ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)

今年に入ってからナゼか急にドライブの楽しさに目覚め(笑)、毎週休日には1人で遠出をするのがお決まりのパターンになっておりました。しかしこれから北海道は厳しい冬に入ります。しばらくは雪が無い季節のようにドライブする機会は減るでしょうから、なにか家の中でできる楽しみを見つけなきゃいけません。

というわけで僕が行なってきた過去の自由研究を振り返ってみますと…
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Gibson Les Paul Tributeにコンターとヒールカットを入れてみたり、


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4発キャビを縦に真っ二つにしてみたり、


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あるいは横に真っ二つにしてみたり(これだけは作業は業者さんに頼みました)。

こんな感じで今年の冬も久々に工作に挑戦してみようかと(^^)
というわけで、、、


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素材を買ってきましたよ!Marshallの4発キャビ、1960Bです!
軽自動車にも意外と積めるもんですねー(笑)
いままで真っ二つに切ったキャビはいずれもAキャビでしたが、今回は初のBキャビです。

これで何をするかと言いますと、、、実は何も決まっておりません(笑)
決まってないのに「安かった」という理由だけで買ってきてしまいました。「買ってから考えればいいじゃん」はもはやギタリストの常套句。。。


とりあえず、このままではめっちゃ重たい(カタログスペックで約37kg)ので、車に積んだままでバラしていきますw
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バックパネルを外して中を見てみました。
スピーカーはCelestionのG12T-75が4本入りです。
なにも決まっていないながらも4発キャビとして使うつもりは皆無ですし、正直このスピーカーの音は僕の好みではないので、これは後に放出します。


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めちゃくちゃキレイな状態ですねー!


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スピーカーを全部外しました。
G12T-75はカタログスペックで1本あたり3.5kgなので、4本合計で14kg軽くなりました。これでやっと車から降ろす気になれる重量になりますww


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家に運び込む前に、いったん外でパシャリ。
シリアル的には製造から15年ほど経っているキャビなのですが、部屋の中だけで使われてきたのか非常にキレイで新品じゃないかと思うくらいです。これが2万円台で買えたとは、工作の神様がくれた贈り物としか思えません。。。

ちなみに、スピーカーを外してからさらに純正キャスターとバックパネルを外した状態…つまり箱だけで約16kgでした。思ってたより軽いんですね!


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さて、、、いったいどのように料理してやりましょうかね(笑)

ちなみに、過去の自由研究でキャビを真っ二つに切った時は、完全に「実用レベルに値する物」を目指して作りました。しかし、今またその主旨で工作したとしても、、、
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この小さなロッカフォルテのキャビに、実用的に優るものは作れないと思うのです。

だったら、もう思いっきりギャグ的な要素に走るか、もしくはこの世に存在しない(バカらしくて誰も作ろうとしない)ようなキャビにするか、っていう2択かなと。

まぁ、この世に存在しない物という意味では、、、
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横にぶった斬って、2発キャビとしても使えるし 積めば4発キャビの見た目になるというこのキャビは、発想としてはかなり面白かったなと自分でも思います(自画自賛)

でもまた同じことをやっても面白くないので、じっくり考えていきたいと思います!




「ジナパパ一家の何てことない日常」、このたび開設から15年を迎えることができました!
ボルゾイのジーナとの生活が始まったことを記念に弊ブログを開設し、ジーナのパパだからジナパパと名乗り始め、そしていつしか犬猫より趣味のギターの記事がメインとなっていき(汗)、そんなこんなで今日を迎えることができました。

ただの趣味と言いますか、下手の横好きと言いますか、結局は自分が楽しいからという理由だけで細く長く続けてきたわけですが、このブログを通じて本当にたくさんの方々と出会うことができました!
本当にありがとうございます!

これからもいつもの調子で自分らしく続けていこうと思っていますので、こんなブログですが引き続きお暇な時にでも覗いていただけましたら幸いです。
これからもよろしくお願いいたします!!

まさに「待ちに待った」というべきペダルがついに発売されました!!
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Free The Tone CUSTOM SHOPOVERDRIVELANDです!!
数年前からラルクのkenさんがずっとプロトを使用されているのですが、一般発売はされていなかったのです。僕にとって尊敬するギタリストが使っているペダルですから否応にも気になります!

このオーバードライブランドには僕が買ったカスタムショップ版の他に通常版があります。通常版は12月発売だそうです。


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フリーザトーン代表の林さんが所有するDUMBLEアンプを参考に作られたペダルとのことですが、僕は幻のアンプとも呼ばれる本物のダンブルを弾いたことも見たことも無いので、それとの比較という趣旨のレビューは一切できないことをまずはお伝えしておきます(汗)


このペダルを使うにあたってまず知っておかなきゃいけないことは、NORMALチャンネルとDRIVEチャンネルは連動しているということです。完全に別回路の2つのチャンネルを行き来するという物ではなく、DRIVEチャンネルを選んでいる時も常にNORMALチャンネルを通過してからアウトプットされます。ダンブルアンプのパワーアンプ部の押し出し感は、DRIVEチャンネル→NORMALチャンネルという接続順にすることでペダルでも再現できたとか。


さて、まずはNORMALチャンネルから。
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インプットから入ってGAIN→TONE→NOR LEVELの順に流れます。そしてGAINにはROCK/JAZZスイッチ(読んで字の如くな効き方w)が、TONEにはEQ ON/GLASSスイッチ(TONEつまみを通るかバイパスするかの切り替え)が付帯しています。
基本的にはクランチサウンドを作るチャンネルという受け取りで良いとは思うのですが、ハムバッカーではハードロックのバッキングを弾けるくらいには歪みます。GLASS側にするとかなりジョリンジョリンなサウンドまでいけますね!


続いてはDRIVEチャンネルです。
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インプットから入ってDRIVE→HI CUT→PUSHの順に流れます。ただここで注意しなきゃいけないのが、前述しましたようにNORMALチャンネルと連動しているということ。つまりPUSHのあとにNORMALチャンネルのGAIN→TONEを通過して、最後にDRV LEVELを通ってアウトプットされるのです。
なので、信号の流れ的に言うとDRIVEチャンネルはNORMALチャンネルのプリブースターってことですね。後段のペダルほど出音としてより色濃く表れやすいので、基本キャラはNORMALチャンネルで作った音に大きく依存すると言いますか、NORMALチャンネルの音は常に存在するということです。この辺の感覚は実際に使ってみないとなかなか難しいかもしれません。

あとDRIVEチャンネルのDRIVEつまみですが、単純な歪み具合の調整ではなく、サチュレーション感というかピッキングのアタック感というか…そういう所を調整するツマミです。歪み具合(一般的に言うところのゲイン)を調整する主なつまみはPUSHつまみになります。ここを理解しておかないと「DRIVE上げても歪みが深くならないじゃん」ってことになります。


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あとは側面に電圧可変がついています。基本的な挙動は我々のイメージ通りですね。9Vだと押し出し感はほどほどだけどよく歪み19V側にするほど歪みは浅くなっていくけど押し出し感や明瞭さは増していくという感じです。これはギターボリュームを絞った時も込みでかなり音が変化するので、このペダルのキモと言ってもいいかと思います!

さて総合的な感想ですが、まず弾きやすいペダルではないです。マケてくれるペダルにはある、いわゆるコンプ感とかヌルヌルいける弾きやすさみたいな要素がありません。9Vにすればまだ弾きやすくは感じますが、にしてもっていう感じ。僕程度の腕のギタリストでは、残念ですが「いい音!ひゃっほーい!」と浮かれながら弾けるペダルではなかったですね(汗)
そういう意味ではこれはペダルっぽくないな、と。もはやタッチセンシティブなアンプですね!

サウンドは総じてジョリン!としたキャラです。いわゆるダンブル系と呼ばれるペダルをこれまでいくつか使ってきて それらはどっちかと言うと太くて丸い音の印象だったのですが、そのイメージを持ったままでOverdrivelandを鳴らすと「意外とハイ上がり」だと感じました。
そして深く歪ませると(誤解を恐れずに言うと)ファズっぽいブリっとした成分が加わってきます。ミドルが飽和していくというんですかね。感じ方は人それぞれだとは思いますが、これはフーチーズの動画やFree The Toneの公式動画でも僕は同じように感じましたね。

咆哮すると言いますか、その複雑な倍音は仮にシングルノートを弾いても複数種の音が同時に鳴って絡み付き合っているように感じます!


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というわけでFREE THE TONE CUSTOM SHOPのOVERDRIVELANDのレビューでした!
ツイッターにも書きましたが、テキトーにつまみをいじってもポンといい音が出てくるようなマケてくれるペダルではないと感じます。
また、指のタッチにセンシティビティすぎる点は巧いギタリストにとっては武器にできるんでしょうけど、僕程度のギタリストにはもっと寄り添ってきてくれるペダルじゃなきゃ演奏の粗が目立つだけだなぁと(汗)

以前ビンテージMarshallを数台所有していた時に感じた、アンプ直だとピッキングのコントロールがめっちゃ難しい!みたいな。なのでチューブスクリーマーでレンジを狭めてやると非常に弾きやすくなるんですが、このペダルにもまったく同じような感覚を覚えましたね。これは使うとうまくなれるペダルだと思います!!




ギターアンプ用スピーカーとして有名なCelestion Vintage30というスピーカー。
意識しなくても、ギター弾きならきっとどこかで一度はその音を聴いていると言っても過言ではないほどのド定番スピーカーです。

そのVintage30は、サイズは12インチ。
そのワンサイズ下の10インチには、G10 Vintageという弟がいます。

そしてこのたび、更に小さいサイズのVintage8というスピーカーを見つけてしまいました!
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片手で軽々持てるサイズが超カワイイです!
8インチスピーカーを使う予定も、そもそも8インチスピーカーを載せるキャビやアンプを所有してもいないのに、あまりにかわいかったので買ってしまいました(笑)


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僕はそもそもVintage8というスピーカーが存在することすら知りませんでした。ググってみても情報はほとんどありません。
一体どんなアンプやキャビネットに使われていたんでしょうね?(^^)


ちなみに、、、
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元箱つきです!
箱があるってことは、単体で発売されていたか、もしくは故障した時のためのアフターサービス用として存在していたということでしょうね。
Tナンバーは、T4495だそうです。


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横から見ると、口径のわりにはマグネットが大きいのがわかりますね。
その分、重量もサイズから想像するよりズッシリしています。

冒頭に書いたようにセレッションのVintageファミリーにはいろんなバリエーションがあります。
まず12インチのVintage30
Marshall STUDIO15というアンプに純正で搭載されたG12 Vintage
10インチのG10 Vintage
そして今回初めて知ることとなった8インチのVintage8
(他にもあったら教えてください!)
一度、これらを全て揃えて比較動画を撮ってみたいところですねー!(^^)


※2024.1.7追記
サウンドレビュー(…ってほどではないですが)を書きました!






『ワールドスタンダード!世界基準の定番商品!』
…って言われてる機材なのに全然自分の好みじゃなかった。自分の耳は世界基準から逸脱しているのか!?みたいな経験、ありませんか?

良い音・悪い音の確固たる定義なんて存在しないし、好みは人それぞれなので、「みんなは良いって言ってるけど自分にとってはイマイチだった」っていうことは全然ありえる話ですよね。

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BELDENの9497、通称「ウミヘビ」です。
ギターアンプのスピーカーケーブルとしてはド定番ですね!僕も使っております!
ただ正直、僕はこのスピーカーケーブルを「音が好き」と思って使っている訳ではありません。まぁ別に嫌いとも思ってないんですが。。

僕はギターを始める前は元々オーディオ好きで、それこそウン万円のケーブル等も買いました。なのでギターでもケーブルにお金をかけること自体そこまで抵抗はなく、いくつか試してきました。ただ、オーディオ用と違ってギター用ケーブルは付けたり外したり持ち運んだり…を頻繁にする物。なので音の良さだけじゃなく、巻きやすさや取り回しの良さが意外と重要です。しかし高いスピーカーケーブルはだいたい太いので巻きにくいし重たい(電源ケーブルもそうですよね…)!

そんなこんなで「まぁ定番使っときゃいいか」みたいな感じで結局 前述のベルデン海ヘビに戻ってから早数年…(汗)


そんな、ある意味スピーカーケーブルに重きを置かずに今日まできてしまった僕ですが、このたびスピーカーケーブルを購入しました!
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Free The ToneのCS-8037というスピーカーケーブルです!
そこそこ太さのあるケーブルですが、先日スタジオに2本持ち込んだところしなやかで巻きやすいのでバッグやギターケースのポケットにも難なく収納できて可搬性は文句なしです(^^)

ちなみに、2本購入した理由は、、、
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キャビを2台使っているからです。同じケーブルじゃなきゃ正当な評価は難しいですからね!

さて、サウンドです。

このスピーカーケーブルの前に、まずは前述のBELDEN 9497の印象を。。。
9497の世評は大まかに「高域特性に優れている」というものだと思います。たしかに明瞭で元気な印象は僕も感じるんですが、ちょっとハイミッド〜ハイのカーーンと来る帯域がピーキーになりがちだとも思います。もちろんエレキギターとして前に出るか引っ込むかを決める大切な帯域ではあるんですが、定番なわりには意外とアンプを選ぶなぁという印象。

そのベルデンと比較してFree The ToneのCS-8037はどうかと言うと、特別出たり引いたりする帯域は無い印象です。かと言ってフラットか?と問われるともっともっと沢山のケーブルと比較しなきゃ何とも言えませんが、少なくとも全帯域で満遍なく情報量が増しているとは言って良いと思います。まったく聴き疲れせず、耳触りが良くて、量感が増したという感じですね!


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ベルデン海ヘビの支持層が多いのは、いまいちパッとしないアンプでも明瞭で元気な音にしてくれるという理由もあると思うんです(私感)。ただ、使ってるアンプやキャビだけで既に不満が無くケーブルのキャラによる手助けを必要としていない環境なら、ケーブルに個性的なキャラはむしろ求めない方が良いと僕は思うんですよ。そういう意味ではフリーザトーンのスピーカーケーブルは大きくキャラ変させることなく、量感や芳醇さだけ底上げしてくれると感じます!


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