ジナパパ一家の何てことない日常

ペットの事。家族・育児の事。趣味のギターの事。日常の何てことない事。とにかく一貫性のないブログになってきました(笑)



先日のブログで紹介しました、MavisのMST-600 Ver.1をバラしてみました。

新品でも1万円くらいで買えちゃうこのギター。中身は果たして!?




まずはネックを外します。

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ネックエンドの様子。

ふむふむ、いいじゃないですかー。キレイにカットされていますよ。

ちなみにネックとボディは、かなりタイトに接合されていますよ。

ジョイントプレートを外してもネックが落ちたりはしません。



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こちらがネックポケット。一見してマホガニー系の木目であることがわかります。

こちらもキレイに加工されています。シムなどは挟まっていませんでした。

ちなみに、ネックポケットの側面を見てもトップに貼られた木との境目が見えていないので、

トップ材はかな〜〜り薄い木であることがわかりますね。シート状の薄い物なのでしょう。




続いては、コントロールキャビティの様子です。

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一見キレイで可もなく不可もなくという感じですが、

よぉ〜〜く目を凝らすと、安ギターたる所以が見えてきましたよ・・・(^_^;)


まずはココ。

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リアPUキャビティに、木片が付け足されています・・・。

どうせピックガードで隠れる部分なので、付け足す必要あったのかな?と思うのですが・・・。

トレモロブリッジのスタッドを埋め込む際の強度を稼ぐためでしょうかね??



続いてはココ。

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ピックガードのネジ穴が2つダブって空いています(笑)

ちょっと穴がズレちゃったから隣にもう一回空けました、みたいな(^_^;)

工場長には内緒でこのまま出しちゃえ!みたいな感じでしょうか?

いや、こりゃ工場長もグルだな・・・


そして最後にココ。

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ピックガードのネジ穴とコントロールキャビティが、つながっちゃってます(笑)

こんな素人みたいな凡ミス品をそのまま出荷してしまうあたりが安ギターなのかもしれません^m^




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ポットとPUセレクターはALPHA製。

ポットは予想通り小さいタイプですね。

あまりよくわからないのですが、見た感じ 配線材も安そうですね。

アルミのシールドも必要最小限って感じです(笑)




・・・とまぁ、見えないところだからまだいいものの、まともなお金出して買ったギターだったなら

速攻メーカーにクレームを入れるような不具合(?)がいくつか発覚したわけでありますが、

これが新品でも1万円で買え、なおかつ中古で2900円で買ったギターなのですから

腹が立つどころか いいブログのネタになったとほくそ笑んでる次第でございます^m^







MavisのMST600 Ver.1を手に入れました♪
石橋楽器さんオリジナルブランドで、新品でも1万円くらいという激安なギターでございます(^_^;)
ちなみに「センターPUが死んでる」というジャンク品として2900円で買いました^m^
ギター友達のピロさんが所有されているのは、これのVer.2ですね(^^)




石橋楽器さんによると・・・

マホガニー材ボディを採用し、プレイアビリティを極限まで高めた究極の入門用エレキギター登場!

BODY:Indonesian Wood(Jabon)
NECK:Maple
Fingerboard:Sonokeling(Rosewood)
PU:G&B H-S-H


だそうです。

説明文章ではマホガニー材ボディを採用と書いてあるのに、
スペックにはジャボンと書いてるのがナゾですw
ジャボンはトップ材のことかなぁ…? ちょっと僕の知識ではわかりません。
そのジャボンっていうのはインドネシアではカランパヤと呼ばれる木らしくて、
耐久性も低く木材としてはあまり評価されていないそうです(笑)
指板のソノケリンっていうのは、インディアンローズウッドの造林木のことだそうです。





せっかくなので、ちょっと今の時代の安ギターはどんなモンなのか見てみましょう★

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まずは全体像。

ボディはマホガニー製で、トップにキレイなトラ杢の入った化粧板が貼られています。
ネックはメイプル1ピースにローズウッド指板。



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裏面です。一見ブラックの塗りつぶしかに見えるのですが・・・。



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この写真でわかるように、かなり濃いダークブラウンのシースルーになっています。
ちょっと紫っぽくも見えますかね。
たしかピロさんのVer.2はブラックの塗りつぶしでした。
さすが安ギターだけあって、イナーシャブロックが極薄です(笑)




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写真からはまったく伝わらないでしょうけど、ボディのマホガニーは継ぎ目を見るに3ピースのようです。
もっと切り貼りされたボディかと思ってたので、いい意味で裏切られました(笑)




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ジョイント部分です。
まぁ、取り立てて記載することはありませんが、新品でも1万円で買えるギターだと考えたらこういう部分も本当に昔の安ギターとは全然違って丁寧になったなーと思わされます。





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ネックは柾目のメイプル1ピースです。
サテンフィニッシュというのでしょうか。サラサラして光沢の無い塗装です。




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指板です。ローズウッド製です。
指板Rはフラットに近いですね。フレットエッジの仕上げも特に問題なしです。
ジョイント部分も隙間なくピッタリです。

ピロさんのVer.2は、ボディバインディングがウッドなのに、これは樹脂製でした…。
ちょっとがっかり…




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ヘッドです。
ちょっとFenderのロゴデザインを意識したMの字体が微笑ましいです。
なんか、薄いクリーム色を塗ったような、なんとも言えない不思議なカラーです。




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そしてヘッド裏。
ここに、僕がこのギターを購入したポイントがあります★
そう、ペグがGrover社のペグなんですよ、コレ♪
何度も言いますけど新品定価で1万円程度のギターにGroverが標準装備ですよ。すごい時代になりました。昔なんか、国産のコピーギターにわざわざ高いお金でGroverペグを買って載せてたのに・・・。

って言っても、これは中国製とかのグローバーだと思いますけどね。

実はこのペグを部品取りするために、このギターを買ったんです(^_^;)
まぁでも、他のペグを手配できたので、このペグは不要になりました(笑)

MADE in INDONESIA と書かれています。
とあるサイトさんなんか見ると「中国製や韓国製よりもインドネシアの方が作りが丁寧」なんて書かれてましたが実際のところはどうなんでしょうね^m^




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ボディのアップです。
ホワイトパールのピックガードが高級感を醸し出します(?)。
PUセレクターは5way。ハーフトーンも出せちゃいます。




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ブリッジは2点止めのトレモロブリッジです。材質とかはよくわかりません。精度は普通に大丈夫です。
ちなみに、まだピックガードやピックアップに保護ビニールが貼られたままなのです。
めっちゃキレイで店頭展示品レベルのジャンク品です(笑)。




という感じですねー。
今度時間がある時に、ピックガードを開けて中の電装系やザグリなんかも見てみよう思います。




しかし、近年の安ギターはほんとしっかりしてますよ。
ネットではよく 「安ギターはおもちゃみたいなモンだからやめとけ」 みたいな意見を見ますけど、僕は全然練習用としてフツーに使えると思いましたね!
昔の安ギターと同じようなモンだと思ってたら度肝を抜かれます(ちょっと大袈裟か・・・)。
ピロさんがVer.2をスタジオ機材で鳴らしているところを何度も見ている僕としてはステージでも全然使えるんじゃないか!?とも思います(^^
まぁ、ステージに立つ予定は皆無ですけどね!!!



それはさておき・・・



このギターは弦高もしっかり下げれます。
弦高が下げれるっていうことは、ネック、フレット、ナット、ブリッジ、すべての精度がフツーに良いからであって楽器として当然のことと思う人もいるかもしれないですけど、一昔前の安ギターはこの辺が全然ダメだったので、スライドギター用にするしかないんじゃないかってくらい弦高が高いギターも普通にあったんですよww
僕としてはこれが新品でも1万円で買えるギターだというのが本当に驚きです。
見た目も安そうに見えないし(ヘッド以外(^_^;))。
僕が初めて自分のお金を出して買ったギター(当時の安ギター)とは大違いですw
それは新品で3万円弱くらいしたと記憶してますが、ボディはベニアの貼り合わせだし、レスポールタイプなのにボルトオンジョイントだし・・・とかなりイケてませんでしたからね。



ただ、こういう安いギターはあまり調整されずに展示販売されていると思うので、とりあえずギターを少しでもかじった事のある人にギター屋さんについてきてもらって、ネックが反ったり捻じれたりしていない個体をぱっと選別してもらい、あとは買って帰ってきたらギターに詳しいお友達に弦高調整とかオクターブチューニングとかやってもらえば普通に練習用として即戦力になってくれるでしょう!

安ギター万歳!
今度は内部の様子とか、音のことも触れてみたいと思います★









昨日のプンちゃんの血液検査の結果ですが、

腎臓の方も貧血の方も、落ち着いているという事でした\(^o^)/

こんな状況ですから安定しませんし体調も流動的ではありますが、

貧血の数値はむしろ改善されているということです♪

このまま少しでも長く元気でいてほしいです!









備忘録もかねて・・・



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プンちゃん、相変わらず食欲にムラはあるし選り好みもするものの、

用意した何種類ものフードのローテーションでご飯も食べて元気にしています。

慢性腎不全になって、いろんなフードやサプリメントを買うために僕は初めてAmazonを利用したんですが、

一度Amazonを利用すると買い物をした商品に関連する商品をメールでも教えてくれるんですね。

そこで知ったのが、共立製薬のリーナルケアという商品です。

経腸用栄養食/腎不全用という風に謳われていますね。

シリンジで飲ませたというレビューが多いので、流動食のような物なんでしょうか。

まったく食べなくなった子も、これを飲ませることで食欲が戻ったというレビューもあったので、

プンちゃんも食べなくなった時のために覚えておかなきゃ!



今日午前、ジナママがプンちゃんを病院に連れてってくれています。

たしか今日は血液検査もあるはず。

結果を聞くのが怖くもありますが、元気なだけに少し楽しみでもあります。

前より数値が良くなってることを願って・・・





しかし、最近一気に真冬になりました!!

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鉄棒の埋まり具合で、雪がどれだけ積もってるかわかりますね!

猫はこたつで丸くなる・・・っていうけど、我が家はこたつが無いので・・・

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暖かいヒーターと、熱を発するテレビに囲まれて寝るメイちゃん(^^)

生活の知恵ですね。

いつもソファーが定位置だったプンちゃんも最近は・・・

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メイちゃんと同じくヒーターにくっついて寝てます(^^)

下段にはタボちゃんも^m^






僕のProvision製レスポールモデル。

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実はかなりハウリングが酷いです。ギターが悪いってことはまったく無く、元凶はピックアップ。僕が自分でGIBSON PAFというピックアップの名器のレプリカ ピックアップを載せたのですが、これがポッティングされていないので、スタジオで大音量にしたり歪ませたりするとハウって酷いのです・・・。

ちなみにポッティングというのはロウ漬けのことです。

巻いたコイルの緩みや、ピックアップ本体とカバーの隙間で共鳴(マイクロフォニック)してハウるのですが、そこにロウを含浸させて共鳴を止めてやることでハウリングを抑える、という仕組みのようです。

一部ではポッティングによって多少音が変わってしまうと言われたりもしますが、ピーピー ハウって弾けないようじゃ話にならないので、ポッティング敢行です!

Provisionの宮久社長から、ポッティングのむずかしさ等もご教示いただいたのですが、「まぁ壊れたらピックアップ交換すりゃいい!なんでも経験だ!」 ということで敢行したのです^m^

宮久社長、その節はアドバイスありがとうございました!






今回使ったロウはこちら。

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ぶっちゃけ、ロウなんてどれも同じでしょ!?って思い、仏壇用のロウソクを使おうと思ったんですが、どうやら普通の一般的なロウは融点が高いらしく、下手すると高温でピックアップのプラ部分が変形するという話も聞いたので、融点の低いロウを選びました。(宮久社長のアドバイスです!!)

キャンドル細工に使われるというパラフィンワックスという物です。これは融点が低くて、50℃ちょいから解け始めるのだそうです。それに、セットで付いてきたマイクロワックスというロウを混ぜて使いましたよ。マイクロワックスは、パラフィンワックスに混ぜることで、ひび割れ等を防いでくれるそうです。どれくらい混ぜればいいかわからなかったので、カッターで切って適当に入れました。




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深いホットプレートにお湯を入れ、水温計で70〜80℃くらいに管理しながらロウを湯煎しました。



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ここまで完全にロウが溶けるまで、かなり時間がかかりましたよ〜(>_<)

この状態でロウの温度はだいたい65℃前後をいったりきたりという感じです。

そしてここに、ピックアップをドボン!!です。



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冷えたピックアップを入れると、ピックアップ付近のロウの温度が下がり、写真のように固まって白くなりますが少し経つとすぐに溶けてこんな感じになります。↓

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写真ではうまく撮れませんでしたが、ピックアップのあらゆる隙間や穴からポコポコと気泡が出てきます。基本的にその気泡が出なくなれば ロウが浸透したという事なので、泡が出なくなるまで放置します。



そしてこの容器、実はフタにポンプを付けてスポスポすると真空状態にできるという容器なので、さっそくポンプをスポスポして空気を抜いてみます!!

プロの現場でも、真空状態にして よりロウを浸透させているらしいのです。というわけでスポスポスポスポスポスポ・・・すると、



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ギョ!ふと見たら真空にしすぎて容器がべっこし陥没してました(+o+)

湯煎で容器が柔らかくなってしまってたんでしょうね・・・。次やる時には金属製の容器を選びます・・・。

というわけで真空にする作業もほどほどに、泡が出なくなったのでピックアップを引き上げました。



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ロウがまだ固まらないうちに、表面に付いた余分なロウを拭き取ります。ちなみに、すぐガチっと固まってしまうロウはすなわち瞬時に縮まるという事なので、断線しかねないそうです。このパラフィンワックスは固まるのに時間がかかるタイプだそうです。



で、僕は心配性のA型なので 「本当に内部までしっかりロウが浸透したんだろうか・・・」 と気になったので一応あと1回だけロウに浸しました。でも、完全手巻きピックアップで有名なK&Tでは、シングルコイルピックアップのポッティング時に浸しては乾かして・・・という作業を2週間も続けるそうです・・・(+o+)

てか、そこまでする必要あるの・・・??




そして冷えてからギターに装着し直したのがこちら!

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まぁ、見た目は作業前となんにも変わってませんけどね(笑)。

でも、部屋で可能な限りアンプを大音量にし、オーバードライブにブースター2段掛けというハイゲインにしても今まではピーピー言ってたのに まったくハウリングしませんでした!! 大成功です!!\(^o^)/ やったー!!




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今まではハウってまともに弾けないという理由だけであまりスタジオに持っていかなかったレスポールですが、これからはどんどんスタジオに持って行って弾きまくりたいと思います♪





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