悩まされ続けたのは、ここなんですよ。
ローンスターは、ミッド〜ハイミッドあたりにピークがあるため、太さや温か味を堪能するためのアンプですね(主観)。
「ガッシャーーーン!!」「バッキーーーン!!」を楽しむためのアンプではなかったんです。
そこに、僕の好みとの相違がありました。
1987Xはクランチ程度のセッティングにして、いろんなペダルで歪みを作っています。
今は、前段にT-REXのTonebug Overdriveを、後段にBOSSのSD-1を繋いでいます。只今試行錯誤中。
そういえば、先日お亡くなりになった僕の大好きだったゲイリームーアも、マーシャルのアンプにT−REXのペダルを
組み合わせて2010年のツアーを回っていたようですね!
マーシャル公式ブログによると、ゲイリーは1959SLPというアンプ(僕の1987Xの兄貴的アンプ)を使い、
ステージではPAに音が直撃しないようにアンプのスピーカーを下手側に軽くふって設置してたらしいです。
スピーカーの正面にいた観客はギターの音しか聴こえず、まさに 「マーシャル浴」 だなんて書かれていました。
同時期のツアーの模様がこの下に添付した動画なのですが、この撮影者がマーシャルの正面にいたためか
ゲイリーのギターサウンドがクッキリと聴こえていて、ゲイリーサウンドを追求する者としては非常に
見応えのある興味深い動画となっていると思います! (その分、他のパートの音は多少聴きとり難いですが(笑))
PA通らないアンプからの生音がよく録れているため、かなり生々しいギターサウンドが聴けますよね。
これはかなり音作りの参考になりますヨ!!
使用機材は、シンコーミュージックのGARY MOORE 追悼メモリアルムックに詳しく載っています★
売り切れ続出、急げ!!
あと、1987Xの下にあるこのスピーカーキャビネット(TSLC212)。
初めは黒いネットが張られていたんですが、自分でマーシャルブルースブレイカータイプのネットに交換したんです。
( ↑ 交換前はこんな感じでした)
交換の様子も、いずれアップしたいと思います!!
あと、お恥ずかしいですが…
動画を撮ってみました。(音量にご注意!!)
何かの曲を弾いている動画ではなく、音作りの備忘録として適当に弾きながら撮った動画ですので
聴いてておもしろい物ではないと思いますけど
腕の無さはご容赦ください…
コメント
コメント一覧 (12)
ギター演奏も上手いっすけど、音作りに脱帽です!
凄い勉強になりました!
有難うございました。
コメントありがとうございます!
いえいえ・・・そんな褒められるほどのものではありません(^_^;)
ただ、今聴いても1987Xの音はいいですね〜!
これは僕じゃなくジムマーシャル氏を褒めてください(笑)
ありがとうございました!!
22年間前にフェンダーとマーシャルの小さいアンプを買って目からうろこでした。
やっぱマーシャルは19シリーズですね。
良い音聞かせてもらって興奮しました。
この音、本当にこの音ですね。
コメント誠にありがとうございます!
恐縮です!
4inputマーシャルは良いですよね!
1987Xは再生産らしい、扱いやすさと少々のモダンさがあって
とても良いアンプだと思います(^^)
僕にお教えできることなんてありますでしょうか!
ぜひ今後ともよろしくお願いします!(^^)
やっぱりパワー管で歪む音は最高ですよね、ちゃんと音が聞き取れる。
このキャビネもいい感じなんでしょうか、だったらコレにしようと思います。
コメントありがとうございます!
参考になったなら幸いです(^^)
キャビはきっと、もっといい物がたくさんあると思います♪
まさに、プレキシって、感じです。
この動画を去年見てから絶対欲しいと思い、お金ためて2016年製の1987xを中古で購入したのですが、どうも、求めてた音が出ないんですよねー(T T)
ジナパパさんの音は、艶があって、乾いてて、ザクザク迫力あって、高音がガシャーンとしてるように感じますが、私のはボリューム以外フルテンにしても、モコモコして高音にキレがなく、ジナパパさんの、音とは程遠いです。。
ちなみにVINTONEのアッテネーターを使ってます。アドバイスあればお願いします(>_<)
えっと・・・お友達のらんでぃさんとは別の方ですかね?汗
音を気に入っていただき嬉しいです!
僕の1987Xはもう何年も前に手放してしまったのですが、
これはモディファイしてもらっているんですよ(^^)
と言っても、ハイはたしかいじっていないような。。。
ローミッドを太くしてもらう改造だったはずです!
あと、この頃はアッテネーターじゃなくマスターボリューム増設
だったので、その影響ももしかしたらあるのかもしれませんね。
あまり参考になるようなお話ができず申し訳ありません(>_<)
お友だちのらんでぃさんとは違います。紛らわしくてすみません(^-^;
ランディローズ好きなもので。
なるほど、マスターボリュームは影響ありそうですね!
ジナパパさんのブログはいつも拝見させて頂いていますが、大変勉強になります。
いつもアッテネーターで一番絞って弾いてるので、スタジオで大音量で弾くと印象変わるかもですね。
最近、昔よく聞いてたUse Your Illusionのときのスラッシュの音が改めて良い音だなぁと思いながら、音作りの、参考にしています!
らんでぃさんと同じく平仮名なので
同じ方かと思っちゃいましたw
すみません。
大音量だとまた印象は全然違うと思いますね!
やっぱりハイはガツンと出てきますよね(^^)